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男子校の“姫ポジ”は先生からも特別扱い!? 姫ポジで過ごした主人公が振り返る高校生活【書評】

  • 2026.11.5

【漫画】本編を読む

あなたは“姫ポジ”という言葉を聞いたことがあるだろうか? 例えば男性アイドルグループの中で、中性的な魅力のあるメンバーに対してこの言葉が用いられているのをSNSなどで目にしたことがあるかもしれない。男性だけの集団の中で“姫ポジ”と称される、クラスの愛されキャラクター。『男子校の生態』(コンテくん/KADOKAWA)によると、男子校特有の、愛嬌のある生徒がかわいがられる独自の空気感があるようで……。

著者であるコンテくんは中学高校と6年間男子校。当時の日常を振り返ったエッセイ漫画が『男子校の生態』だ。コンテくん自身も身長が低め、中性的、童顔だったことから姫ポジだったとのこと。定位置はクラスメイトの膝の上、重いものは持ってもらえるし、授業中うたた寝していても、「あと少しだから頑張ろうな……!」と先生ですら姫扱い。そんな姫ポジライフを、「頂いたからには楽しんでおこう」とポジティブに満喫している様子が描かれる。

冒頭には「女子校には『王子ポジ』というものがあるらしい」と、“高身長・ショートヘア・イケメン”な女子生徒が黄色い歓声を浴びているシーンが。私自身女子校出身だが、確かにかっこいい先輩に憧れる文化はあったように思う。「小柄で童顔、中性的な魅力のある男子」のほかにも、女性教師が含まれていることが意外だった。女子校の王子ポジには、私の出身校の場合になるが、男性教師は含まれていなかった。代わりに人気だったのは、お姉さんくらいの年の差の女性体育教師。スポーツができることはもちろん、水泳の授業中に現れた盗撮犯を走って捕まえてくれたことがあり、盗撮犯を捕まえた頼もしい姿に、生徒たちから黄色い歓声が上がった。

男子校も女子校も独自の文化があって実に面白いが、果たして男子校の“姫ポジ”ライフはいつまで続くのか……? ラストには姫ポジゆえの残酷な結末も……!? ぜひ実際に読んで確かめてみてほしい。

文=原智香

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