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埼玉出身の彼のメッセージに急に関西弁が→「誰にうつされたん?」と送った私に、彼は何と?

  • 2026.11.4
ハウコレ

「今日の定食、ほんまやで美味かった」。使い方の少しずれた関西弁が、彼のメッセージに増えていきます。大阪出身の私の頭に浮かんだのは、彼の同期の名前でした。
休憩中にスマホを開くと、彼から定食の写真が届いていました。その下に添えられた一言を読んで、私は首をかしげました。そこには、これまでの彼が一度も使ったことのない言葉が並んでいたのです。

定食の写真に添えられた一言

「今日の定食、ほんまやで美味かった」
大阪出身の私には、すぐに引っかかる使い方でした。「ほんまやで」は、相手に念を押すときの言葉です。感想の途中に挟むと、どこかちぐはぐに聞こえます。
付き合って半年の彼は埼玉の出身で、これまでのメッセージはずっと標準語でした。私自身も、東京に出てきてからは標準語で話すのが癖になっていて、彼との会話で関西弁を使うことはほとんどありません。
その日を境に、彼のメッセージには関西弁が混ざるようになりました。「それな、知らんけど」「明日も仕事やで、ほんまに」。どれも少しずつ、使いどころがずれています。

頭に浮かんだ同期の名前

3週間も続くと、笑ってばかりもいられなくなりました。誰かの口癖が、うつっているのではないか。
思い当たるのは、少し前に彼が話していた同期のことです。「大阪出身の西田って同期がいて、よく飯行くんだよね」。西田さんがどんな人なのか、私は何も知りませんでした。
一度気になると、メッセージの1つ1つが違って見えます。「おおきにやで」と届いた日は、入力欄に何も打てないまま、しばらく画面を眺めていました。
彼と食事をしているのは、どんな人なのだろう。その人は、彼の前でどんなふうに話すのだろう。迷った末に、私は短いメッセージを打ち始めました。

送ってしまった問い

「最近の関西弁、誰にうつされたん?」
送ってから、自分の文面にも関西弁が混ざっていることに気づきました。彼に向けて地元の言葉を使ったのは、たぶん初めてです。
既読はすぐに付きましたが、返事が来るまでには少し間がありました。
「うつされたわけちゃうで」
相変わらず、どこかぎこちない関西弁です。続けて、もう1通届きました。
「日曜、そっち行っていい?そのとき話す」
「誰なのか、今教えてよ」と送っても、「会って話したい」としか返ってきません。わざわざ会って話すほどのことなのかと、かえって落ち着かなくなりました。

そして...

約束の日、玄関のチャイムが鳴りました。ドアを開けると、彼はスマホを握ったまま立っていました。
部屋に上がった彼は、私の向かいに座ると、スマホの画面をこちらへ向けました。開かれていたのは「関西弁ノート」という名前のメモです。例文がずらりと並び、ところどころに直された跡があります。
「これ、何のために?」
3週間、彼は誰と、何のためにこんなものを書きためていたのでしょうか。
(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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