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「1人っ子なんだし、もう少し多めに包んであげたら」お年玉の金額を責められた私。だが、妹が明かした本当の気持ち

  • 2026.11.1

正月の夜、母から言われた思いがけない一言

3年ほど前の正月、実家に家族が集まったときのことです。

私は妹の小学生の子ども2人に、1人5000円ずつお年玉を渡しました。

妹も私の小学生の娘に5000円を包んでくれていました。

私の家は娘が1人、妹の家は子どもが2人なので、私が渡す金額は合計1万円になります。それでも、子ども1人あたりの金額は同じですし、特に気にしていませんでした。

ところが、その日の夜。台所で洗い物をしていると、母が湯のみを持ってやってきました。

「ねえ、お年玉のことなんだけど」

「どうしたの?」

「妹のところ、子どもが2人でいろいろお金がかかるでしょう」

何の話かと思っていると、母は続けました。

「1人っ子なんだし、もう少し多めに包んであげたら」

私は思わず洗い物の手を止めました。

「え?でも、1人5000円ずつ渡してるよ」

「それはそうだけど、妹のところは2人いるんだから」

「うちは2人分で1万円渡してるし、妹も娘に5000円くれてるよ。それでいいと思うけど」

すると母は、少し不満そうに言いました。

「そういう計算の話じゃないのよ。もう少し相手のことも考えなさい」

母はそのまま居間へ戻っていきました。

妹本人から何か言われたわけでもありません。

むしろ、お互いに納得していると思っていたので、母の言葉には戸惑いました。

それからというもの、正月が近づくたびに、あのときのことを思い出すようになりました。

翌年の正月、妹が母に言ってくれたこと

翌年の正月も、家族で実家に集まりました。

子どもたちは隣の部屋で夫たちと遊んでいて、居間には母と妹と私が座っていました。

そろそろお年玉を渡そうと思い、私がかばんからぽち袋を取り出したときです。

「お姉ちゃん、今年はちょっと多めにしてあげてね」

母が突然、そんなことを言い出しました。

「え…?」

「去年も言ったでしょう。妹のところは子どもが2人なんだから」

まさか妹がいる前でも言われるとは思わず、私は返事に困ってしまいました。

すると、それまで黙っていた妹が口を開きました。

「お母さん、もういいよ、その話」

「でも、あなたのところは2人いるじゃない」

「うん。でも、お姉ちゃんからは2人分もらってるんだよ。私は娘ちゃんの1人分しか渡してないし」

母は少し驚いた顔をしていました。

妹はそのまま続けました。

「それに、お姉ちゃんには普段からいろいろ助けてもらってるし。お年玉は今までどおりで十分だよ」

「そうなの?でもね…」

「お母さん、私がいいって言ってるんだから。もう気にしなくていいよ」

母は「そう…」と小さく返事をして、それ以上は何も言いませんでした。

私もようやく肩の力が抜けました。

あとから妹に「さっきはありがとう」と伝えると、「私は本当に今のままでいいと思ってるよ」と言ってくれました。

母は妹の家のことを心配していたのでしょう。でも、妹自身がどう思っているかを聞かずに、私にばかり多く出すよう求められるのは、やはり納得できませんでした。

その後も、お年玉は子ども1人につき同じ金額を包むやり方を続けています。

今年も妹と並んで同じ柄のぽち袋を用意しました。母もそばにいましたが、金額について何か言われることはありませんでした。

あのとき妹が自分の気持ちを伝えてくれたおかげで、今ではお年玉のことで悩まずに正月を迎えられています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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