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「これで見られずに済む」隣の視線が気になり目隠しフェンスを設置した私。翌朝、聞かされた一言に血の気が引いた

  • 2026.11.7
「これで見られずに済む」隣の視線が気になり目隠しフェンスを設置した私。翌朝、聞かされた一言に血の気が引いた

庭に出るたびに顔を合わせる隣人

数年前、私は戸建ての家に引っ越しました。

周囲には年配の方が暮らす家が多く、隣のおばあさんも、ほとんど家にいるようでした。

最初は、気さくな人だと思っていたのです。

庭に洗濯物を干しに出ると、隣の庭にもおばあさんがいます。

仕事へ行く朝も、門を出ると決まって庭先に姿がありました。

「あら、おはよう。今日もお仕事?」

「おはようございます。はい、行ってきます」

そんな挨拶を交わすのが日常になっていました。

ただ、あまりにも顔を合わせるので、次第に気になり始めました。

庭に出ると、つい隣の家を確認してしまいます。

家の中にいるときも、なんとなく視線を感じることがありました。

もちろん、本当に見られているのかは分かりません。

それでも、休日に庭で過ごすことさえ落ち着かなくなっていたのです。

「私が気にしすぎなのかな…」

しばらく悩んだ末、私は隣の家に面した側にだけ、黒い目隠しフェンスを取り付けることにしました。

これで少しは、気兼ねなく庭で過ごせると思ったのです。

フェンスを付けても、見えていた?

工事が終わった朝、私は庭で新しいフェンスを眺めていました。

すると、隣から声が聞こえてきました。

「新しいフェンス、立派ねえ」

声のする方を見ると、フェンスの切れ目の向こうに、おばあさんの笑顔がありました。

「あ、ありがとうございます」

「黒いのも、すっきりしてていいわね」

「そうですね。私も気に入っています」

少し気まずく感じましたが、おばあさんは特に気にする様子もなく、いつもどおりでした。

それからは、庭でおばあさんを見かける回数が減りました。私はようやく落ち着いて過ごせるようになり、ほっとしていました。

週末には友人を呼び、庭でバーベキューをしました。

「フェンス、付けたんだね」

「うん。前より落ち着くようになったよ」

久しぶりに周囲をあまり気にせず、楽しい時間を過ごせました。途中、お肉を少し焦がしてしまったこともありましたが、それも笑い話になりました。

ところが、その翌朝のことです。

ゴミ袋を持って家の前に出ると、おばあさんが近づいてきました。

「昨日、バーベキューしてたのね」

「あ、はい。友人が来ていたので」

「楽しそうだったわね。お肉、ちょっと焦げちゃったでしょう」

「えっ…」

思わず言葉に詰まりました。

バーベキューをしていたことなら、声やにおいで分かったのかもしれません。でも、お肉が焦げたことまで、どうして知っているのでしょうか。

私が黙っていると、おばあさんは続けました。

「お友だちが帰るところも見かけたわよ」

「そう、だったんですね……」

「ええ。またね」

おばあさんは笑顔でそう言うと、自分の家へ戻っていきました。

私はゴミ袋を持ったまま、しばらくその場に立っていました。

おばあさんに悪気はなかったのかもしれません。単に、近所の出来事が目に入っただけという可能性もあります。

それでも、目隠しを付けた庭での出来事を、あそこまで知られていたことが気になって仕方ありませんでした。

今も、おばあさんとは道で会えば会釈をする程度です。

ただ、庭に出ると、ついフェンスの切れ目に目が向いてしまいます。

あの日、おばあさんがどこから見ていたのかは、今も分からないままです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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