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「出産祝いは最低でも3万円は包むのが常識よ」何ももらっていない私たちに言った義母。だが、親戚が義妹に聞いた一言

  • 2026.10.26

「長男夫婦なんだから」と言われ続けて

私たち夫婦が結婚したときも、子どもが生まれたときも、夫の妹である義妹からお祝いをもらったことはありませんでした。

義妹はいつも「今お金がないから」と笑うだけ。事情があるのだろうと思い、私もそれ以上は何も言いませんでした。

そんなことがあって2年後、義妹の結婚が決まりました。

昼すぎに義実家の居間へ呼ばれた私たちに、義母が切り出しました。

「親戚の目もあるんだからね。長男のところが少ないなんて言われたら、私が恥をかくのよ」

「うん、わかってるよ」

夫は笑ってうなずいていました。

私は思わず夫の顔を見ました。私たちが結婚したとき、義妹からは何ももらっていません。

それなのに、義母はそのことには一切触れないのです。

納得できない気持ちはありましたが、結局、私たちは義妹への結婚祝いを用意しました。

そして翌年、義妹に子どもが生まれました。

また義実家の居間に呼ばれ、義母は湯のみを置くなり言いました。

「出産祝いは最低でも3万円は包むのが常識よ」

「あの、お義母さん。うちのときは……」

「もう、昔のことはいいじゃない。長男の嫁なんだから、そのくらい分かるでしょう」

最後まで言わせてもらえず、私は口を閉じました。

帰り道、夫に不満を伝えてみました。

「ねえ、うちのときは何もなかったよね。それなのに、どうして私たちばかり…」

「まあまあ。家族なんだからさ。そんな細かいこと言うなよ」

夫は軽く笑うだけでした。

私だって、お祝いを惜しんでいるわけではありません。

ただ、義母がこちらにばかり当然のように求めてくることが、どうしても引っかかっていたのです。

それでも結局、言われた額を包みました。

親戚の前で、義妹に向けられた質問

それからしばらくして、義実家で親戚の集まりがありました。

座敷の座卓を囲み、私と夫は端の席に座っていました。

義母の隣には夫の叔母がいて、その向かいには赤ちゃんを抱いた義妹がいます。

お茶が配られたころ、義母が得意そうに話し始めました。

「うちの長男夫婦は、ちゃんとしてくれてね。妹のお祝いも、しっかり包んでくれたのよ」

親戚たちがうなずくなか、義母は満足そうな笑顔を浮かべていました。

すると、隣に座っていた叔母が義妹のほうを向きました。

「あら、そういえば。あなたはお兄ちゃんたちに何を贈ったの?結婚したときとか、赤ちゃんが生まれたときとか」

その瞬間、義妹の表情が変わりました。

「えっ……あ、その……」

口を開きかけたものの、言葉が続きません。

叔母は少し不思議そうな顔をして、もう一度尋ねました。

「……あれ?もしかして、何も贈ってないの?」

義妹は何も答えず、腕の中の赤ちゃんに目を落としました。

義母も口を閉じ、湯のみを見つめています。

さっきまでお祝いの話で盛り上がっていた座敷が、急に静かになりました。周りの親戚たちも、気まずそうに顔を見合わせています。

叔母はそれ以上追及しませんでしたが、義母もその後、お祝いの話を持ち出すことはありませんでした。

帰り道、夫はしばらく何も言いませんでした。

やがて、こちらを見てぽつりと言いました。

「……ごめん。お前が言ってたこと、ちゃんと聞けばよかった」

私は少し驚きましたが、小さくうなずきました。

お祝いのお金が戻ってくるわけではありません。それでも、ずっと軽く流されてきた私の気持ちを、ようやく夫にも分かってもらえた気がしました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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