1. トップ
  2. エピソード
  3. 「明日出すんだから少しくらい我慢しなさいよ」共用廊下にゴミを放置する隣人。だが、管理会社が伝えた事実に思わず唖然

「明日出すんだから少しくらい我慢しなさいよ」共用廊下にゴミを放置する隣人。だが、管理会社が伝えた事実に思わず唖然

  • 2026.11.3

夜の廊下に置かれるゴミ袋

以前住んでいたマンションで、お隣のゴミ出しに悩まされたことがあります。

お隣に住んでいたのは、私より年上の女性でした。

収集日の前夜になると、缶やペットボトル、生ごみの入った袋を、自分の部屋のドアの前に置くのです。

それが週に何度も続き、共用廊下には頻繁にゴミ袋が並んでいました。

特に困ったのは夏場です。生ごみのにおいが廊下に広がり、玄関のドアを開けるたびに気になりました。虫が発生しないかも心配でした。

ある夜、お隣がゴミ袋を持って部屋から出てきたので、思い切って声をかけました。

「あの、すみません。廊下に置かれているゴミなんですけど、においが気になっていて……」

すると、お隣は少し面倒そうな顔をしました。

「ああ、これ?うちは部屋が狭いから、中に置いておけないのよ」

「そうなんですね。でも、こちらの玄関までにおいが来るので、できれば廊下には置かないでもらえると……」

最後まで言い終わらないうちに、お隣はため息をつきました。

「明日出すんだから少しくらい我慢しなさいよ」

「でも、毎回だとちょっと困るんです」

そう伝えると、お隣は不満そうに言いました。

「そんなこと気にしてるの、あなただけよ。神経質なんじゃない?」

そこまで言われると、私も何と返していいか分かりませんでした。

お隣はそのまま部屋に戻り、廊下にはゴミ袋が残されました。

直接お願いしても難しそうだと思い、私は管理会社に相談することにしました。

管理会社の担当者が伝えた事実

私は廊下に置かれたゴミ袋の写真を添えて、管理会社に事情を説明しました。

すると、担当者から意外な話を聞きました。

「実は、ほかのお部屋の方からも、同じご相談をいただいているんです」

困っていたのは私だけではなかったのです。

それから後日の昼間、玄関のドアを開けると、管理会社の男性担当者がファイルを手に、お隣の部屋の前に立っていました。

ちょうどお隣が部屋から出てきたところで、私は自分の玄関先に立ったまま、二人のやり取りを聞くことになりました。

「共用廊下のゴミのことで、少しお話がありまして」

担当者がそう切り出すと、お隣は眉をひそめました。

そして、私がいることに気づいたのか、こちらを見ながら言いました。

「ゴミのこと?あの人が言ったんでしょ。気にしてるのはあの人だけだと思うけど」

担当者は落ち着いた様子で答えました。

「いえ、ほかのお部屋からも同じご相談が来ています。写真でも状況を確認していますので」

「えっ、ほかの人からも?」

お隣は驚いたように聞き返しました。

担当者は手元のファイルを確認しながら続けました。

「共用廊下にゴミを置くことは、管理規約で禁止されています。今後は収集日の朝に出していただくようお願いします」

「でも、うちは部屋が狭くて……」

「事情は分かりますが、共用部分ですので。ご協力をお願いします」

お隣は何か言いたそうでしたが、しばらく黙ったあと、小さくうなずきました。

廊下の奥では、ほかの部屋の住人もドアを少し開けて様子をうかがっていました。

その日のうちに、エントランスには「共用廊下への私物・ゴミの放置禁止」という貼り紙が出されました。

それからは、お隣のドアの前にゴミ袋が置かれることはなくなりました。

お隣とは廊下で顔を合わせることもありますが、以前のように目を合わせてくれることはありません。

少し気まずくなってしまったものの、においを気にせず玄関を開けられるようになり、ほっとしています。

直接言っても解決しなかった問題でしたが、管理会社に相談してよかったと思いました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ