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「お母さん、絵本読んで!」→「静かにしなさいよ!」夜9時に子どもを怒鳴った近所の女性。だが、娘さんが明かした近所の反応

  • 2026.11.1

夜9時、裏の家から響いた怒鳴り声

子どもたちがまだ小さかったころの話です。

わが家の裏には、年配のおばあさんが住んでいました。

おばあさんは夜の静けさを大切にしているようで、以前から子どもたちの声を気にしている様子でした。

ある夜9時ごろ、子どもたちが絵本を抱えて家の中を走り回り始めました。

「お母さん、絵本読んで!」

「これも読んで!」

私は居間で絵本を選んでいましたが、そろそろ静かにさせないと、と思っていました。

そのとき、裏の家の窓がぴしゃりと閉まる音がしました。

「静かにしなさいよ!」

おばあさんの声です。

慌てて子どもたちを呼び寄せようとすると、さらに大きな声が聞こえてきました。

「うるさい、だまれ、今何時だと思ってるんだ」

窓を閉めていても、怒鳴り声ははっきり聞こえました。

子どもたちは驚いて動きを止め、泣きそうな顔で私の服をつかみました。

確かに、夜9時に家の中を走り回らせていたのはよくありません。私も、もっと早く注意するべきでした。

ただ、あまりに強い口調だったので、子どもたちはすっかり怖がってしまいました。

私は子どもたちを落ち着かせ、その夜のうちに菓子折りを用意しました。翌朝、きちんと謝りに行こうと決めたのです。

謝りに行った翌朝、娘さんが口を開いた

翌朝、子どもたちを夫に頼み、菓子折りを持って裏の家を訪ねました。

玄関に出てきたおばあさんの後ろには、たまたま実家に帰ってきていたという娘さんもいました。

「昨夜は子どもたちがうるさくして、すみませんでした」

私が頭を下げると、おばあさんは険しい顔で言いました。

「本当に困るよ。あんな時間に騒がれたら、ゆっくり休めないじゃないか」

「すみません。これからは気をつけます」

「最近の親は、ちゃんとしつけもしないのかね」

厳しい言葉に、私は返す言葉が見つかりませんでした。

すると、それまで黙っていた娘さんが口を開きました。

「お母さん、もういいでしょう。ちゃんと謝りに来てくれたんだから」

「でもね、昨日は本当にうるさかったんだよ」

「それは分かるけど、あんなに怒鳴らなくてもいいじゃない」

おばあさんは少し不満そうな顔をしました。

「静かにしてほしいって言っただけだよ」

「言い方の問題よ。さっき向かいの家の人にも、昨日の怒鳴り声が聞こえてたって言われたの」

娘さんは少し間を置いて続けました。

「夜だから静かにしてほしいのは分かるよ。でも、小さい子にあんな大声で怒鳴ったら怖がるでしょう」

おばあさんは何か言いかけましたが、結局、何も言いませんでした。

ふと通りの向かいを見ると、庭先にいた奥さんと目が合いました。奥さんは私に小さくうなずきました。

娘さんは私に向き直りました。

「昨日は怖い思いをさせてごめんなさいね。お子さんたちにも伝えてください」

「いえ、こちらこそうるさくしてしまって。これからは気をつけます」

そう答えると、娘さんは静かにうなずきました。おばあさんは目を伏せたままでしたが、それ以上責められることはありませんでした。

その日を境に、裏の家から怒鳴り声が聞こえることはなくなりました。

もちろん、夜は静かに過ごす配慮も必要です。私も子どもたちに、夜遅くは家の中を走り回らないよう話しました。

それからは、寝る前に布団の上で絵本を読むのが、わが家の習慣になりました。

子どもたちが怖がるほどの怒鳴り声ではなく、落ち着いて言葉を交わすことの大切さを感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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