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「は?聞こえないんですけど」年配のお客様に冷たく言い放ったレジの同僚。苦情を受けた店長が防犯カメラで見た場面

  • 2026.10.29

機嫌がそのまま顔に出る、隣のレジ

以前、私は日中、店でレジの仕事をしていました。

隣のレジを担当するのは、私より年下の女性の同僚です。

機嫌のよし悪しが接客に出やすく、忙しくなるとお客様への言葉もきつくなりがちでした。

戸惑っているお客様を見かねて、私がフォローに入ることも何度もありました。

その日も昼どきで、どのレジにも列ができていました。

同僚のレジに並んでいたのは、年配の女性のお客様。

財布を手に、小さな声で支払い方法を尋ねていました。

同僚は後ろに伸びる列をちらりと見て、眉をひそめました。

「は?聞こえないんですけど」

お客様がもう一度話そうとすると、同僚はレジ台を指でトントンと叩きました。

「ですから、何ですか。後ろ、詰まってるんで」

お客様は財布を握ったまま黙り込み、後ろの男性客も気まずそうに視線をそらしました。

見ていられず、私は隣から声をかけました。

「お客様、こちらでお伺いしますね」

お客様は私のレジへ移り、支払いを済ませると帰っていきました。

ところが同僚は、お客様が去ると肩をすくめました。

「混んでるんだから、しょうがないでしょ。いちいち聞き取ってられないって」

忙しいのは私も同じです。それでも、お客様にあんな言い方をしなくてもいいのに。言い返したい気持ちを抑え、私は次のお客様を迎えました。

事務所の画面に映っていたもの

何日かして、店長から、あの日のお客様のご家族が本部に苦情を寄せたと聞きました。

店長は苦情の内容を確かめ、防犯カメラの映像も確認したうえで、同僚を事務所に呼びました。

私も呼ばれ、事務所の入口に立ちました。

画面には、お客様が財布を握ったまま立ち止まり、その前で同僚がレジ台を叩く姿が映っていました。

店長は同僚に向き直り、落ち着いた声で言いました。

「苦情の内容と映像を確認しました。お客様へのあの対応は、認められません」

「でも、あの日は混んでて…」

「忙しかったのは分かります。ただ、それであの対応が許されるわけではありません。明日からしばらく、レジを外れて品出しをお願いします」

同僚は口を開きかけましたが、映像を見たあと、何も言わずうつむきました。

同僚が先に事務所を出ると、店長は入口にいた私にも声をかけました。

「あの日、フォローに入ってくれたんだね。映像でも確認したよ。いつも助かっている。ありがとう」

思わず胸が熱くなり、私は深く頭を下げました。

翌日から、隣のレジには新しく入ったアルバイトが立つようになりました。いつも笑顔でお客様に接する人でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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