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「旦那さんの連絡先、教えてもらえます?」お下がりをくれた3軒隣の奥さん。なぜか夫の連絡先を聞こうとしたとき、夫が取った対応

  • 2026.11.6

親切なご近所さんだったはずが

今の家に引っ越してきたのは、私が妊娠していたころのことです。

同じ時期に、3軒隣にも家族が引っ越してきました。

ある日の昼間、そこの奥さんが、1歳になったばかりだという下のお子さんを抱いて、あいさつに来てくれました。

私のお腹を見ると、奥さんはにこやかに言いました。

「赤ちゃんの服、うちにたくさんあるの。よかったら使ってね」

「えっ、いいんですか?」

「どうせ使ってないものだから、遠慮しないで」

翌日には、ベビー用品やお下がりの服が入った紙袋を持ってきてくれました。

ありがたい反面、まだ知り合ったばかりだったので、少し戸惑ったのも事実です。

それからも奥さんは、何度かお下がりを届けに来てくれました。

ただ、気になることがありました。会うたびに、夫のことを聞かれるのです。

「ご主人って、何時ごろ帰ってくるの?」

「日によって違うんですよ」

「そうなの。ご主人にも直接お話しできたらいいんだけど」

「何かありました?」

「ううん、お下がりのこととかね。奥さんに言っても伝わらなそうだし」

笑いながら言われましたが、私は少し引っかかりました。

服のことなら私に聞いてくれればいいのに、どうして夫と話したがるのでしょう。

とはいえ、親切にしてもらっている手前、あまり気にしないようにしていました。

夫が連絡先を聞かれた夕方

ある日の夕方、洗濯物を取り込もうと窓を開けると、仕事帰りの夫が道を歩いてくるのが見えました。

夫が3軒隣の家の前を通りかかったとき、門のそばにいた奥さんが声をかけました。

窓を開けていたので、話し声が聞こえてきます。

「旦那さん、ちょっといいですか?」

夫が立ち止まると、奥さんは携帯電話を取り出しました。

「旦那さんの連絡先、教えてもらえます?」

その言葉を聞いて、私は思わず手を止めました。

夫がこちらの窓に目を向けると、奥さんもつられるように振り返りました。

私が見ていることに気づいたのでしょうか。奥さんは携帯電話を下ろし、夫との話を終えたようでした。

通りの向こうでは、犬を散歩させていた近所の人も足を止め、そちらを見ていました。

その夜、夫に何を話していたのか尋ねました。

すると、奥さんから連絡先を聞かれたあと、こんなやり取りがあったと教えてくれました。

「お下がりのことで、また相談したくて。奥さんだと話が進まないでしょう?」

それに対して、夫はこう答えたそうです。

「いや、服のことなら妻に聞いてください。連絡も妻を通してもらえれば大丈夫です」

奥さんは「え、でも…」と言いかけたそうですが、夫はさらに続けました。

「妻なら今、家にいますから。何かあれば妻に直接お願いします」

奥さんは「あ、そうですか…」と答え、それ以上は連絡先を聞いてこなかったそうです。

夫の話を聞いて、私はほっとしました。

ただ、これ以上お下がりを受け取り続けるのも気が重くなり、借りていた服を丁寧に洗って、お礼の手紙を添えて返しに行くことにしました。

「今までありがとうございました。これからは自分たちでそろえようと思います」

そう伝えると、奥さんは少し気まずそうに「そうなのね」と言って、紙袋を受け取りました。

それ以来、夫が帰宅途中に呼び止められることはなくなりました。

親切にしてもらえたことには感謝しています。ただ、ご近所付き合いでも、お互いに無理のない距離感は大切なのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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