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ヘアマスクとコンディショナー、どっちを使うべき? 髪の状態でわかる選び方をプロが解説

  • 2026.10.30

髪がパサつくたびに、バスルームの棚に増えていくヘアケアアイテム。「そろそろヘアマスクを足すべき? それとも今のコンディショナーを変えるだけでいい?」と迷う人は多いはず。米ELLEがヘアケアブランドの創業者2人に、その見分け方を聞いている。(フロントロウ編集部)

ヘアマスクとコンディショナー、役割の違いは?

ヘアマスクとコンディショナーは見た目も成分もよく似ているが、担っている役割は異なる。コンディショナーは日常的に髪をなめらかに整えるためのアイテムで、ヘアマスクはダメージが気になる髪を、より集中的にケアするためのものだ。

米国皮膚科学会(AAD)も、シャンプーのあとにはコンディショナーを使うよう呼びかけている。うるおいを与えて絡まりをほどき、髪をまとまりやすくしてくれるからだ。髪が細い人やストレートの人は毛先に、乾燥しやすい人やクセ毛の人は髪全体につけるのがよいという。

乾燥や絡まりが気になるなら、コンディショナーを見直す

ヘアケアブランド「IGK」の共同創業者フランク・イスキエルドが最初にすすめるのは、シャンプーした日の髪の状態を観察すること。おおむね健康な髪なのに、乾燥していたり洗うたびに絡まったりするなら、より保湿力の高いコンディショナーに替えるだけで足りるかもしれないという。

一方、コンディショナーを使っても毛先がごわつく、カラーやアイロンの熱で切れ毛が出ている。そんな時が、コンディショナーを増やすのではなく、ヘアマスクなどの集中ケアを取り入れるタイミングだとフランクは話す。

セレブのヘアを手がけるスタイリストで「R+Co」の共同創業者でもあるギャレンも、乾かしてスタイリングしたあとに毛先がほつれたり、割れたり、パサついたりして見えたら「行動を起こす時」と指摘する。

指が引っかかったら、ヘアマスクの出番

ギャレンによると、コンディショナーをつける時にもヒントがあるという。コンディショナーを手のひらでなじませ、指をコームのようにして髪に通していく。その時、絡まりがほどけず指が髪に引っかかるようなら、ヘアマスクでしっかりケアする段階だ。

ブリーチや薬剤による施術を受けた髪は、傷みや乾燥が起きやすいため、ヘアマスクを定期的に取り入れることがすすめられている。ギャレンが共同創業したブランド「R+Co BLEU」でも、ブリーチ毛向けのシャンプーには、あえてコンディショナーではなくヘアマスクを組み合わせているそう。ブリーチやハイライトで傷んだ髪は、とくに毛先を重点的にケアする必要があるからだ。

改善しないなら、シャンプーとの組み合わせや洗い方もチェック

ギャレンは、シャンプーとコンディショナーの組み合わせにも注目している。「シャンプーはこのライン、コンディショナーは別のラインと選ぶのは、スクランブルエッグみたいなもの」と表現し、自分の髪質向けに設計された組み合わせを使うことをすすめている。ただし、異なるブランドの製品を組み合わせること自体が悪いわけではなく、大切なのはそれぞれが自分の髪質や悩みに合っているかどうかだ。

洗い方も見直したい。シャンプーは頭皮を中心になじませて洗い、その泡で髪の中間から毛先まで洗うイメージで。すすぎ残しがないよう流してから、コンディショナーへ進む。海外では順番を逆にする「シャンプー前のコンディショナー」も話題になったが、基本の流れはこの順番だ。ギャレンいわく「カシミヤのセーターを洗うように」やさしく扱うのが鉄則で、手のひらで髪をゴシゴシこすり合わせる必要はないという。

髪のパサつきが気になったからといって、必ずしも新しいアイテムを買い足す必要はない。まずは今のコンディショナーで十分にうるおいを補えているか、洗ったあとの髪や毛先の状態をチェックすること。毎日のケアを見直すだけでよいのか、ヘアマスクによる集中ケアが必要なのか、その違いを見極めることが大切だ。

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