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人気コーチ陣が″すぐ実践できる”苦手克服法を解説!カンタンに寄せられるようになる方法って?

  • 2026.11.4

練習もラウンドも“なんとなく打つ”では、うまくならない、成功しない!とくに苦手なショットは「あれをやってみよう、試してみよう」とテーマをもって挑むのが克服の近道!

その“テーマ”と“閃き”を与えるワンポイントレッスンをお届け。次の練習やラウンドで早速、実践してみよう!

【ドライバー】飛距離アップ

ボールを遠くへ飛ばすには、効率よくクラブヘッドのスピードを上げることが大切。その感覚をつかむのに有効なのが、グリップエンドを支点とした振り子運動。この振り子のリズムをスイングに活かすとドライバーの飛距離は大きく伸びる!

〝振り子運動のリズム〞をつかめば30ヤードアップも可能!

人気コーチ陣が″すぐ実践できる”苦手克服法を解説!カンタンに寄せられるようになる方法って?
右手の親指と人差し指で、ドライバーのグリップエンドをつまむ。グリップエンドを支点にしてヘッドを左右に動かす。このときのヘッドが動くリズムを覚えよう

ヘッドスピードを上げれば、ドライバーの飛距離は伸びます。そのためには、手首をやわらかく使ってヘッドを走らせる動きを覚えましょう。その第一歩として体感してほしいのが“ヘッドの振り子運動”です。

まず、グリップエンドを右手の親指と人差し指でつまみ、左右に動かしましょう。グリップエンドを支点にして、ヘッドが左右に大きく動く、振り子運動を行なえばOK。このときのリズムを頭にインプットしてください。

クラブをライ角どおりに振る

クラブを両手で握ったときも、グリップエンドをつまんでヘッドを左右に動かす振り子運動でつかんだリズムを崩さない。指でつまんでクラブを揺らすときはタテ振りだったが、今度はライ角に合わせてクラブを斜めに振る。

大きく振る必要はなく、両手が腰の高さにくる振り幅でOK。手首をやわらかく使うことでヘッドが走り、なおかつ自然にフェースローテーションが行なわれる。この運動により、本来クラブがもつ性能が最大に引き出され、ヘッドスピードが上がる。

これまでフェースローテーションを正しくできていなかった人なら、30ヤードアップも夢ではない

手首を固めるとヘッドが走らない

グリップエンドをつまんだ振り子運動から、両手に持ち替えての素振りを行なう際、もっとも避けたいのは手首を固めること。グリップエンドとヘッドが一緒に動いてしまうので、手元に対するヘッドの運動量が上がらない。

ヘッドが走らず飛距離も伸びない、さらにはクラブの正しい動きであるフェースローテーションも行なわれないので、手首のリキみは禁物だ

【アイアン】「左足上がり」のライ

比較的打ちやすいと思っている左足上がりのライ。しかし、タテの距離感をきちんと考えているだろうか?傾斜の度合いによってはグリーンを大きくショートすることもあるので気をつけよう。

池やバンカーを確認!2番手以上〝飛ばない〞こともある

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傾斜に対して体の軸が垂直になるように立つ(写真左端)右側が低いので右足体重はマスト(写真左二枚目)バランスを崩さないように振り幅は両肩くらいの高さに抑える(写真右端)

左足上がりのライは、傾斜に対して体の軸が垂直になるように構えます。もちろん、傾斜がきついと右サイドに倒れてしまうので、そうならないように体重配分を工夫する。

どちらにしても、右足に体重が多く乗ったアドレスになります。スイング中は体重移動を行なわないので、ボールの位置はスタンスの真ん中。バランスを崩さないように、右肩から左肩までの振り幅に抑えましょう。

7番アイアンでもピッチング並みに飛ぶことも

傾斜の度合いにもよるが、左足上がりのライは予想以上にロフトが大きくなることも。しかも、フルショットを行なわないため、飛距離は大きく減少しがち。

たとえ7番アイアンを持っても9番アイアン、傾斜次第ではPWの距離しか出ないときもあるので気をつけよう。とくに、グリーン手前に池やバンカーがあるときは要注意だ

短い距離ほど引っかけに注意!

左足上がりのライは、体の回転が止まりやすい。体が止まるとフェースが返りがちで、引っかけが出やすくなる。

この傾向はターゲットまでの距離が短くなり、ショートアイアンを持ったときほど顕著に。ショートアイアンでグリーンを狙うときは、体のラインのすべてを目標の右に向けて打とう

【アイアン】「左足下がり」のライ

左足下がりのライは、ボールが右に飛びやすいから目標の左を向いたら、逆球が出ることがあるのは、クラブの長さのせい!長いクラブはスライスでも、7番アイアン以下のクラブでは引っかけが出る確率のほうが高いのだ。

スライスとはかぎらない!番手の長さによる出がちなミスに注意!

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左足下がりでは左足に体重を多く乗せて、傾斜に逆らわずに立つ。ボール位置はスタンス幅の中央

左足下がりのライから打つときも、傾斜なりに立つことは鉄則。体重配分は、傾斜に沿った左足体重で構えましょう。ただし、バランスを崩すほど左足に体重を乗せては意味がありません。

あくまでもバランスを崩さない範囲での左足体重です。ボールの位置は平地と同じ、スタンス幅の中央にセットします。

スイング軌道はアウトサイド・イン

左足下がりのライは、クラブをインサイドに引くとヘッドが地面に当たってしまうので、アウトサイドに振り上げる。その結果、スイング軌道はアウトサイド・イン、いわゆるカット軌道になるため一般的にはスライスが出るといわれている。

たしかに、ウッドなどの長いクラブではボールがつかまらず、スライスが出るが、アイアンの場合、それは7番アイアンまで。それより短いクラブはボールがつかまりやすく、左側に飛んでしまう。7番アイアン以下のクラブを持つときは、目標の少し左を向いて構えるのが安全だ

振り幅は右肩から左肩

スイングの大きさは傾斜の度合によって変える。緩い傾斜ならフルスイングに近い大きさで振れるが、傾斜が急だとバランスを崩すので、右肩から左肩までの振り幅に抑える。

ここで気をつけたいのはクラブ選択。左足下がりはインパクトロフトが立つので飛びすぎる恐れがある。そのため番手は下げるが、急傾斜はスイングがコンパクトになるので、そのぶんも考慮して慎重に番手を選択しよう

ボールを上げる動きはNG

左足下がりのライから打つ際、ボールを上げる意識はいっさい捨てよう。ダウンスイングで右足に体重が残るとすくい打つ形になってしまい、ダフリ、トップの原因となる(×)。最初から低い球を打つつもりで、左足下がりの傾斜に沿ってヘッドを低く出していこう(○)

【アプローチ】ミスヒット防止

アプローチでボールの手前をザックリしたり、トップしてグリーンをオーバーする人は、ボールの位置をチェックしてみよう。間違った位置にボールを置くのはミスのもと。逆にいえば、正しい位置にボールを置くだけで、アプローチの成功率は一気に上がる。

アプローチは〝ボール位置次第〞で一気にうまくなる!

人気コーチ陣が″すぐ実践できる”苦手克服法を解説!カンタンに寄せられるようになる方法って?
ボールの位置はヘッドをうまく当てやすい、右足ツマ先の前を基本にする

アプローチは「バンスを利用してソールを滑らせよう」とよくいわれますが、それは上級者に当てはまる話であり、100前後のスコアの人ならボールを直接ヒットする打ち方をマスターしたほうがいいでしょう。

ボールの位置は右足ツマ先の前で、使用クラブはウエッジです。ロフトが立った状態で構えているので、ヘッドをコツンと当てるだけでボールは転がっていきます。距離感は自分なりに振り幅で調整しましょう。

両手は体の中央ハンドファーストで構える

ボールを右足ツマ先の前に置くと、ウエッジでもロフトが立つので低く転がっていく。両手の位置は体の中央に。自然とハンドファーストの構えになる

ボールを高く上げるときは真ん中より1 個ぶん左に

バンカーやラフなどがグリーン手前にあり、ボールを転がして寄せられない状況では、スタンス中央より1個ぶん左にセット。ロフトが寝るので障害物を越えるために必要なボールの高さが出せる

転がすときはロフトの小さいクラブでボールは真ん中にセット

8番や9番アイアンなどウエッジよりもロフトが立ったクラブで転がす場合、右足ツマ先の前にボールを置くとロフトがもっと立って飛びすぎてしまうので、ボール位置はスタンスの真ん中付近にしよう

【アプローチ】距離感をよくする

ボールをうまくヒットできているのに、狙いどおりにピンに寄らない。それは、クラブを振るテンポが一定ではないのが原因。テンポが異なると、同じ振り幅でも飛距離が異なることを理解しよう。

最初にテンポ!それから振り幅を変えていく

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ボールが飛ぶ距離はヘッドスピード次第。基本はどんな振り幅でも、バックスイングからフィニッシュまでのヘッドスピードを一定にする

同じ振り幅でもクラブを振るスピードを上げればボールは遠くまで飛んでいき、ゆっくり振ればそれほど距離は出ません。ボールが飛ぶ距離は、ヘッドスピードによってコントロールされると考えましょう。

まずは、腰から腰までの高さの振り幅で、つねに同じヘッドスピードでクラブを振ることを身につけてください。

メトロノームでテンポを一定に

ヘッドスピードを安定させるには、クラブを振るテンポを一定にする。最近はスマートフォンの無料アプリにメトロノームが入っているので、それを利用しよう。

設定するテンポは85くらいで、まずは「トン、トン、トン」と体でリズムを刻み、それに合わせてクラブを振る。最初のトンがアドレス、次のトンでクラブを上げて、最後のトンで振り抜くイメージで振ろう

大きくゆっくり、小さく速くはNGつねに同じテンポで振る

距離感が合わない人に多いのが、クラブを大きく上げるときはゆっくり、小さく上げるときは速く振る。これではどれだけボールが飛んでいくのか予想がつきにくい。

どんな振り幅でもつねに同じテンポで振るのが鉄則。テンポさえ一定になれば、あとは振り幅の大きさを変えればいいだけなので、距離を合わせることが簡単になる

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習をしてみてください。

レッスン=小井土峡太
●こいど・きょうた/1997年生まれ。東北福祉大を卒業後、ドラコンの道に入り、2020年PLDA世界大会では421ヤードを飛ばして4位入賞。自己ベストは443ヤード。
最新のスイング理論にも精通しており、東京ゴルフスタジオなどで行なうレッスンは、丁寧でわかりやすいと多くのアマチュアに好評を得ている。

レッスン=大庭 啓
●おおば・あきら/1969年生まれ。芹澤信雄が主宰する〝チームセリザワ〞の一員。2000年のプロテスト合格。2010年から藤田寛之のスイングサポートコーチを務め、賞金王のタイトル獲得に貢献。海外メジャーにも同行し、サポート。アマチュアへのレッスンも精力的に行なっている。

レッスン=阿河 徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行なう。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。

レッスン=森山 錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤード以上のドライバーショットを放つ。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。Futako Golf Club主宰。

構成=山西英希、編集部
協力=東京ゴルフスタジオ、井山ゴルフ練習場、Futako Golf Club、富士平原ゴルフクラブ

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