1. トップ
  2. マンガ
  3. 【漫画】「ちょっと買い物だから、2時間ね」毎週末わが家に子を置いていくママ友。夫が玄関に出た土曜、慌てて退散

【漫画】「ちょっと買い物だから、2時間ね」毎週末わが家に子を置いていくママ友。夫が玄関に出た土曜、慌てて退散

  • 2026.10.30
【漫画】「ちょっと買い物だから、2時間ね」毎週末わが家に子を置いていくママ友。夫が玄関に出た土曜、慌てて退散

毎週末に鳴るチャイム

ママ友は毎週末、子どもを預けにやって来ました

同じ棟に住むママ友に、子どもを預かってほしいと頼まれたのは、半年ほど前のことです。

初めは月に一度くらいで、困ったときはお互いさまだからと、私も快く応じていました。

それがいつの間にか、毎週土曜になりました。

土曜の朝にチャイムが鳴ると、玄関先には子どもの手を引いたママ友が立っています。

軽く片手を上げて、彼女は決まってこう言いました。

「ちょっと買い物だから、2時間ね。」

けれど2時間で戻ることはほとんどなく、夕方まで帰らない土曜が続きました。

メッセージを送っても既読にならず、ようやく迎えに来るのは、夕食の支度が始まる頃です。

夕方に迎えに来たママ友は、軽いお礼だけで帰りました

預かっているあいだ、私は3時のおやつに、夕方の軽食、飲み物まで出していました。

ひと月のおやつ代は、気づけば数千円になっています。

それなのに、きちんとお礼を言われることも、手土産を渡されることもありませんでした。

同じ棟で顔を合わせ続ける相手で、子ども同士は仲良く遊んでいます。

強く断れば子どもが気まずくなりそうで、私は言い出せずにいました。迎えに来たママ友は、スマホを見たまま、軽い調子で言うだけです。

「ほんと助かる〜。」

ある夜、うちの子がぽつりと言いました。「あの子のお母さん、毎回すごく遅いよね」。その一言で、私は自分が断れないまま、毎週のように無料で子守りを引き受けていたことを改めて実感しました。

夫に話すと、夫は表情を変えず、「次の土曜は、僕が玄関に出るよ」とだけ答えました。

次の土曜、玄関に出た夫

夫は玄関に出て、今後の預かり条件をまとめた紙を差し出しました

その週、夫はパソコンで今後の預かり条件をまとめた書類を作っていました。

預かる時間や料金、おやつ代の扱いなどを一枚の紙に整理していたのです。夫が真剣に考えてくれていることが、私には心強く感じられました。

そして次の土曜の朝、いつもの時間にチャイムが鳴りました。玄関に出たのは私ではなく、白いシャツを着た夫です。

夫は淡々とした表情のまま、「いつもご苦労さまです」と軽く頭を下げ、今後子どもを預かる場合の料金と、おやつ代の実費をまとめた紙をママ友の前に差し出しました。

「1時間1000円でお預かりします。」

「こちらにご署名を。」

ママ友は急用だと言って去り、翌週から訪ねてこなくなりました

ママ友は紙にちらりと目をやると、すぐに視線をそらしました。これまでとは違う対応に戸惑ったのか、口を開きかけては閉じています。

「ごめん、急用ができちゃった。」

そう言うと、ママ友は子どもの手を引いて、足早に廊下を戻っていきました。夫は穏やかな顔のまま、その背中を見送ります。

次の週から、ママ友はチャイムを押さなくなりました。顔を合わせても、さっと視線をそらします。

連絡も途絶え、土曜の朝におやつを余分に用意することもなくなりました。

夫が用意した一枚の紙が、チャイムの鳴らない土曜の朝を取り戻してくれました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ