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思っていた“猫”と全然違う! 「ごめん寝」も「香箱座り」もゼロ… 仰向けで爆睡する黒猫の無防備すぎる姿【書評】

  • 2026.11.6

【漫画】本編を読む

猫と暮らすなら、丸くなって眠る背を撫でたいし、猫じゃらしで一緒に遊びたい。だが、実際に暮らしてみると、猫は思い描いていたのとはまるで違う一面を見せてくれることもあるらしい。

『黒猫ろんと暮らしたら』(KADOKAWA)は、黒猫のろんとの日々を綴ったAKRさんのコミックエッセイ。猫を飼うのが初めてだったAKRさんは、ろんと暮らし始めて、それまで抱いていた猫のイメージとの違いに驚かされたようだ。

たとえば、寝姿。AKRさんが「猫といえば」と想像していたのは、前足で顔を覆う「ごめん寝」や、前足を体の下にしまう「香箱座り」だった。ところが、ろんは、おなかを丸出しにして仰向けになり、足まで投げ出して、でーんと寝る。おなかをつんつんされても起きないほど無防備で、あまりにも愛らしいが、想像とは違うにもほどがある。

違うのは寝姿だけではない。「猫といえば猫じゃらし!」と期待して振ってみても、ろんはまさかの無反応。また、「猫は静かにしなやかに動くもの」かと思いきや、家の中でのろんはドタバタとダイナミックに動き回るし、さらに、猫なら軽々跳べそうなわずか1メートルの高さでも、ろんは着地に失敗して捻挫してしまう。

「猫とはこういうもの」という思い込みを次々と覆していくろん。その予想外の行動は、そのどれもがとてつもなく可愛い。何をしでかすかわからないからこそ、一つひとつの仕草から目が離せなくなる。きっとあなたも、気づけば、ろんの虜になってしまうことだろう。

文=アサトーミナミ

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