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104歳の題字と夜空を彩る花火。特養「栗林荘」で納涼祭が開催、世代を越えた約350人が笑顔でつながった一日

  • 2026.11.4

丹緑会が運営する特別養護老人ホーム栗林荘は、9月26日(土)、入居者や家族、地域の人々を招いた2026年度納涼祭を開催した。

推計約350人前後が来場し、宇都宮大学生の協力のもと、よさこいパフォーマンス、盆踊り、こだわりの屋台・お化け屋敷、施設を巡るスタンプラリー、地元の花火師による打上げ花火などを楽んだ。

地域住民と入居者が交流する納涼祭

栗林荘は、約50年にわたり地域の方々と歩んできた特別養護老人ホーム。カフェやパン屋、バスケットコート、スケートパークなどを併設し、世代や立場を越えて誰もが集い、つながり合える“ひらかれた居場所”づくりを続けている。

今回の納涼祭では、普段は入居者が暮らす施設の中を来場者が巡った。

当日は15:00の開会とともにスタンプラリーとお化け屋敷がスタートした。15:30には高知系よさこいチーム・珹花翡翠氏によるパフォーマンスが場を彩った。盆踊りのパートでは、日頃よりボランティアとして栗林荘に来ている人たちやOBOGにより、やぐらの周りが賑わった。

17:30からの豪華抽選会では、1等の遊園地ペアチケットをはじめ全5等の景品を用意し大盛況となった。18:00には、地元の花火師による打上げ花火でフィナーレを迎えた。

今年度のポスター・チラシ・パンフレットに「納涼祭」「9.26」の文字を書いたのは、栗林荘に入所している山﨑コトさん(104歳)。山﨑さんは、完成したパンフレットを持ち、笑顔を見せてくれた。

有志スタッフ・宇都宮大学生・地域の中学生により、本年度納涼祭から始動したお化け屋敷は、昨年改装し終わったカフェスペースを全面使用。音や温度を含めた演出、ストーリーにもこだわったお化け屋敷は、終始盛況を博した。来年度の納涼祭についても、パワーアップを図る予定だ。

宇都宮大学生が納涼祭の企画運営に参画

栗林荘は宇都宮大学地域デザイン科学部「地域プロジェクト演習」に地域パートナーとして参画し、2024年から大学生とともに「地域に開く介護施設の在り方」を模索し続けている。

昨年度の学生が設計・制作を務めた移動型だがしやのブースも多くの親子で賑わったほか、これからの栗林荘についての声を募る「未来の栗林荘の木」ブース、本格炭火焼き鳥ブース、抽選会の司会、お化け屋敷の演出・出演など企画面でも活躍した。

篠崎一弘統括施設長らが感謝の思いを語る

納涼祭を終えての、篠崎一弘統括施設長は次のように感謝を述べた。

「栗林荘の自由で開かれた日常は、日々関わってくださる地域の皆さまあってこそです。 利用者・ご家族・地域の方に心から楽しんでいただこうと、職員も本気で楽しみ、お化け屋敷や鮎のつかみ取り、広島焼等に挑みました。 泊まり込みで準備した宇都宮大学・大学院の学生、職員の子どもや友人、ボランティアの皆さんも職員に負けない熱量で支えてくれました。この場所と祭りをつくってくださったすべての方に、心より感謝しています」

また、納涼祭実行委員長・生活相談員の山中庸子さんも、次のように開催の手応えと今後の意気込みを語っている。

「小雨がパラつく中での開催となりましたが、多くのご家族様や地域の方々にお越しいただき、利用者様と共に賑やかに開催できたことを嬉しく思います。開設当初から続いてきた納涼祭(昔は盆踊り大会)が、令和になりまた改めて栗林荘の恒例イベントとなるよう、盛り上げていきたいと思います。ご協力いただきました全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました」

大学生や地域住民、ボランティアが一体となって創り上げられた今回の納涼祭。地域と共に歩み続ける栗林荘の今後の展開にも、期待が寄せられる。

丹緑会公式サイト:https://note.com/ritsurinso

(suzuki)

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