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「ご祝儀は口座に振り込んでおいたから」義母にがっかりした私。後日、届いた通帳の写真に思わず吹き出した理由

  • 2026.10.24

手渡しするものだと思っていた結婚祝い

夫のいとこが結婚することになり、義母から連絡がありました。

私たちの結婚のときにもお祝いをいただいていたので、こちらからもご祝儀を用意することになったのです。

いとこは遠方に住んでいます。それでも私は、親戚のお祝いなら直接会って渡すものだと思っていました。

まだ予定も決まっていないのに、当日の服や手土産のことまで考えていたほどです。

「何を着ていこうかな。手土産もいるよね」

「まだ何も決まってないよ。母さんに聞いてみる」

そう言って、夫は用意したお金を義母に預けました。私は、義母がいとこに会う段取りをしてくれるのだと勝手に期待していました。

ところが数日後の夜、義母から電話がかかってきました。

「ご祝儀は口座に振り込んでおいたから」

「えっ、振り込みですか?」

「そう。遠いし、向こうも忙しいでしょう。もう済んだから安心してね」

電話を切っても、私は少し引っかかっていました。私の実家の親戚は、遠方からでもお祝いの言葉を添えて現金書留で送ってくれる人ばかりだったからです。

「振り込みだけだと、ちょっと味気なくない?」

「うちは昔からそうだよ。母さんも考えてやったんじゃない?」

夫は気にしていない様子でしたが、私はその夜も、気持ちがちゃんと伝わるのだろうかと考えていました。

通帳に印字されていた意外な言葉

しばらくたった休日の昼、いとこから私の携帯電話にお礼のメッセージが届きました。私たちの結婚式で連絡先を交換していた相手です。

「お祝い、ありがとうございました。これ、見てください。うれしくて写真を撮っちゃいました」

添付されていたのは通帳の写真でした。居間にいた夫と一緒に画面をのぞくと、振込依頼人名が印字される欄に、見慣れないカタカナが並んでいます。

「ケツコンオメデトウ」

「えっ、これ…お義母さんが?」

義母は振込依頼人名を、お祝いの言葉に変えていたのです。しかも「ケッコン」の小さい「ッ」が大きな「ツ」になっています。

私は思わず吹き出してしまいました。

「母さん、こういうことするんだよな」

夫も隣で笑っています。すると、いとこからもう一通届きました。

「新婚の通帳の最初のページが、これになりました。一生の記念です」

その言葉を見て、胸が温かくなりました。味気ないと決めつけていた振り込みにも、義母なりのお祝いの気持ちが込められていたのです。

次に親戚のお祝いをする機会があったとき、私は義母に、振込依頼人名の変え方を教えてもらいました。

「短い言葉にするのがコツなのよ。長いと途中で切れちゃうから」

得意そうに胸を張る義母を見て、今度は私も笑ってしまいました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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