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「新しく来た人が1年間、当番をやる決まりだから」掃除を押しつけてきた隣人。だが、町内会長が見せた当番表に沈黙

  • 2026.11.6
「新しく来た人が1年間、当番をやる決まりだから」掃除を押しつけてきた隣人。だが、町内会長が見せた当番表に沈黙

引っ越して間もない朝、隣人に言われたこと

2年ほど前、僕は家を買い、家族で今の住宅街に引っ越してきました。

まだ荷ほどきも終わっていなかったころ、収集日の朝にゴミを出しに行くと、隣の家に住む白髪まじりの男性から声をかけられました。

「ちょっと。ゴミは前の日の夜に出してくれないと」

「えっ、そうなんですか?町内会の案内には、収集日の朝に出すって書いてあったんですけど……」

すると男性は、面倒くさそうな顔をしました。

「ああ、あれね。でも、ここにはここのやり方があるんだよ。朝は前から住んでる家が出すから」

そんな決まりがあるのかと戸惑っていると、男性は集積所の横に置かれたほうきを指さしました。

「それと、掃除もお願いね。新しく来た人が1年間、当番をやる決まりだから」

「1年間ですか?」

「そう。ネットの片づけもあるから、よろしく」

説明を聞いても、どうにも納得できませんでした。

ただ、引っ越してきたばかりで隣の家ともめるのは避けたいところです。

僕はそれ以上聞き返せず、その場では「わかりました」と答えてしまいました。

町内会長が見せた当番表

それから僕は、男性に言われたとおり、前の晩にゴミを出すようになりました。

ところが、夜の間にカラスが袋を破り、朝になると生ゴミが道に散らばっていることがありました。

その片づけも、週ごとの集積所の掃除も、ずっと僕がやっていました。

ある朝、散らばったゴミを拾っていると、隣の男性がやって来ました。

「また散らかってるじゃないか。ちゃんと出してよ」

「でも、前の晩に出すように言われたので…」

「出し方が悪いんじゃないの?とにかく片づけておいて」

そう言われ、さすがに我慢できなくなりました。

そもそも、本当にそんな決まりがあるのでしょうか。

僕は町内会長に、ゴミ出しの時間と掃除当番について相談することにしました。

次の週の朝、町内会長が当番表を持って集積所へ来てくれました。ちょうど近所の人たちもゴミを出しに来ていました。

そこへ隣の男性が現れ、いつものように僕に声をかけました。

「今週も、ちゃんと掃除しておいてよ」

すると町内会長が、男性のほうを向きました。

「ちょっといいですか。掃除当番のことなんですが」

「ああ、はい」

「新しく来た人が1年間やるという決まりはないですよ。当番は順番に回していますから」

男性は驚いた様子で町内会長を見ました。

町内会長は続けました。

「それと、ゴミは収集日の朝に出してください。前の晩に出すと、カラスに荒らされますからね」

そして当番表を広げ、男性に見せました。

「ちなみに、今週の当番はあなたのお宅ですよ」

男性は当番表をじっと見つめ、何も言いません。

すると、その場にいた向かいの家の奥さんが口を開きました。

「そういえば、うちも越してきたときに同じことを言われたわ」

男性は気まずそうに目をそらし、それ以上何も言い返しませんでした。

その週、集積所の掃除をしていたのは隣の男性でした。

それ以来、男性とはほとんど口をきいていません。顔を合わせても、すぐに家へ戻ってしまいます。

一方、ほかの近所の人たちとは、今も普通に挨拶を交わせています。

最初から町内会長に確認していれば、あんなに悩まずに済んだのかもしれません。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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