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ファンデが厚塗りに見える原因は「塗り方」かも?プロが教えるスポンジの正しい使い方

  • 2026.10.27

ファンデーションを塗ると、なぜか厚塗りに見える。頬はムラになり、夕方には崩れている。そんな悩みは、ファンデーションそのものより“塗り方”に原因があるのかもしれない。ニューヨークで活躍するセレブ御用達のメイクアップアーティストたちが、メイクスポンジを使ったファンデーションの塗り方を米Glamourで解説している。(フロントロウ編集部)

厚塗りを防ぐカギは、薄く重ねること

ポイントは、指で塗り広げるのをやめて、厚みのあるしっかりしたスポンジに持ち替えること。メイクアップアーティストのクリスチャン・ブリセーニョは、スポンジのよさについて「ごく薄い層を重ねていけるうえに、カバー力の強い部分と弱い部分の境目をやわらげ、ほかの部分を崩さずに余分なファンデーションだけを取り除けるんです」と語る。薄い層を重ねることが、夕方になっても色落ちしたり、ファンデーションがひび割れたりしにくい仕上がりにつながるという。

スポンジは「濡らして絞る」、仕上げにタオルでもうひと絞り

まず大切なのが、スポンジの湿らせ方。メイクアップアーティストのティム・クインは「びしょ濡れではなく、少し湿っている程度に。私は濡らして余分な水を絞り、さらに清潔なタオルで包んでもうひと絞りします」と明かす。

アーティストたちが口をそろえるのは、乾いたままのスポンジでファンデーションを塗らないこと。ムラや筋が残りやすくなるからだ。人気スポンジ「ビューティーブレンダー」の公式ガイドでも、流水でたっぷり水を含ませると2倍ほどの大きさにふくらむので、そこから水がしたたらない程度まで絞ってから使うよう案内している。同ブランドによると、水を含ませることでスポンジがファンデーションを吸い込みにくくなり、そのぶん肌にのせやすくなるという。

クインは、スポンジを使うとフルカバーよりも自然な仕上がりになると話す。「いちばん美しいファンデーションは、塗っていることにほとんど気づかれないファンデーションだと、私はずっと思っています」という言葉どおり、厚塗り感を避けたい人ほどスポンジ向きと言えそうだ。

ファンデーションは顔ではなく「手の甲」に出す

次に、ファンデーションの出し方。クインは、顔に直接のせるのではなく手の甲に数滴出すことをすすめている。使う量を自分でコントロールしやすくなるからだ。また、Glamourはスポンジと相性がいいのはリキッドタイプで、スティックタイプよりもおすすめだとしている。

手の甲のファンデーションは、ドーム型のファンデーションブラシでとり、カバー力が必要な顔の中心から外側へ向かってのせていく。この時も塗り広げるのではなく、ポンポンと点で置いていくのがコツ。そのあと、湿らせたスポンジの丸く大きい側で手の甲のファンデーションを少しとり、肌に軽くポンポンと叩くようになじませていく。

こすらず「バウンス」、とがった先は小鼻と目の下に

スポンジ塗りでもっと肝心なのが、肌の上での動かし方だ。メイクアップアーティストのケイシー・スピッカードは「弾ませるように、あるいは点を打つように動かしてなじませ、足りない部分にだけカバー力を重ねていきます」と説明する。ポンポンと弾ませる動きなら、せっかくのせたファンデーションを取りすぎずにぼかしていける。

反対に、全員がNGに挙げたのがスポンジを横に滑らせる塗り方。ブリセーニョは「引きずるように動かすと、カバーしたい場所からファンデーションが移動してしまいます」と指摘する。ありがちな失敗としては、ファンデーションの量が多すぎること、スポンジが濡れすぎていること、力を入れすぎることも挙げている。

スポンジのとがった先は、小鼻のまわりや目の下など細かい部分に。クインは、スポンジに残ったファンデーションをあごのラインや髪の生え際に向かってなじませ、全体の境目を消していくという。ブリセーニョも「顔じゅうに同じ量を塗る必要はありません」と話しており、隠したい部分にはコンシーラーを足し、最後にパウダーとセッティングスプレーで仕上げる。スピッカードは、スプレーのあとにもう一度湿らせたスポンジを当て、スプレーを肌になじませてメイクをさらに密着させているそうだ。

スポンジは「使うたびに洗う」が基本

どんなに上手に塗っても、スポンジが汚れていては台なしだ。Glamourも、ニキビの原因になる雑菌の繁殖を防ぐため、毎回清潔なスポンジから始めるよう呼びかけている。

ビューティーブレンダーの公式ガイドは、スポンジを使うたびに洗い、3〜6か月で新しいものに替えることを推奨。洗ったあとは風通しのよい場所で乾かし、濡れたままふたの閉まる容器にしまわないよう注意している。米Who What Wearも、スポンジには古いファンデーションや皮脂、雑菌がたまりやすく、肌荒れにつながる可能性があると指摘。使用後は毎回洗うのが理想だが、難しい場合でも最低週1回は洗うようすすめている。石けんやベビーシャンプーを含ませて泡立て、水が透明になるまでぬるま湯ですすげばOKだ。

クインは、年齢を重ねるとメイクを足したくなりがちだが、実際には軽いタッチのほうがずっと魅力的に見えると話す。湿ったスポンジで薄い層を重ねれば、小じわや肌の凹凸を目立たせにくいという。乾燥が気になるこれからの季節は、保湿下地の選び方とあわせて、ベースメイクの道具から見直してみてもいいかもしれない。

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