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「あ、ごめん。次に持ってくるね」PTAの備品を何度も返し忘れるママ。だが、会長が未返却品の一覧を読み上げると態度が一変

  • 2026.10.30
「あ、ごめん。次に持ってくるね」PTAの備品を何度も返し忘れるママ。だが、会長が未返却品の一覧を読み上げると態度が一変

人のハンカチを勝手に使ったママ

子どもの小学校でPTAの役員をしていたころの話です。

同じ役員の中に、PTAの備品を借りたまま、なかなか返さないママがいました。

ガムテープや油性ペンなどを家に持ち帰り、次の集まりになっても戻ってこないことが何度かあったのです。

ほかの役員が返却をお願いしても、本人はあまり気にしていない様子でした。

「あ、ごめん。次に持ってくるね」

そう言いながら、また忘れてしまう。その繰り返しでした。

ある夏の昼、私たちは学校の会議室でバザーの準備をしていました。

冷房があまり効かない部屋で、机に並べた品物に値札をつけていたため、みんな汗だくです。

私の隣に座っていたママは、水色のハンカチで額の汗を押さえ、机の上に置きました。

すると、向かいに座っていた例のママが、そのハンカチに手を伸ばしたのです。

「あー、暑い。ちょっと借りるね」

持ち主が返事をする前に、首すじの汗をふいてしまいました。

「えっ、それ私のハンカチなんだけど…」

「あ、ごめん!もう使っちゃったから、洗って返すね」

そう言って、ハンカチを自分のかばんにしまいました。

持ち主のママは困った顔をしていましたが、それ以上は何も言いませんでした。

私も隣で見ていて驚きました。悪気があったのかは分かりませんが、人のハンカチを断りもなく使うことに抵抗がないように見えたのです。

会長が読み上げた備品のリスト

次のPTAの集まりで、会長が一枚の紙を配り始めました。

それは、貸し出したまま返却が確認できていない備品の一覧でした。

「すみません、備品のことで少し確認させてください」

会長は紙を見ながら、品名を読み上げました。

「ガムテープ、油性ペンなど、返却の記録がないものがあります。借りたままの方がいたら、返却をお願いします」

すると、例のママが小さく手を挙げました。

「あ、それ、たぶん私です。家に置いたままかも…」

会長はノートを確認してから、穏やかに答えました。

「ありがとうございます。次の集まりまでに持ってきてもらえると助かります」

「はい、すみません」

いつものように笑って済ませるのではなく、そのママは少し気まずそうに返事をしました。

それまで何度か声をかけられても返却されなかった備品でしたが、記録を整理して全員で確認したことで、本人もそのままにはできないと思ったのかもしれません。

そして、その次の集まりでは、未返却だった備品がすべて棚に戻っていました。

水色のハンカチも、持ち主のママに返されました。

「あ、ありがとう。返ってきてよかった」

持ち主のママは、ほっとした表情を浮かべていました。

それ以来、そのママが備品を返し忘れたり、人の物を勝手に使ったりする姿は見かけなくなりました。

何度も口頭でお願いするだけでなく、記録を整理して確認することも大切なのだと感じた出来事です。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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