1. トップ
  2. エピソード
  3. 「趣味くらい、好きにさせてくれよ」内緒で分割払いを続けていた夫。だが、私の質問に返ってきた呆れる一言とは

「趣味くらい、好きにさせてくれよ」内緒で分割払いを続けていた夫。だが、私の質問に返ってきた呆れる一言とは

  • 2026.10.31

家計簿と合わない、毎月の支払い

子どもたちが寝静まった夜、私はダイニングのテーブルで家計簿を広げていました。

最近、思ったより出費が多い気がして、カードの利用明細を確認していたのです。

すると、見覚えのない支払いが毎月のように並んでいることに気づきました。

気になって調べてみると、夫が趣味の道具を分割払いで買っていたことが分かりました。

しかも、一度きりではなく、何度も購入していたのです。

私は何も聞いていませんでした。

そういえば、夫は以前から届いた箱を「仕事の資料だよ」と言って、自分の部屋へ運んでいました。

あれも趣味の道具だったのかもしれません。

しばらくして、お風呂から上がった夫が向かいの椅子に座り、パソコンを開きました。

ちらりと見えた画面には、また趣味の道具の通販ページが表示されています。

「ねえ、ちょっといい?」

「何?明日も早いんだけど」

夫は画面を見たまま答えました。

「カードの明細を見てたんだけど、これって何の支払い?」

私が明細を差し出すと、夫は少し顔をしかめました。

「ああ、趣味のやつ。別にいいだろ」

「でも、こんなに買ってるなんて聞いてないよ」

「趣味くらい、好きにさせてくれよ」

「趣味がダメって言ってるんじゃないよ。分割払いがいくつもあるから気になってるの」

すると夫は、面倒くさそうに言いました。

「毎月ちょっとずつだし、大した額じゃないだろ。いちいちうるさいな」

そう言って、またパソコンに目を戻してしまいました。

私だって、夫に趣味をやめてほしいわけではありません。ただ、家計に関わることなのに、一言も相談がなかったのがショックでした。

残りの支払いを聞かれた夫は

私は明細を夫のパソコンの横に置きました。

「ねえ、これ、あと何回払うの?」

「え?」

「分割払い。全部であと何回残ってるか分かる?」

夫は明細をのぞき込みましたが、すぐには答えませんでした。

「……正確には覚えてない」

「じゃあ、全部でいくら使ったかは?」

「いや、それは……」

夫は言葉に詰まりました。

「毎月は少しずつでも、全部合わせたら結構な額だよ。家族旅行に何回も行けるくらいなんだから」

私がそう伝えると、夫は黙って明細を見つめました。

「買うなとは言わないよ。でも、分割払いなら来月もその先も支払いがあるでしょ。そこはちゃんと相談してほしい」

「……分かったよ」

さっきまで強い口調だった夫も、それ以上は言い返しませんでした。そして、開いていた通販ページを閉じました。

「これから新しく分割払いをするときは、先に話して。それができないなら、カードは私が預かるからね」

夫は小さくうなずきました。

翌朝、テーブルの上には夫が書いたメモが置いてありました。

残りの支払いが一つずつ書き出され、最後には「次からは必ず相談します」と添えられていました。

そのメモを見て、少しは分かってくれたのかなと思いました。

私はメモを明細と一緒に家計簿へはさみました。これからは、お金のことを隠さず話し合える夫婦でいたいです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ