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CNN記者が高級コーヒーを飲み比べ!選んだのは5ドルの一杯

  • 2026.11.6

米サンフランシスコのカフェで提供されている1杯105ドル(約1万6,600円)のコーヒーを、米CNNの記者が5ドルのドリップコーヒーと目隠しで飲み比べた。軍配が上がったのは、なんと安いほう。しかも、この高級コーヒーに使用されている豆は、東京・神保町のロースターが焙煎したものだった。(フロントロウ編集部)

豆は品評会で優勝したブラジル産

話題の一杯を提供しているのは、サンフランシスコのダウンタウンにある、日本の要素を取り入れたカフェ「The Wild Fox(ワイルド・フォックス)」。2025年末にオープンした店で、通常のドリップコーヒーは4.75ドル、ハンドドリップコーヒーは9ドルから楽しめる。

Dollar banknotes and US coins on wooden tray, on coffee shop table with a white cup of tea on background. Dim light room, modern and minimal style. Concepts for customer service, checking, money tips.
写真:Getty Images

105ドルのコーヒーに使用されている豆は、ブラジル南東部ミナスジェライス州で2024年に収穫されたもの。酸素を遮断したタンクで72時間発酵させる「嫌気性発酵」という製法で加工され、果実のリキュールのような甘みが生まれるという。国際的なコーヒーの品評会「カップ・オブ・エクセレンス」では93.14点を獲得し、2024年のブラジル大会で1位に輝いた。

この豆を競り落とし、焙煎したのが、東京・神保町の「GLITCH COFFEE & ROASTERS(グリッチ コーヒー&ロースターズ)」。2015年に開業したシングルオリジンコーヒーの専門店で、米紙San Francisco Chronicleも「名高く、影響力のある焙煎所」と紹介している。The Wild Foxでは、日本でもおなじみのHARIOの浸漬式ドリッパー「スイッチ」を使って抽出している。

記者の感想は「5ドルのほうがバランスがいい」

CNNの動画では、記者のデヴィッド・アランが共同創業者のリッチ・リーに話を聞いたうえで、価格を知らされないまま2杯を試飲。5ドルのコーヒーについて「フルーティーさがある」「ずっとバランスがいい」と評価し、105ドルの一杯には価格ほどの違いを感じなかったようだ。

写真:Getty Images

とはいえ、高額な価格設定には理由がある。オークションの記録によると、グリッチはこの豆約90キロを2万653.44ドル(約327万円)で落札した。「品評会で競うために育てられたコーヒーで、量産品とは違うんです」と語るリーは、原価で販売しても1杯80ドルを軽く超えると見積もっている。

それでも、この高級コーヒーを注文する客はいる。2026年3月にSan Francisco Chronicleが取材した時点で、開店以来、105ドルのコーヒーは7杯売れていた。

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