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【漫画】「そのゴミ袋、捨てるならもらうわよ!」と集積所で古着を広げる近所の女性。次の収集日、私の袋の前でうつむいた

  • 2026.11.4
【漫画】「そのゴミ袋、捨てるならもらうわよ!」と集積所で古着を広げる近所の女性。次の収集日、私の袋の前でうつむいた

集積所で袋を広げた近所の女性

近所の女性が、私の出した古着の袋を勝手にほどいていました

私は五十代の主婦です。衣替えのたび、着なくなったTシャツやスカート、色あせた花柄のワンピースを淡い青のゴミ袋に詰め、前の晩に家の近くの集積所へ出していました。

数日後、近所の道で会った女性が、見覚えのあるワンピースを着ていました。

色あせた小花柄も、私が出した一着と同じです。

すれ違いざま、女性が私に『素敵な服ねえ』と声をかけてきました。

お礼を返しましたが、その人が着ているワンピースのことが気になり、声は小さくなってしまいました。

その後の衣替えでも、同じことが続きました。

捨てたはずの服を、その女性が着て町内を歩いているのです。

ある朝、ごみを出しに行くと、その女性が集積所にいました。

私の袋の結び目をほどき、中の服を一枚ずつ広げています。

「そのゴミ袋、捨てるならもらうわよ!」

私は、捨てた物だと言い切られ、言い返せずに離れました

私は慌てて駆け寄り、『それは、もう着ない服で…』と言いかけました。

女性はそれをさえぎり、私をまっすぐ見ました。

「捨てた物でしょ。私が着ても自由よ。」

返す言葉が見つかりませんでした。確かに、手放したのは私です。

強く言えば近所づきあいがこじれそうで、私は口を一文字に結んだまま、その場を離れました。

自分の服が近所の人の背中で町を歩く。そう思うと、落ち着かない日々でした。

袋の出し方を変えた朝

私は中の見えない白い袋に替え、収集車が来る少し前に出しました

このままでは落ち着きません。私は中が透けない白い袋に詰め、収集車が来る少し前の、収集日当日の朝に出すことにしました。

次の収集日、家を出ると、女性はもう集積所に立っていて、何もない地面を見て不満そうな顔をしていました。

「前の晩に出してよ。遅いじゃない。」

「収集車が来る朝に出してます。」

私は白い袋を集積所の地面に置きました。そこへ収集車が角を曲がってきて、作業の人が袋を次々と荷台へ積みました。女性が近づくひまはありませんでした。

女性は走り去る収集車の後ろ姿を見つめていました。私は何も言わず、静かに家へ戻りました。

女性は何も取れずに肩を落とし、集積所に立たなくなりました

その次の収集日も、私は白い袋に詰めて集積所へ置き、そのまま買い物へ出ました。数歩離れてふり返ると、あの女性が白い袋の前で足を止めています。

女性は袋の端を持ち上げて、中をのぞこうとしました。けれど、白い袋からは中身が見えません。

「なによ、中が見えないじゃない。」

つぶやきは、静かな朝の道に小さく届きました。女性は袋を地面にそっと戻すと、うつむき、肩を落としたまま離れていきました。

その日から、女性の姿を集積所で見ることはなくなりました。あのワンピースを見かけることもありません。

服の行方が気になる朝は、もう来ません。ごみ出しは今も、白い袋で続けています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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