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2026年秋冬は「崩す」アイラインがトレンド!セレブやランウェイに学ぶ、今っぽい5つのアイメイク

  • 2026.10.30

数年前、目尻をきゅっと跳ね上げてぼかすウィッチーアイラインがSNSで話題になった。あれから3年、2026年秋冬はアイラインを使った大胆なアイメイクが再び注目を集めている。ただし今季は、きれいに引くより“崩す”、黒一色より“色で遊ぶ”のが気分。ランウェイとセレブの実例から、ハロウィンにも普段のメイクにも取り入れたい5つのトレンドを紹介する。(フロントロウ編集部)

前夜のメイクのまま? 黒をにじませる「IDGAFアイ」

今季注目したいのが、黒のアイラインやアイシャドウをあえてにじませた目元。2026年秋冬のランウェイでは、グッチ(Gucci)、ジバンシィ(Givenchy)、プラダ(Prada)が、まるで夜遊びしてそのまま朝を迎えたような、こすれてよれた目元を打ち出した。米Who What Wearは、精密さや完璧なグラデーションへの反発ともいえるこのメイクを「IDGAFアイメイク」と紹介している。IDGAFとは「I Don’t Give a Fuck」の略で、「周囲の目なんて気にしない」というニュアンスだ。

セレブのメイクアップアーティスト、ネンシー・バリルコも、チョコレートやチャコール、プラムのアイシャドウをあえてにじませた目元は、秋らしさを演出すると話す。「“崩した”にじみ系のシャドウは、少し前までは怖いと思われていました。でも今は、誰もが力の抜けたクールな雰囲気を楽しんでいます」とのこと。きれいに仕上げようと神経質になる必要がなく、むしろ不完全なほうがサマになるのが魅力。チークは控えめにして、軽くコントゥアを入れ、目元を主役にするのがコツだ。

目のまわりを黒で囲む、チャーリーXCX流スモーキー

にじませる黒をもっと強めたいなら、お手本はチャーリーXCX。米Who What Wearは、ハロウィンに仮装の代わりに取り入れたいメイクのひとつに、チャーリーのロックなスモーキーアイを挙げている。

つくり方はシンプルで、まず目のまわりを黒いアイライナーでぐるりと囲み、黒のクリームまたはリキッドシャドウでスモーキーな土台をつくる。最後に、黒のパウダーシャドウをアイホールのくぼみにふんわりぼかせば完成。網タイツと黒のサングラス、破れたTシャツを合わせれば、それだけでハロウィンの装いになる。

ペンで描いたような「インキー・アクセント」

ハロウィンにも使える遊び心のある引き方が、「インキー(インクのような)・アクセント」。2026年秋冬のファッションウィークでは、ハリス・リード(Harris Reed)、トーガ(Toga)、プロエンザ・スクーラー(Proenza Schouler)、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)などのショーで、黒いラインを大胆に取り入れたメイクが登場した。

髪の生え際に向かって太いペンで引いたような黒のライン、インクがにじんだようなまつげ、眉山に書道の筆で一本走らせたような黒いストローク。いわゆる跳ね上げラインとは違い、黒を“デザインの一部”として目のまわりに置くのが特徴だ。ランウェイの大胆なデザインをそのまま再現するのは難しくても、目尻に短いラインを一筆足すだけなら、普段のメイクにも取り入れやすい。

2000年代から帰ってきた「タイトライン」

2000年代半ばに流行した、まつげの生え際を埋めるようにラインを入れる「タイトライン」も復活。2026年秋冬のランウェイでは、トリー・バーチ(Tory Burch)、ディオール(Dior)、クリスチャン・コーワン(Christian Cowan)などが、目の輪郭をくっきりと際立たせるアイメイクを披露した。

タイトラインは、まつげの隙間を埋めることで、アイラインを太く引かなくても目元を引き締めて見せられるのが魅力。ただし、時間がたつとにじんだり、下まぶたに色移りしたりしやすいのが難点だ。米Who What Wearは、にじみや色落ちに強いアイテムを選ぶことが重要で、なかでもウォータープルーフのジェルタイプが向いていると紹介している。粘膜に近い部分に使う場合は、目元への使用に適した製品を選びたい。

黒の代わりに“デニム・ブルー”

黒やブラウン以外の色なら、今季はブルーが有力。9月末のパリ・ファッションウィークでは、ホラー映画『オブセッション 災愛』でヒロインを演じたインディ・ナバレッテが、ディオールのショーにくすんだデニム・ブルーのアイラインで登場した。

メイクを担当したケイリ・ラシェルは、ディオールの限定アイシャドウをアイライナー代わりに使用。下まぶたの粘膜を中心に、上まつげの生え際にもブルーを入れ、目元をぐるりと囲んだ。ほかのパーツを控えめに仕上げたことで、くすんだブルーがいっそう引き立つメイクになっている。

アーバンディケイのグローバル・アーティストリー責任者を務めるスティーヴ・カサジキアンも、秋の注目色としてエメラルドやアメジスト、サファイアといった宝石のような色を挙げ、とくにブルーのアイライナーとブルーのマスカラの組み合わせを勧めている。

さらに、ヴィクトリア・ベッカムのコスメブランドも、自身のデニムコレクションから着想を得たブルー系アイライナー3色を展開。下まぶたに色を取り入れる方法は、赤いアイライナーと同じく、いつものメイクにひと手間加えるだけで印象を変えられる。

アイラインをきっちり引くのが苦手でも、にじみや色で遊ぶ今季のアイメイクなら、気負わずに楽しめそう。ハロウィンの夜はインキー・アクセントやチャーリー流のスモーキーアイで大胆に、普段はブルーのラインやタイトラインでさりげなく。同じアイライナーでも、引き方や色を変えるだけで、目元の印象はがらりと変わる。

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