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【漫画】「へそくり?20万なんて知らないな」旅行に貯めたお金の使い道を隠し、とぼける夫。納戸でついに頭を下げた

  • 2026.10.25
【漫画】「へそくり?20万なんて知らないな」旅行に貯めたお金の使い道を隠し、とぼける夫。納戸でついに頭を下げた

日曜の朝の納戸

旅行に貯めた20万円が、木の小箱から消えていました

日曜の朝、玄関わきの納戸で、棚の上の木の小箱を下ろしました。

5月に予定している結婚10周年の記念旅行に向けて、パートの給料から毎月こつこつ分けてきた20万円が入っています。

旅館は車で30分ほどの場所にあり、事前に現金で支払えることを確認していました。

今日はその代金を持っていく約束の日でした。

小箱には鍵が付いており、その鍵はいつも私の財布に入れています。

ところが、鍵を開けてふたを上げると、中は空っぽでした。

呼んだ夫に20万円が消えたと告げると、夫は箱をのぞくなり肩をすくめました。

「へそくり?20万なんて知らないな。」

「そんな箱の鍵、俺は持ってない。」

夫は、箱の鍵など見たこともないと言いました

この家に住んでいるのは、私たち2人だけです。

ほかに誰が開けられるのかと私が聞いても、夫は首を横に振りました。箱の方は見ずに、私の顔だけを見て、声を大きくします。

「箱の鍵は、見たこともない。」

「開けようがないだろ。」

旅行はやめだと言われ、私は空の小箱を閉じました

「どうせお前が、使って忘れたんだ。」

「人を疑うなら、旅行はやめだ。」

前に夫のお金の使い道を聞いたときは、俺を疑うのかと怒鳴られ、3日も口をきいてもらえませんでした。

鍵を持っているのは、私だけのはずです。私の思い違いなのかもしれない、とまで思えてきました。

私は空の小箱のふたをそっと閉め、鍵を回しました。カチリと音がしました。

旅行はやめだと言われて

顔を出して宿を断れと言われ、私は車の鍵を取りに行きました

「宿には、お前が断れよ。」

「電話で済ますな、顔を出してこい。」

夫は腕を組んだまま、そっぽを向きました。旅館には、今日お金を持って行くと伝えてあります。予約の取り消しは電話でもできるはずですが、夫は直接行って断るように言い張りました。

私は小箱を棚に戻し、車の鍵を取りに、納戸の入口の柱へ向かいました。

夫のキーホルダーの金色の鍵で、小箱のふたが開きました

うちの車の鍵は1本だけで、夫のキーホルダーに付いています。柱のフックからそのキーホルダーを外すと、黒い車の鍵と銀色の家の鍵の間に、見慣れない小さな金色の鍵が下がっていました。

財布に入れている箱の鍵と、同じ大きさ、同じ金色でした。

私は棚の前へ戻り、その金色の鍵を、小箱の鍵穴に差しました。

「それは会社のロッカーの鍵だ!」

鍵を回すと、カチリと音がして、ふたが持ち上がりました。

「あなたの鍵で、開きました。」

夫は空の小箱を両手で抱え、頭を下げました

私は鍵を抜いてキーホルダーを棚に置き、空の小箱を夫の両手にのせました。夫は箱を抱えたまま、頭を下げました。

「車の部品に、使ったんだ。」

小箱を買ったときに付いていた予備鍵を、鏡台の引き出しから持ち出した、と夫は認めました。

前から欲しかった部品を、相談すれば止められると思って、黙って買ったそうです。

旅行の予定は知っていたものの、あのお金が旅行代金だとは知らなかったと言います。

「旅行には、行きます。」

旅館への支払いは、ひとまず私の別の貯金から立て替えることにしました。

使い込まれた20万円は、夫の今後の小遣いと次のボーナスから、少しずつ返してもらいます。

空の小箱を抱えた夫の頭は、下がったままでした。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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