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タイ・バンコクで「EChOes of Waste」展を開催。日本とタイのアーティスト8名が、廃棄物をアートに

  • 2026.11.4

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会場の様子[/caption]

山口県周南市のACTA PLUSが、同グループの中特ホールディングスとともに、10月1日(木)~15日(木)、タイ・バンコクのサイアム高島屋で日・タイ国際文化交流企画「EChOes of Waste(廃棄物のこだま)」を開催した。来年迎える日・タイ修好140周年に向けた企画で、在タイ日本国大使館、バンコク都(BMA)をはじめ、両国の公的機関の支援で実現した。

見放され見捨てられた素材で表現

日・タイ国際文化交流企画「EChOes of Waste(廃棄物のこだま)」は、2027年に迎える日・タイ修好140周年を記念し始動した。

日本の「もったいない」の概念と、タイの「足るを知る経済」。異なる文化で育まれた、ものや資源を大切にする考え方を背景に、日本とタイのアーティスト8名が、それぞれの国で見放され見捨てられた素材で表現。同展は、これを通じて、両国の文化や価値観を交わし、持続可能な未来を共に考える場として企画された。

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アーティストトークの様子[/caption]

「EChOes of Waste(廃棄物のこだま)」では、鑑賞体験、アーティストによるトークセッションを実施。

またバンコク都民を対象に、梱包材を使ったブックカバー制作ワークショップを行った。

その他、アーティストによるアート作品やプロダクトのポップアップストアも実施。百貨店の来館者だけでなく、両国の公的機関や民間企業の人々も集った。

日本人アーティスト3名がバンコクでの滞在制作

日本からは3名のアーティストがバンコクでの滞在制作に参加。現地住民との交流や現地での素材調達を行い、作品19点を生み出した。

しばたみなみ氏の制作風景と作品。

苫米地正樹氏の制作風景と作品。

Yoko Ichikawa氏の制作風景と作品。

初日には、オープニングセレモニーを開催

初日の10月1日(木)には、オープニングセレモニーを開催。

タイ王国駐箚日本国特命全権大使の大鷹大使、Chadchartバンコク都知事の代理として出席したLertluck Leelaruangsangバンコク都副事務次官ら両国の来賓が出席した。

現地のSt Andrews International School Bangkokの児童も参加し、授業で制作した廃材アートも展示。子どもたちの創造性を社会に紹介する場にもなった。

参加アーティストと作品を紹介

日本からは4名が参加した。ミルクぱく子氏の「めぐりを編む花園」は、使用済みの牛乳パックで花や葉、水を表現した作品。下へと伸びる帯状の表現は、バンコクのチャオプラヤー川の流れを重ねた。

Yoko Ichikawa氏の「風土譜」は、日本の着物に用いられるシルクとチェンマイのコットン生地で、樹々と人の暮らしや歴史との関わりを表した。

しばたみなみ氏の「境界線に鎮座する玉座」は、都市開発で解体された家々の瓦礫から椅子を制作。開発がもたらす豊かさや、人が満たされることの意味を問う。

苫米地正樹氏の「Revamic」シリーズは、タイの窯業廃棄物を用いて「Revamic(リバミック)」を制作。「Revamic」は「revive(甦る)」と「ceramic(陶磁器)」を組み合わせた作家独自の造語だ。

タイからも4名が参加した。PRATCHAYA CHARERNSOOK氏の「存在の証拠 2」は、砂浜で採集したマイクロプラスチックを作家の足跡の形に配置した作品。

PRACH PIMARNMAN氏の「Invisible Shore」は、漁業廃材に、赤レンガや白土、砂、炭を重ね、変わりゆく海辺の風景を表現した。

SNACKBAGBOY氏の「”生きがい"ランド」は、「生きがい」をテーマに、見過ごされてきた廃材の形や表情を生かし、素材の新たな価値を探る作品。

TEETUCH HONGKONGKLA氏の「Overgrown III」「Blackble」「Frosty II」は、廃棄プラスチック袋を熱で圧着・溶融し、幾層にも重ねて制作した3点組の作品だ。

廃棄素材からアートを生み出す

ACTA PLUSは、「持続可能性の正論を憧れに。」をスローガンに掲げる国内外約600名のアーティストネットワークだ。企業活動で生まれた廃棄素材からアートを生み出し、持続可能社会に新たなナラティブを生み出している。

廃棄物処理業をルーツに持つ、廃棄素材とクリエイティブの専門性を併せ持つチームによって、既存では限りのあったサステナブル施策にクリエーションという選択肢を生み出す。そして、企業のサステナブル活動に新たな可能性を切り開いている。

ACTA PLUSの取り組みについて、今後も注目してみては。

ACTA PLUS 公式HP:https://acta-plus.com ACTA PLUS 公式Instagram:https://www.instagram.com/acta.plus

(熊田明日良)

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