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「必要になったときのために」“180万円”の積立定期を放置した60代男性→7年後、解約時に窓口で告げられた“予想外の一言”に絶句

  • 2026.11.7
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出典元:photoAC(※画像はイメージ)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・ikebuです。

毎月、口座から一定額を自動で振り替えて貯蓄する『積立定期預金』。“先取り貯蓄でお金を貯められる”というメリットがある一方で、押さえておきたい注意点もあります。

今回は、自宅で7年前の『積立定期預金』の通帳を見つけた男性が、銀行で告げられた“ある事実”に後悔した事例を紹介します。

『積立定期預金180万円』の通帳を見つけた男性

60代の男性・Aさん(仮名)は、自宅で通帳の整理をしていたところ、古い積立定期預金の通帳を見つけました。

この積立定期預金は、5万円×3年間の積み立てで、180万円が貯まった状態。

7年前に満期を迎えたまま、放置されていました。

「口座にお金が入っているとすぐに使ってしまうので、自動振替で強制的に貯められるように…と思って始めたんです。いつかお金が必要になったときのためにとっておこうと思って、すっかり忘れていました」

「不要な通帳を処分したい」と考えていたAさんは、積立定期預金を解約し、普通預金に入金することにしたそうです。

後日、積立定期預金の解約に行くと…

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出典元:photoAC(※画像はイメージ)

後日、解約手続きのために銀行を訪れたAさん。

「解約したお金はひとまず普通預金に入れておく」と話したところ、運用を勧められたそうです。

「運用かぁ…。気にはなってるけど難しそうだし、減らなければそれでいいかなと思ってます」

すると、銀行員から思わぬ言葉が。

「物価高の今、お金の実質的な価値はどんどん下がっています。昔は100円で買えたものも、今は150円、180円出さなければ買えなくなっていますよね。つまり、100円を100円のまま置いておくことは、“資産の目減り”につながっているんです。」

「なるほど…」

ここで、ふと疑問が浮かんだAさん。

「…そういえば、この積立定期預金は満期から7年も経ってるけど…。満期後の7年間にも利息はつくんですか?」

Aさんが尋ねると、まさかの回答がありました。

積立定期預金、満期後の利息は?

「積立定期預金の満期日以後の利息は、解約日時点の普通預金利率で計算することになっています」

「普通預金の利息、ですか…」

当時の普通預金利率は、約0.001%。満期後7年間の利息は、税引き後で100円程度でした。

利息額を知り、言葉を失うAさん。

「“何かあったときに使えるだろう”と放置していましたが、それが資産の目減りにつながっているなんて思いもしませんでした。どうせ使わず置いておくなら、満期を迎えた時点で解約して、何らかの形で運用していれば…と後悔しています」

そう話されていました。

積立定期預金は“貯めたあと”まで考えよう

積立定期預金の満期後の利息は金融機関によって異なるものの、多くの銀行では、解約日の普通預金利率をもとに計算されます。

満期を迎えても使う予定がない場合は貯蓄感覚で放置されがちですが、運用で賢く資産を育てるのも1つ。

一口に“運用”といってもさまざまな方法があるため、元本割れのリスクを避けたい人は、定期預金や個人向け国債を活用するのもよいでしょう。

最近では定期預金や国債の金利も上昇しており、運用の選択肢として検討する人も増えています。

今回紹介したAさんは、解約した積立定期預金を含む余裕資金500万円で、個人向け国債の購入を考えているとのことでした。

大切な資産の価値を守るためにも、満期のお知らせを見逃さず、“貯めたあと”のことまで考えておけるとよいでしょう。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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