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「猫がかわいそうでしょう」玄関前への餌やりをやめない近所の女性。だが、管理会社の担当者が告げたこと

  • 2026.11.2

玄関の前に置かれる猫の餌

僕が暮らすアパートの周りには、以前から野良猫が多くいました。

もともとは隣の部屋の住人が餌をやっていたのですが、その人が引っ越したあとも、猫たちは建物の周りに居ついていました。

しばらくすると、近所に住む年配の女性が、牛乳や猫の餌を持って敷地に入ってくるようになりました。

困ったのは、餌を置く場所です。いつも僕の部屋の玄関前、給湯器の横に皿が置かれているのです。

食べ残しにはナメクジや虫が寄ってくるようになり、夜に帰宅すると、まず虫を払わなければ家に入れない状態でした。

ある夕方、仕事から帰ると、女性がいつもの場所で餌を置いていました。

僕は思い切って声をかけました。

「すみません。ここに餌を置くの、やめてもらえませんか」

「えっ、どうして?」

「食べ残しに虫が寄ってきて、困っているんです。ここ、僕の部屋の前なので」

すると女性は、少し不満そうな顔をしました。

「でも、猫はここに来るのよ。ほかの場所に置いてもねえ」

「それは分かるんですけど、毎晩虫が出ていて……」

「猫がお腹をすかせてるんだから、黙っててよ」

そう言われてしまい、僕は言葉に詰まりました。

猫をかわいがる気持ちは分かります。ただ、そのために僕の玄関前が汚れていることも、少しは考えてほしかったのです。

管理会社の担当者が伝えたこと

翌日、僕は管理会社に電話で相談しました。

玄関前に餌を置かれて虫が発生していることや、女性に直接お願いしても聞き入れてもらえなかったことを伝えました。

女性がいつも夕方に来ると説明すると、担当者が現地に来て、直接話をしてくれることになりました。

後日の夕方、男性の担当者が「餌やり禁止」の貼り紙を持ってアパートにやってきました。

僕と一緒に貼る場所を確認していると、ちょうど女性が餌の袋を持って現れました。

「あら、何してるの?」

女性が不思議そうに尋ねると、担当者が答えました。

「管理会社の者です。こちらに餌やり禁止の貼り紙を設置するところです」

「えっ、どうして?猫がかわいそうでしょう」

「お気持ちは分かります。ただ、敷地内での餌やりはお断りしています」

「でも、お腹をすかせてるのよ」

担当者は給湯器の横に目を向け、落ち着いた声で続けました。

「ここは入居者の方の住まいです。入居者の方が困っていらっしゃいます」

女性は何か言いかけましたが、返す言葉が見つからない様子でした。

僕と目が合うと、気まずそうに視線をそらしました。上の階の廊下からは、別の住人もこちらを見ていました。

結局、女性は何も言わず、餌の袋を持ったまま帰っていきました。

その日のうちに、給湯器の近くには「餌やり禁止」の貼り紙が設置されました。

それ以来、玄関前に餌が置かれることはなくなりました。

ナメクジや虫も見かけなくなり、給湯器の横も以前のきれいな状態に戻っています。

猫がかわいそうだと思う気持ちと、他人の生活に迷惑をかけていいかどうかは別の話です。

直接伝えても聞いてもらえなかっただけに、管理会社に相談してよかったと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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