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「お前のほうが稼いでるんだから、お前が出せばいいだろ」家電代を私に任せきりだった夫と離婚。だが、離婚時の夫の要求に返した言葉

  • 2026.10.25

洗濯機を買い替えた夜のリビングで

私は出産の直前まで正社員で働き、夫より収入が多い時期がありました。

家賃はきっちり半分ずつ。ところが、家の大きな買い物となると、いつの間にか私が支払うのが当たり前になっていました。

夫が外食代を出してくれることはありましたが、家事はほとんど私任せ。

冷蔵庫もエアコンも、購入費用を負担したのは私でした。

ある夜、新しい洗濯機の支払いを済ませた私は、領収書を手にリビングへ向かいました。

夫はソファに座り、テレビを見ています。

「ねえ、洗濯機を買い替えたんだけど。少し出してもらえないかな」

夫はテレビから目を離さず、面倒そうに答えました。

「今いいところなんだよ。あとにしてくれない?」

「あとって、いつ?冷蔵庫もエアコンも、私が払ったよね。今回くらい少しは出してほしいんだけど」

すると夫は、ため息をついてこちらを向きました。

「お前のほうが稼いでるんだから、お前が出せばいいだろ」

その言葉に、私は返す言葉を失いました。

家賃は半分ずつなのに、家電は私が買うもの。家事もほとんど私がやっているのに、夫にはそれを気にする様子もありません。

もう、この人とはお金の考え方が合わないのだと感じました。

その夜から、私は家電の領収書とカードの利用明細を封筒にまとめ始めました。

これまで自分が何を負担してきたのか、きちんと整理しておきたかったのです。

そして私は、離婚を決意しました。

ダイニングテーブルに並べた紙

離婚について話し合ったのは、昼間の自宅でした。

ダイニングテーブルで向かい合い、荷物をどうするかという話になったときです。

夫は椅子にもたれながら、当然のように言いました。

「冷蔵庫は置いていけよ。俺も使うんだから」

「えっ、どうして?」

「家にあったもんは家のもんだろ。お前は新しい部屋で買えばいい」

あまりに当然のように言われ、私は思わず夫の顔を見ました。

「ちょっと待って。それ、本気で言ってる?」

夫は鼻で笑い、腕を組んでいます。

私は持ってきた封筒を開け、領収書とカードの利用明細をテーブルに並べました。何を購入し、私がいくら支払ったのか、確認できるようにしていたものです。

「洗濯機、冷蔵庫、テレビ、キャビネット、エアコン。どれも、私が払ったものよ」

夫は並んだ紙に視線を落としました。

「あなた、『お前が出せばいい』って言ったよね。だから私が払ってきたの。それなのに、置いていけって言うの?」

夫は何か言おうと口を開きましたが、すぐに閉じました。

私は夫の顔を見て、続けました。

「今まで私が負担してきたものだから、全部持っていきたいの」

夫はうつむいたまま、何も言い返しませんでした。

結局、話し合いの結果、家電や家具は私が新しい部屋へ持っていくことになりました。

引っ越しの日、作業の人が冷蔵庫の前で振り返りました。

「こちらも運んで大丈夫ですか?」

「はい。お願いします」

リビングの隅にいた夫は、運び出されていく家電を黙って見つめていました。

自分で選び、自分でお金を払った冷蔵庫が運ばれていくのを見送りながら、私はようやく肩の力が抜けた気がしました。

何もなくなっていく部屋をあとにするとき、不思議なくらい気持ちは晴れやかでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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