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箱推し、ファンミ、女オタオタ……。勝手に令和の、アイドル界隈用語集

  • 2026.10.27
勝手に令和の、アイドル界隈用語集

用語集制作委員

でか美ちゃん(歌手、タレント)
でかみちゃん/1991年三重県生まれ。作詞・作曲やライブ活動、楽曲提供、コラム執筆などを手がける。大のアイドル好きとしても知られ、ハロプロオタとしても有名。

槙田紗子(振付師)
まきた・さこ/1993年神奈川県生まれ。元PASSPO☆のメンバーで、現在は振付師として、FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」などのバズダンスを手がける。

(注)あくまで個人的な見解による解説のため、すべてのグループ、ファンダムに該当するものではありません、あらかじめご了承ください。

【アクスタ】 あくすた

アクリルスタンドの略。定番のアイドルグッズ。ハロプロ界隈ではかつての呼称で「FSK(フィギュアスタンドキーホルダー)」と呼ぶ。(でか美ちゃん)

【産んだ記憶ある】 うんだきおくある

推しがあまりにかわいくて母性が溢れてしまった時に使われる。昨今のアイドルに対する感情の変化によるものなのではと考察する。疑似恋愛や性愛とは異なる、親心や母性を抱くファンが増えたように感じる。その影響もあって、元はネットミームだったフレーズが近年アイドル界隈のSNSでも目にするように。(槙田紗子)

【大手垢】 おおてあか

X等のSNSでパンチラインを残したりして界隈で有名になったオタクアカウントを指す。もともとはK-POP界隈由来との噂。(でか美ちゃん)

【お気持ち表明】 おきもちひょうめい

主にSNS等でファンが、アイドルや運営に対して個人の意見や見解を述べること。(槙田紗子)

【推し被り】 おしかぶり

推しているメンバーが被っていること。中には「推し被り敵視」をする人もいる。男性アイドル界隈では「同担」「同担拒否」などの言い方をする。ちなみに、女性アイドルは〇〇推し、男性アイドルは〇〇担、K-POPは〇〇ペンと言うことが多い。(でか美ちゃん)

【女オタオタ】 おんなおたおた

女性オタクに付きまとう男性オタクのこと。ナンパ師に近いノリで、ライブ会場やSNSで散見されるので注意が必要。(でか美ちゃん)

【女狂わせ】 おんなくるわせ

女性オタクを夢中にさせる女性アイドルを指す。女狂わせの女性アイドルが個人イベントをやると驚異の女性オタク率となる。ボーイッシュなビジュアルでダンスが得意なメンバーに多く、実は中身が女の子らしかったり天然キャラだったりするギャップに狂わされる。代表的なアイドルにBEYOOOOONDS平井美葉、=LOVE野口衣織が挙げられる。(槙田紗子)

【オンライン特典会】 おんらいんとくてんかい

メンバーがYouTubeなどの配信を通して当選したファンの名前を呼んでくれたりサイン会を行ったりするもの。KAWAII LAB.界隈では「オン特」と呼ばれ、界隈によって呼び名が異なり、オンラインミーグリ(ミート&グリートの略)やヨントンなどがある。ビデオ通話型やサイン会などは企業名で呼ぶ人もいる。例:ウィズラ(WithLIVE)、リミスタ等。(でか美ちゃん)

【ガチ恋/リアコ】 がちこい/りあこ

推しを本気で好きになっているさま。女性アイドルへの恋心を「ガチ恋」、男性アイドルへの恋心を「リアコ」として使われがち。(でか美ちゃん)

【カメコ席】 かめこせき

=LOVEのライブなどに見られる、「カメコ(カメラ小僧の略)」と呼ばれる撮影愛好家向けの特別エリアのこと。ライブ中に撮影可能な楽曲(カメコタイム)があり、自分の推しをかわいく撮影するためにライブに来るオタクが利用する。これまで男性が多かったが、最近は女性のカメコも増えてきた印象。カメコのレベルが上がりすぎて、SNS上に奇跡の一枚が溢れ、メンバーも認知している。(槙田紗子)

【客降り】 きゃくおり

ライブ中にメンバーが客席に降りてきてパフォーマンスしてくれること。ハロプロ界隈では「降臨」と呼ばれる。例:今度のライブ、降臨あるらしいよ(でか美ちゃん)

【供給】 きょうきゅう

アイドル本人や運営からの情報やライブ映像などのコンテンツ提供のこと。例:推しからの供給多くて助かる。(槙田紗子)

【口から音源】 くちからおんげん

ライブの際、CD音源のように歌がうまいこと。ただし、音源よりうまいことも多々ある。(でか美ちゃん)

【ケミ推し】 けみおし

K-POP界隈から派生してきた言葉で、グループ内の特定の組み合わせ(ケミストリー)を好んでいる状態。「カプ厨」(カップリング厨)と呼ばれることも。(でか美ちゃん)

【撮可】 さつか

近年のアイドルのライブで見られる「撮影可能楽曲」のこと。ファンがスマートフォンカメラなどで楽曲パフォーマンス中に動画を撮影し(スチールはNGの場合が多い)、それをSNSに投稿するという文化。ファン目線の動画がバズり、それがきっかけでファンになったというオタクも多数。TikTokでの楽曲再生数を増やすというマーケティング的な狙いもあるのではと考察する。(槙田紗子)

【主現場】 しゅげんば

現場=ライブのこと。色々なアイドルのライブに行くオタクが、自分の本当の居場所を指す時に使う。(槙田紗子)

【〇〇すぎてしんどい】 〇〇すぎてしんどい

推しへの気持ちが高まりすぎて胸が痛くなること。ネットミーム的な用語ではあるが、近年はアイドル界隈でも使われるように。例:(平井)美葉ちゃんのガチ眼鏡姿がメロすぎてしんどい。(槙田紗子)

【生誕祭】 せいたんさい

アイドルの誕生日を祝うイベントで、本人自らプロデュースをすることが多い。大人の事情で誕生日から1ヵ月以上遅れて実施されることもある。グループで行われることが多いが、ハロプロは「バースデーイベント」としてソロでの公演を行う。(でか美ちゃん)

【他界】 たかい

その界隈から抜けること。担降り、オタ卒などとも言われる。(でか美ちゃん)

【他担狩り】 たたんがり

自分のファンではないと思われるオタクに対して、ライブ等であえてファンサをすること。少し前までは「釣り師」とも呼ばれていた。(槙田紗子)

【TIF/@JAM】 てぃふ/あっとじゃむ

国内最大規模のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)』と、アイドル・アニメソングのフェス『@JAM』は、共に10年以上の歴史を経て、アイドルたちの甲子園的なイベントになっている。地下アイドルたちが集まる『裏TIF』と呼ばれるイベントもあるそう。(でか美ちゃん)

【尊い】 とうとい

アイドルに対する特別な感情。推しの存在そのものやグループ内の特定の組み合わせを見た時に発せられることが多い。例:元カントリー・ガールズの小関舞ちゃんと森戸知沙希ちゃんが2人でデビューすることになって尊すぎる。(でか美ちゃん)

【沼】 ぬま

知れば知るほど推しのことを好きになっていってしまうさま。近年はアイドルに関する情報やコンテンツが多く、沼への距離が短くなっている。批評家の佐々木敦の名言「自分は沼にハマったんじゃない。湖を自由に泳いでいる」に感銘を受け、「湖」という用語も流行らせたい。(でか美ちゃん)

【箱推し】 はこおし

特定のメンバーを推すのではなく、グループとして推している時に使う。そのためライブごとに自分の中のMVPが異なったり、特典会に参加するメンバーが替わったりする。特定の誰かを推すことで悲しむメンバーがいるのでは、という優しさから箱推しをしている人もいる。また、「事務所推し」の人もいる。(槙田紗子)

【ファンミ】 ふぁんみ

ファンミーティングの略。主にK-POP界隈で行われる。ライブが軸じゃない、トークやゲームコーナー、抽選会などを行うイベントのこと。同じではないが、日本のアイドルでは「ファンクラブツアー」と呼ばれるイベントがある。(槙田紗子)

【滅】 めつ

「〇〇すぎて死ぬ」と使われていた「死ぬ」という言葉の新しい言い回し。M!LKの最新曲「好きすぎて滅!」から引用。オタク用語としてぜひ定着してほしい。(でか美ちゃん)

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