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学業と軍務を両立し「軍曹」に昇進! オランダの次期女王、アマリア王女が歩む君主への道

  • 2026.10.27
Patrick van Katwijk / Getty Images

オランダ国王夫妻の長女で、王位継承者である22歳のカタリナ=アマリア王女。現在は大学で学びながら、軍の訓練プログラムにも参加しています。そんな王女がこのたび、軍曹に昇進しました。

オランダ王室の発表によると、昇任式が行われたのは10月17日(現地時間)。同国の港湾都市デン・ヘルダーに停泊していた、ノルウェーの3本マストの帆船「スタッツラード・レームクール号」の船上で、乗組員全員が甲板に集合する海軍の伝統的な儀式「アレ・ヘンス」の中で執り行われました。

カタリナ=アマリア王女は、今年の秋から海軍での訓練に参加しています。これは、大学で学びながら陸海空軍のさまざまな部門で実務経験を積むことができる、オランダの「ディフェンシティ・カレッジ」というプログラムの一環です。王女は10月中旬、海軍士官候補生の1年生たちとともに同船での航海訓練にも参加しました。1914年に建造されたこの帆船は、オランダ海軍の訓練船として定期的に使用されています。

王女は2025年9月に「ディフェンシティ・カレッジ」に参加して以来、さまざまな軍事訓練を経験してきました。2026年1月には基礎軍事訓練を修了し、伍長に昇進。その後、4月からオランダ空軍での訓練に参加し、7月にその課程を終えました。

2026年1月23日、伍長に就任した際、肩章にビールを注ぐ伝統的な祝福を受けたアマリア王女 Patrick van Katwijk / Getty Images

なお、王女はすべての任務に無給で参加しています。軍事訓練と並行して大学での勉強も続けており、2025年には政治学、心理学、法学、経済学を幅広く学ぶ学士課程を修了。現在はアムステルダム大学で新たに法学を専攻し、2つ目の学士号取得を目指しています。

カタリナ=アマリア王女のように、ヨーロッパの次世代の君主たちの間では、将来の王位継承に備えて、大学での勉強と軍務を両立するケースが増えています。

イギリスのウィリアム皇太子も、大学卒業後に数年間にわたって軍務に従事。英空軍では捜索救難ヘリコプターのパイロットを務め、その後、救急ヘリコプターの操縦士としても活動しました。王室の公務に専念するようになったのは、それらの任務を終えてからのことです。

スペインのレオノール王女も、陸軍、海軍、空軍での訓練を修了し、今年の秋から大学に進学しました。また、ベルギーのエリザベート王女は、2023年にブリュッセルの王立陸軍士官学校で士官宣誓を行い、現在はベルギー軍の陸海空すべての部門で少尉の階級を保持しています。

ノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女は、工兵大隊で15カ月間の軍務を終えた後、オーストラリアのシドニーで国際関係学と政治経済学を学び始めました。デンマークのクリスチャン皇太子も、義務兵役とその後の士官訓練を修了。現在はデンマーク王室近衛連隊で少尉および小隊長として軍務を続けています。

ヨーロッパの次世代ロイヤルたちにとって、軍事訓練は将来の役割に備える大切な経験のひとつ。学業と軍務を両立するカタリナ=アマリア王女の今後にも注目が集まりそうです。

From: Town & Country US
Translation: Tomoko Takahashi

※この翻訳は抄訳です。
※この記事は2026年10月27日時点の内容です。

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