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「またそんな無駄遣いして!」毎晩コンビニに寄る夫を責めていた私。だが、1年分の家計簿を開いて言葉を失った

  • 2026.10.27

毎晩のコンビニ袋が気になって

結婚して、夫と一緒に暮らし始めたころの話です。

私は普段の食費や日用品の出費をできるだけ抑え、その分、旅行や特別な日の外食には思い切ってお金を使うタイプでした。

ところが夫は、仕事帰りにほぼ毎晩、コンビニの袋を下げて帰ってきます。

スーパーで買えばもっと安いのに。そう思うと、どうしても気になってしまいました。

ある夜、夫がソファに座ってコンビニの袋を開けたとき、私はつい口を出してしまいました。

「またそんな無駄遣いして!」

「えっ、これくらいはいいじゃない」

「でも、毎日買ってたら結構な額になるよ?」

夫は困ったように笑い、手に持っていたコーヒーのふたを閉めました。

それからしばらくしたある日、テーブルの上に夫の趣味の小さな機械の箱が置かれていました。

「これ、また買ったの?」

「うん。前のとは機能が違うんだよ」

「でも、またお金使ってるじゃない。無駄遣いしてるの、どう考えてもあなたのほうだよ」

夫は何か言いたそうでしたが、結局黙ってしまいました。

そこで私は、一つの提案をしました。

「じゃあさ、1年間、お互いに家計簿をつけてみない?」

「家計簿?」

「そう。何にいくら使ってるか、比べれば分かるでしょ」

夫は少し考えてから、「……いいよ」とうなずきました。

私は内心、結果はもう分かっていると思っていました。毎晩のコンビニ代を合計すれば、夫のほうがずっと多いはずです。

1年分の家計簿を開いて驚いた結果

それから私たちは、買ったものを一つずつノートに記録するようになりました。

夫からコンビニのレシートを受け取るたび、私は「ほら、今日も増えた」と心の中で思っていました。

もちろん、私も自分の買い物や旅行、外食に使ったお金を書き込んでいます。ただ、旅行や外食は毎日のことではないので、それほど大きな出費だとは考えていませんでした。

そして1年後の夜。

リビングのテーブルに家計簿を並べ、旅行のパンフレットやレストランのレシートも広げました。

「さあ、答え合わせしようか」

私は自信満々で計算を始めました。

ところが、それぞれの支出を合計していくうちに、思わず手が止まりました。

夫のコンビニ代や趣味の買い物よりも、私が旅行や特別な日の外食に使っていたお金のほうが多かったのです。

「……あれ?ちょっと待って」

計算をやり直しても、結果は変わりません。

「私のほうが使ってたの……?」

家計簿を見つめる私の隣で、夫がくすっと笑いました。

「僕は毎日のコーヒーとか趣味のものに使ってるけど、君は旅行や外食に使ってるんだよね」

「……うん」

「使うところが違うだけじゃない?それが全部、無駄遣いってわけでもないと思うよ」

その言葉を聞いて、顔が熱くなりました。

私は毎日の小さな出費ばかりを気にして、自分が一度に使っている金額には目を向けていなかったのです。

「あんなに偉そうに言ってたのに……」

思わず笑ってしまうと、夫もつられて笑い出しました。

それ以来、私たちはお互いが自由に使えるお小遣いを決め、その範囲なら相手の使い道には口を出さないことにしました。

次の旅行の計画を立てる夜、私はコンビニで夫の好きなコーヒーを買って帰りました。

袋の中をのぞいた夫が、にやりと笑います。

「あれ、それは無駄遣いじゃないの?」

私は聞こえないふりをして、自分のコーヒーのふたを開けました。

夫の笑い声を聞きながら、以前の自分を思い出し、また少し恥ずかしくなったのでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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