1. トップ
  2. エピソード
  3. 「誰にも言わないから安心して」夫婦の悩みを打ち明けた私。しかし、保育園で広まっていた話を聞いて言葉を失った

「誰にも言わないから安心して」夫婦の悩みを打ち明けた私。しかし、保育園で広まっていた話を聞いて言葉を失った

  • 2026.11.2

門の近くでだけ打ち明けた悩み

娘が保育園に通い始めてしばらくたったころ、同じクラスの子のママと仲良くなりました。

夕方のお迎えのあと、門の近くで立ち話をするのが日課になり、お互いの家庭のことも話すようになっていました。

そのころの私は、夫とのことで悩んでいました。誰かに聞いてほしい気持ちもあったのでしょう。ある日の帰り際、ついママ友に打ち明けてしまったのです。

「実は最近、旦那とケンカばかりで…」

「そっか…それは大変だね」

ママ友は私の腕にそっと手を添え、親身になって話を聞いてくれました。

「誰にも言わないから安心して」

その言葉を聞いて、少し気持ちが楽になりました。私はすっかりママ友を信用していたのです。

ところが、週が明けたお迎えの時間。別のクラスのママから突然声をかけられました。

「旦那さんとうまくいってないんだって?大丈夫?」

一瞬、何を言われたのか分かりませんでした。

「え……誰から聞いたんですか?」

話を聞くと、あのママ友が門の前でほかのママたちに話していたそうです。

しかも、「もう家を出る準備をしているらしい」という、私が一度も話していないことまで広まっていました。

夫とケンカをしているとは言いましたが、家を出るなんて話はしていません。

あんなに親身になって聞いてくれたのに……。

ショックで、その場では何も言い返せませんでした。

送迎の列で返した一言

それからもママ友は、ほかのママたちと集まって、よその家庭の話をしていました。

私と目が合うと、以前と変わらず手を振ってきます。私はどう接していいのか分からず、少し距離を置くようになりました。

次の週の夕方、お迎えの列に並んでいたときのことです。

ママ友がほかのママたちと一緒に近づいてきました。

「最近どう?少しは落ち着いた?」

「え?」

「ほら、旦那さんのこと。みんな心配してるんだよ」

周りにいたママたちも、こちらを見ています。

私は少し迷いましたが、これ以上、事実と違う話が広まるのは嫌でした。

「あのさ、私、あなたにしか話してないんだけど」

ママ友は一瞬、きょとんとした顔をしました。

「え……うん」

「誰にも言わないって言ってくれたよね?」

「それは……心配だったから、つい……」

「それに、私が話していないことまで広まってるみたい」

「家を出る準備をしてるって聞いた人もいるみたいだけど、そんなこと一言も言ってないよ」

すると、隣にいたママが驚いたように口を開きました。

「え、そうだったの?」

ママ友は困ったように目をそらしました。

「いや、私は、ただ心配で……」

「心配してくれるのはありがたいけど、ほかの人には話してほしくなかったな」

そう伝えると、ママ友は何も言わなくなりました。

私もそれ以上責めるつもりはありませんでした。ただ、言いたかったことをようやく伝えられて、少しだけ気持ちが軽くなりました。

それ以来、ほかのママたちが彼女の前で家庭の話をする場面は、以前ほど見かけなくなりました。門の前でひとり子どもを待っている姿も増えたように思います。

私は今も、ママ友とはあいさつだけの付き合いです。一方、夫とは話し合いを重ね、少しずつ関係が落ち着いてきました。

悩みを聞いてもらえたことはありがたかったです。でも、だからこそ、誰にも言わないという約束は守ってほしかったと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ