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タメを作れば、さらに飛ぶ! ガルシア&ハウエルⅢに学ぶ「手首を使ってV字のスイング」

  • 2026.10.26

今どきのデカヘッドは、昔のドライバーよりも直進性が高く、楽に真っすぐ飛ぶようにできている。しかし、それがデメリットになることも! 世界のトッププロたちのオーバーラッピングと手首の使い方を手本にすれば、さらに飛距離アップが可能だ!

今回は、セルヒオ・ガルシアとチャールズ・ハウエルⅢのグリップとスイングを佐藤信人が解説。ポイントは、手首を使ってタメを作り、V字のスイングで飛ばすことです!

※本記事は、ワッグル2020年3月号に掲載された記事です。

セルヒオ・ガルシア|タメを作れば、さらに飛ぶ!

タメを作れば、さらに飛ぶ! ガルシア&ハウエルⅢに学ぶ「手首を使ってV字のスイング」
セルヒオ・ガルシアのドライバースイング

ガルシアもオーソドックスなグリップですね。高齢者はウィークグリップで握っている人が多いですが、ガルシアのようなタメの強いスイングは作りにくくスライスしやすい。右手ウィークに握っておけば、ヘッドが振り遅れてもつかまる感覚が出るでしょう(佐藤)

左手はストロング気味に握っている。ヘッドをできるだけ置き去りにして振り下ろす感じの切り返しで、体が突っ込まず、胸も開かないダウンスイングで大きなタメを作る。タメを一気に解放し、両腕と肩の三角形はキープする。

トップで「レイドオフ」になるのもガルシアの特徴

トップでシャフトが少し目標よりも左を指す「レイドオフ」になるのもガルシアの特徴。クラブが体の近くを通るのでタメを作りやすい。

「普段はオーバーラッピング。こっちのほうが飛距離が少し出るかもしれないけど、グリップの握り方で大事なのは、正しい位置で握ること。グリッププレッシャーも一定にしないといけないね。でも、フィーリングによってはときどき、一体感があってしっかり握れるインターロッキングにすることもあるんだ」(ガルシア)

チャールズ・ハウエルⅢ|手首を使ってV字のスイング

タメを作れば、さらに飛ぶ! ガルシア&ハウエルⅢに学ぶ「手首を使ってV字のスイング」
チャールズ・ハウエルⅢのドライバースイング

オーバーラッピング+右手ウィークですが、リストアクションがかなり入るタイプですね。これが飛びにつながっています。ガルシアのタメのほうが強いですが、彼も負けていません。年齢を重ねて、体が回しにくくなった人は手首を使うと飛ばせますよ(佐藤)

体の近くに腕(手)を通して振り下ろし、ギリギリまで手首をほどかず、タメを作ってリリースするから飛ぶ。手首を少し返すフォローで、飛距離をさらに伸ばす。

ガルシアと同じく「レイドオフ」のトップを作る

ガルシアと同じく「レイドオフ」のトップを作り、タメを作りながら振り下ろす。「僕は、オーバーラッピングのほうが両手の一体感が出しやすいんだ。握りやすいグリップだから、変えようとも思わない。変えることはなかなか簡単にできないからね」(ハウエルⅢ)

いかがでしたか? ガルシアやハウエルⅢのように手首を使ってタメを作れば、体が回しにくくなっても飛距離を伸ばせます。「レイドオフ」のトップからタメを作って振り下ろしてみてくださいね。

セルヒオ・ガルシア
●1980年生まれ、スペイン出身。ツアー屈指のショットメーカー。

チャールズ・ハウエルⅢ
●1979年生まれ、アメリカ出身。細身だが豪快なスイングで飛ばす。

解説・レッスン=佐藤信人
●さとう・のぶひと/1970年生まれ。国内ツアーでメジャー3勝を含む9勝をあげる。国内外のゴルフ中継の解説などで活躍中。

構成・写真=大泉英子
写真(レッスン)=圓岡紀夫
協力=PGMゴルフアカデミー銀座
取材トーナメント=HSBCチャンピオンズ

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