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「いつまで待たせんだよ、やってられるか!」スーパーのレジでアイスを置き去りにした男性。だが、戻ってきて唖然としたワケ

  • 2026.10.25
「いつまで待たせんだよ、やってられるか!」スーパーのレジでアイスを置き去りにした男性。だが、戻ってきて唖然としたワケ

アイスを抱えた男性のいら立ち

夏の暑い日の夕方、大型スーパーへ買い物に行ったときのことです。

店内は買い物客で混み合い、レジはすべて開いているのに、どの列も通路まで伸びていました。

私も買い物かごを持って、そのうちの一つに並びました。

数人前にいた男性のかごには、箱入りやカップのアイスがぎっしり詰まっていました。

男性は何度も腕時計を確認し、なかなか進まない列にいら立っている様子でした。

「なんだよ、全然進まないじゃん…」

舌打ちをする男性のそばを、列の案内をしていた若い女性店員が通りかかりました。

「お待たせして申し訳ありません。もう少々お待ちください」

すると男性は、すぐに言い返しました。

「もう少々って、さっきからずっと待ってるんだけど!」

店員さんはもう一度頭を下げ、ほかの列の案内へ戻っていきました。

その後も男性は大きなため息を繰り返していました。周囲のお客さんも困ったように視線をそらしています。

私も早く会計を済ませたいと思いながら、順番を待っていました。

ところが、突然大きな音が響いたのです。

バンッ!

男性が、列の横にあるかご置き場に、アイスの入ったかごを叩きつけたのでした。

「いつまで待たせんだよ、やってられるか!」

そう吐き捨てると、男性はそのまま列を離れていきました。

周囲のお客さんは驚いた様子で男性を見送りました。かごには大量のアイスが残されたままです。

戻ってきた男性が言葉を失った理由

男性がいなくなって列が少し進むと、先ほどの女性店員が置き去りにされたかごに気づきました。

店員さんは中身を確認すると、急いでアイス売り場のほうへ運んでいきました。

それからしばらくして、私の会計が近づいたころです。

なんと、先ほど怒って立ち去った男性が戻ってきたのです。

男性はかご置き場を見回すと、近くにいた店員さんに声をかけました。

「あれ?俺のかごは?ここに置いてあっただろ?」

店員さんは落ち着いた声で答えました。

「あちらのアイスでしたら、溶けてしまうので売り場に戻しました」

「は?戻した?いや、俺が買うつもりだったんだけど……」

男性は納得できない様子でしたが、店員さんは丁寧に続けました。

「申し訳ありません。お手数ですが、もう一度お選びいただけますか?」

「いや、だから……」

男性は何か言いかけたものの、そこで口を閉じました。

周囲のお客さんも、そのやり取りを見ていました。

後ろからは、小さな声も聞こえてきました。

「自分で置いていったのにね……」

男性は顔を赤くしたまま、何も言い返さずにアイス売り場へ向かいました。

しばらくすると、再びアイスを選んで戻ってきましたが、今度は長くなった列の最後尾に並び直していました。

さっきまでの大声は、もう聞こえてきません。

「お待たせいたしました。こちらへどうぞ」

レジの店員さんに案内され、私はようやく会計を済ませました。

待ち時間にいら立つ気持ちは分かります。それでも、かごを叩きつけて立ち去ったあと、自分の都合で戻ってきても、元どおりにはならないものです。

最後尾に並び直した男性の姿が、妙に印象に残った出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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