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「よその子に口出さないで」わが子の危険を止めてくれた母親に逆ギレした母親たち。だが、スタッフの指摘で変わった態度

  • 2026.10.29
「よその子に口出さないで」わが子の危険を止めてくれた母親に逆ギレした母親たち。だが、スタッフの指摘で変わった態度

ジャングルジムのてっぺんに立った男の子

よく晴れた昼、私は息子と近くの公園へ遊びに行きました。

息子の手を引きながら、背の高いジャングルジムのそばを通りかかったときのことです。

ふと見上げると、いちばん上に小学校低学年くらいの男の子が立っていました。

下の地面をのぞき込むように膝を曲げています。

今にも飛び降りそうな姿に、思わず足を止めました。

保護者はどこだろうと辺りを見回すと、少し離れたベンチで母親たちが服やバッグを見せ合っていました。

楽しそうに話していますが、ジャングルジムを見ている様子はありません。

声をかけたほうがいいのか。息子の手を握ったまま迷っていると、近くにいた別の母親が、急いで男の子のもとへ駆け寄りました。

「危ないよ。そこから飛び降りたら、けがをするよ」

母親が下から手を伸ばして声をかけると、男の子ははっとしたように手すりをつかみ直しました。

飛び降りずに済んだことに、私も胸をなで下ろしました。

そのとき、ベンチにいた母親のひとりがこちらを振り向きました。

男の子の母親らしく、バッグを置いて立ち上がります。

「ちょっと、うちの子に何か用ですか」

声をかけた母親が事情を説明しようとすると、相手はその言葉を遮りました。

「よその子に口出さないで」

一緒にいた母親たちまで、ベンチから口を挟みます。

「そこまで言わなくてもいいんじゃない?」

「そうそう。ちゃんと見てるんだから」

あまりに意外な反応に、声をかけた母親は困った顔で黙ってしまいました。私も、男の子が飛び降りそうだった姿を見ていただけに、どうしてそんな言い方になるのかと戸惑いました。

見回りのスタッフが指さした先

そこへ、作業着姿の年配の男性が歩いてきました。公園を見回っている管理事務所のスタッフです。どうやら、先ほどのやりとりを見ていたようでした。

スタッフは母親たちの前に立ち、ジャングルジムの上を指さしました。

「高い遊具では、保護者の方がそばについてください」

男の子の母親は、むっとした表情を浮かべます。

「だから、ちゃんと見て…」

するとスタッフは、声をかけた母親のほうに手を向けました。

「この方が止めてくださったんですよ。あの高さから飛び降りたら、大けがにつながるかもしれません」

母親は言葉に詰まりました。先ほどまで口を挟んでいた母親たちも、手に持っていたバッグを膝の上に置き、黙っていました。砂場のほうにいた親たちも、こちらを振り返っていました。

男の子の母親は急いでジャングルジムへ向かい、男の子が降りるのをそばで支えながら、地面まで下ろしました。そして、声をかけた母親に小さく頭を下げました。

声をかけた母親はほっとした表情で私と目を合わせ、小さく笑いました。

「よかった、間に合って」

私はうなずき、息子の手をぎゅっと握り直しました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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