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「状態が悪いブランド品も買い取ります」“20万円のバッグ”を買取に出した40代女性→後日、別の店で“提示された額”に「えっ?」

  • 2026.11.6
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・ikebuです。

買取業者が自宅で不用品を査定してくれる『出張買取』。売りたいものを買取店まで運ぶ必要がなく、最近では『出張料・査定料無料』を謳う業者も増えていることから、手軽に利用できるのがメリットです。

しかし、査定を依頼する際は、『出張買取』ならではの注意点を押さえておく必要があります。今回は、ブランド品の出張買取を依頼したものの、想定外の事態に驚くこととなった女性の事例を紹介します。

「状態が悪くても買い取ります」出張買取を依頼した女性

40代女性・Aさん(仮名)は、自宅にある不用品を整理し、ブランド品や貴金属、着物などを買い取ってもらおうと考えていました。

その中の1つに、10年以上前に20万円で購入したブランドバッグがあったそう。一部、表面が色あせている部分もあり、「高額買取は期待できないだろう」と思っていたといいます。

しかし、ネットで検索していたところ、“状態が悪いブランド品も買い取ります!”と謳う買取業者を見つけました。その業者は出張買取もしており、出張料・査定料0円で自宅に来てもらえるとのこと。

「ブランド品の買取実績も豊富みたいだし、ここなら高く買い取ってもらえるかもしれない」

そう思い、出張査定を依頼しました。

「どこで査定しても同じです」買取業者の言葉に悩むAさん

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

出張買取当日、Aさんは不用品とあわせてブランドバッグを査定してもらいました。

「こちらのバッグは5,000円で買取可能です」

買取業者の言葉に、売却を悩むAさん。

「人気ブランドのバッグですが、この状態なら5,000円までが限界ですね。よそで見てもらっても結果は同じか、むしろ査定額は下がってしまうと思いますよ」

「そうですか…。うーん、どうしようかな…」

想定よりも査定額が安かったことから、「このくらいの金額なら、焦って売っても仕方ない」と感じたといいます。

その後も約20分にわたり売却を勧められたものの、この日はバッグを売らず、他の不用品10数点を買い取ってもらったそうです。

後日、買取業者の言葉に「危なかった…」

数日後、近くに住む母が買取店にブランド品を持ち込むことになりました。

「ついでに、この間のバッグを見てもらおうかな」

母と一緒に、ブランドバッグを持ち込むことにしたAさん。

すると、担当者からまさかの言葉が。

「お嬢さまのバッグの査定額は、1万5,000円となりました。表面の色あせも見られますが、こちらは中古市場で人気が高いシリーズなんです」

「えっ?1万5,000円ですか…!?」

査定結果に驚くAさん。

先日の出張買取での査定額と比較すると、1万円もの差があったのです。

出張買取の利用時は“相場”を確認

出張買取では、『相場よりも安い価格を提示される』『買い取りを承諾するまで居座る』といった悪質な手口に注意が必要です。“自宅で1対1”という断りづらい空間を利用し、強引に取引を進めようとするケースも。

査定額に疑問がある場合は、理由の説明を求めたり、家族に相談したりするといった対応を心がけましょう。出張買取の当日までに、ネットで相場を確認しておくのも1つです。

また、信頼できる業者と安全な取引をするためには、ホームページなどに『古物商許可番号』の記載があるかをチェックするのが有効。さらに、契約書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリング・オフが可能である点も押さえておくと安心です。

これにより、出張買取において万が一不当な価格で売却してしまっても、8日以内であれば返還請求が可能です。

今回紹介したAさんは、買取をきっぱりと断って相見積もりを取ったことで、当初の査定額より1万円も高くバッグを売却できました。納得できる取引を実現するためにも、注意点を押さえて買取を依頼しましょう。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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