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【紅葉登山】北海道・ニセコの山々を歩きながら「山が好きな理由」を考えてみた

  • 2026.11.1

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介する連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」が盛りだくさんです!

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

個性豊かなニセコ連峰の山

Sitakke

日付:2026年10月11日
ニセコ連山(チセヌプリ~ニトヌプリ~イワオヌプリ)縦走
北海道共和町・倶知安町

所要時間:
登山口~チセヌプリまで2時間
チセヌプリ~ニトヌプリまで1時間半
ニトヌプリ~イワオヌプリまで1時間半
イワオヌプリ~下山まで1時間

山頂(見晴台)からの絶景度 ★★★★★
険しい度 ★★★☆☆
周辺の施設充実度 ★★★★☆
札幌市内からのアクセスの良さ度 ★★★☆☆
個人的おすすめ度 ★★★★★

ポイント

●個性豊かな山容を楽しめる
●連なる山々を見渡せる山頂!
●下りてすぐに、源泉かけ流し!

個性豊かな登山好きのメンバー

Sitakke

今回は、山好きな友だちとその友だち、合わせて4人での登山。
住んでいる場所がバラバラのため現地集合・現地解散となりました。

左から、函館住みのSちゃん・北見出身のHくん・札幌の鍛冶職人Tさんの3人。

年齢も性別も職業もバラバラのわれわれですが、最終的には山で一緒に鍋を囲みました。

山が紡ぐステキなご縁で、心も体もポカポカになった一日を振り返ります。

午前5時 札幌出発!

Sitakke
ゴールとなる五色温泉付近、紅葉がキレイ!

ニセコ連峰は、日本海沿岸から羊蹄山のふもとまで25キロにわたって連なる火山群。

全部歩きたい気持ちは山々ですが、今回は日帰りのため「神仙沼~チセヌプリ~ニトヌプリ~イワオヌプリ」を歩いて、五色温泉に下りるルートを選びました。
3つのヌプリ(アイヌ語で山)を巡ります!

まず、五色温泉の近くの駐車場に集合。そして「はじめまして」。

そこから一台に乗り合わせて、神仙沼自然休養林の駐車場に移動し、向かい側にある入口から山に入りました!

午前8時 登山開始

まずは、山ではなく「沼」を目指します。

紅葉の名所「神仙沼(しんせんぬま)」までは、歩いて10分ほど。
標識に従って平らな道を進めば、あっという間に到着です!

Sitakke

この日は風もなく、空の青・木々もキレイに映し出されてました。

「リフレしてるね~!」とテンションが上がるのは函館のSちゃん。

Sitakke

(「リフレクション=反射」のことを「リフレ」というんだ!)と驚き。
てっきりリフレッシュかと思いました。

神仙沼までは歩きやすい木道が整備されているので、散歩にも良さそうです。
登山客じゃない服装の方もいらっしゃいました!

Sitakke

そこから奥に進み、一つ目の山に向かいます。

午前9時 まずはチセヌプリへ

出身地や仕事の話、今までに登った山の話など…たわいもないトークをしながら登っていきます。

話すことは尽きない!クマ対策のためにも、声を出し続けていたい!
が、なんか、キツイ…。

気がついたら、かなり急こう配の登山道になっていました。

Sitakke

水はけも悪いのか、ぬかるんだ道が続きます。

ゼエゼエハアハアしている堀内を見て、先頭を進んでいたTさんがストップをかけてくれました。

Sitakke
おっちゃんこ、ニッコニコお兄さん

「どうぞ!」と譲ってくれたのは、木が作った自然のベンチ。なんてちょうどいい!
少々休ませていただきます。

これだけ倒れているということは風も強く吹きつけるのでしょうか。
この日は風もなく、十月中旬とは思えない暑さで、半袖になり登っていきました。

チセヌプリまでは単調な登り、特に見晴らしもない道をひたすら登っていきます。

午前10時半 チセヌプリ山頂

Sitakke

神仙沼から登り始めて1時間半、急に山頂が現れました!
いつも登山をするときに感じる「山頂手前オーラ」が一切ないままたどり着いてびっくり!

山頂ではちょうど雲がかかって景色がほとんど見られませんでした。

Sitakke
チセヌプリマン参上

いつもなら「残念…」で終わるのですが、このあとも2つの山がある!ということで気持ちを切り替えて、歩きます。

11時半 いったん下山

Sitakke

続いてのヌプリは、ニトヌプリ。指をさす方角です!
山々が繋がっていると思い込んでいたのですが、一気に降りて、道路をはさんで向かいにニトヌプリがありました。

Sitakke

この日はほとんど人がいなかったので、駐車場もガラガラ。小休止をします。
これは縦走というのだろうか…。

正午

Sitakke

ニトヌプリの山頂までは40分ほど。
雰囲気はほとんどチセヌプリと変わらず、単調に登っていきます。
けっこう急です。

山の何が好き?

Sitakke

年齢・性別・職業、全部バラバラな、われわれ一行。山にハマったワケをたずねてみました。

いちばん年下のHくんは、社会人になりたてのときにコロナウイルスが流行し、一人で楽しめる趣味として登山をスタート。
色んな山に登っていくうちに登山仲間が出来て、どっぷりはまったそうです。

「山登りは勝ち負けがない。みんなで協力できて、達成感を分かち合えるところが好き」と話していました。

そんなHくんは登頂するたびにハイタッチをしてくれます。うれしい。

函館在住のSちゃんは、私とほぼ同い年。

Sitakke

「もともとカメラが趣味だったけれど、みんなが見られる景色ばかりとっていた」
「誰でもたどり着けるわけじゃない場所で写真を撮ってみたい!」

そんな気持ちから登山を始めたそうです。
相棒であるカメラを連れて、週末に車中泊をしながら全道各地の山を巡っています。

そんなSちゃんは、あまりに移動しすぎて函館から札幌までの距離は0だと思っているそう…。

そして唯一の40代であったTさんは、誰よりも元気。
登山歴は20年以上。「山の何が好きですか」と聞いたら「うーん色々あるよね!でも結局、達成感と景色と下山後のビールかな〜」と言っていました。

なんと一緒!
幌尻岳やカムイエクウチカウシ山といった、北海道内でも最難関の山を登りまくっている方でも、求めているものは一緒なんだ…と驚き、ホッとしました。

Sitakke
山頂で食べるおにぎりは大好き

みんな違って、みんなが好きな山。
私は、何が好きなんだろう…。

景色?仲間?山ごはん?登っている最中のキツさは下りたあとには思い出になっているし…下山後のお風呂もビールも好き。
家について、あたたかいベッドの中で山の写真を見返すのも、好き…。

なんだかもう「山に行けば楽しい思い出ができる!」と脳に刷り込まれているのかもしれないなと思いました。

ディズニーランドに行けば「絶対楽しい!」とわかっているから行きたい。
そして色んな思い出があることで、よりその場所が大切になっている。
そんな感覚…なのかなあ…。

午後1時 ニトヌプリ登頂!

Sitakke

考えながら歩くと、時間が経つのが早いもので。
ひらけた山頂。標識の奥にはイワオヌプリとアンヌプリが見えます。

そして振り返ると、先ほどまでいたチセヌプリも見える絶景。
歩いてきた道を指でなぞる瞬間が、縦走の醍醐味だと感じます。

Sitakke
函館名物「ラッキーピエロ」のきびだんごを行動食にいただきました!

残すところ、あと1座。
ニトヌプリの山頂から、イワオヌプリまで1時間半の道のりを楽しみます!

更に今回は、それぞれのザックの中に食材が…。
イワオヌプリまで着いたら、山ごはんでパーティー!

Sitakke
進化したニトヌプリマン

後編の記事でお届けします。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCラジオ「言いたいことは山々ですが」(毎週日曜午後3時~)HBCテレビ「あぐり王国北海道NEXT」「堀内美里の言いたいことは山々ですが」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴5年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は登山時(2026年10月)の情報に基づきます。

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