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「もうすぐ来るんだから、待ってよ!」朝市の駐車場で場所取りを続ける女性。だが、誘導係の正論で状況が一変

  • 2026.10.26
「もうすぐ来るんだから、待ってよ!」朝市の駐車場で場所取りを続ける女性。だが、誘導係の正論で状況が一変

満車の駐車場で、やっと見つけた空き

休日の朝、有名だと聞いていた漁港の朝市へ、車で出かけました。

とれたての魚を楽しみにしていたのですが、到着してみると駐車場は満車。

空きを探して何列もゆっくり回りましたが、なかなか停められません。

あきらめかけたころ、奥のほうに空いているスペースを見つけました。

ところが、近づいてみると、その真ん中に女性がひとり立っています。

足もとには手提げバッグを置き、駐車場の入り口のほうを見ていました。

私は車を止め、運転席の窓を開けました。

「すみません。そこに停めたいんですけど、よけてもらえますか?」

すると女性は、こちらを見て両手を広げました。

「とってるの!」

「えっ、場所をとってるってことですか?」

「そうよ。ここはうちが使うんだから!」

まさか人が立って駐車スペースを確保しているとは思わず、驚いてしまいました。

「でも、私もずっと空きを探していて……。停めさせてもらえませんか?」

「私が先にいたのよ。うちの車が来るんだから!」

女性は一歩も動こうとしません。

誘導灯を持った係の人が告げたこと

どうやら、あとから来る車を待っているようです。

そうしている間にも、私の車のうしろには何台も車が並び始めました。

「すみません、うしろもつかえているので…」

「だから、もうすぐ来るんだから、待ってよ!」

困り果てていると、蛍光色のベストを着た年配の男性が、誘導灯を持って歩いてきました。駐車場の誘導係の人です。

係の人は私の車と女性の様子を確認すると、女性に声をかけました。

「お客様、申し訳ありません。人が立って場所を取るのは、危ないんでやめてください」

「でも、私が先にいたのよ!」

「はい。ただ、お車はまだ来ていませんよね?」

女性は不満そうな顔をしています。

係の人は続けました。

「お連れ様のお車は、来られたら空いている場所へご案内しますので、こちらを空けていただけますか」

「……でも、せっかく取ってたのに」

女性はまだ何か言いたそうでしたが、うしろに並んだ車にも目を向けると、広げていた両手を下ろしました。

そして、足もとのバッグを持ち上げ、しぶしぶスペースの端へ移動しました。

係の人が私に向かって誘導灯を振ります。

「お待たせしました。どうぞ、こちらへ」

「ありがとうございます!」

車を降りて係の人にお礼を伝えると、女性は駐車場の端でバッグを抱え、まだ入り口のほうを見ています。

係の人はすでに次の車の誘導に戻っていました。

私も朝市へ向かいながら、駐車スペースは人が先に立っていれば確保できるものではないのだと、改めて感じました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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