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「最近、会社の手当が減ったんだよ」夫の給料が半分に。何度聞いても同じ説明をする夫の財布から出てきたもの

  • 2026.11.4

減り続ける夫の給料

結婚してから、わが家の家計を管理していたのは私でした。

夫の給料は決まった口座に振り込まれ、私がその口座のカードを預かって、家賃や食費を払っていました。

ところが、ある時から夫の給料の振込額が半分ほどに減っていたのです。同じころから、夫の帰りも遅くなりました。

ある夜、日付が変わる少し前に帰宅した夫に、私は声をかけました。

「ねえ、今月も給料が少ないんだけど」

「え?給料は全部、いつものカードに入ってるよ」

「でも、前の半分くらいしか入ってないよ」

「最近、会社の手当が減ったんだよ」

「そんなに減るものなの?」

「俺に言われても困るよ。会社が決めることなんだから」

そう言って、夫は寝室へ行ってしまいました。

納得はできませんでしたが、足りない生活費は私の給料から補うしかありません。

その後も振込額は少しずつ減り、私は何度も夫に確認しました。

「やっぱりおかしいよ。こんなに減ったら生活費が足りないんだけど」

「だから、手当が減ったって言っただろ」

「でも、いつまで続くの?」

「うるさいな。ちゃんと振り込まれてるんだから、もういいだろ」

夫はテレビを見たまま、話を終わらせようとしました。

振り込み自体はあります。でも、以前と比べると明らかに少ないのです。

何度聞いても同じ説明しか返ってこないことに、私は不信感を募らせていました。

財布から出てきた知らないカード

ある夜、夫がお風呂に入っている間に、玄関の棚に置かれた財布が目に入りました。

勝手に見るのはよくないと分かっていました。それでも、どうしても確かめたい気持ちが勝ってしまいました。

財布を開けると、私の知らないカードが何枚も入っていました。

さらに奥には、折りたたまれた口座の取引明細がありました。

広げてみると、夫の勤務先からの給与振込が記載されています。しかも、私が管理している口座とは別の口座でした。

そのほかに、借り入れの明細まで見つかりました。

翌日の夜、私はテーブルにカードと明細を並べ、夫に声をかけました。

「ちょっと話したいんだけど」

「何?」

「これ、どういうこと?」

夫はテーブルを見るなり、顔をしかめました。

「……俺の財布、勝手に見たの?」

「うん。それはごめん。でも、これ何?」

「だからって、勝手に見るなよ」

「それは分かってる。でも、給料は全部いつものカードに入ってるって言ってたよね?」

夫は黙っていました。

「こっちの口座にも給料が振り込まれてるよね。どういうこと?」

夫はカードと明細を見つめたまま、何も答えませんでした。

数日後の夜、家の電話が鳴りました。出てみると、夫の友だちでした。

「すみません、貸したお金のことで、ご主人と話したいんですが」

「えっ、お金ですか?」

「はい。ご主人、いらっしゃいますか?」

私は戸惑いながら夫に受話器を渡しました。

夫はうつむいたまま電話に出て、何度も小さな声で謝っていました。

友だちからまでお金を借りていたことを、私はその時初めて知りました。

その後、何度も話し合うなかで、夫が勤務先に申請して給料の振込先を分けていたことが分かりました。

家計に入らなかったお金は、友だちとの外食やカラオケ、賭け事に使っていたそうです。

私が生活費の不足を何度も伝えていた間も、夫は本当のことを隠していました。

借金までしていたことも分かり、私はもう夫を信用できなくなっていました。

話し合いを重ねた末、私は離婚を決めました。

今は自分の給料を、自分と家族のために使っています。

新しくつけ始めた家計簿には、知らない引き落としは一つもありません。毎月のお金の動きを自分で把握できることに、今はほっとしています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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