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「昨日と同じ時間に来たのに!」お惣菜の半額を要求する男性客。だが、店長にスマホの写真を見せて黙り込んだワケ

  • 2026.10.24

昨日と同じ時間に来た男性客

仕事帰りの夕方、スーパーのレジに並んでいたときのことです。私の前には中年の男性客、後ろには年配の女性客が並んでいました。

男性のかごには、値引きシールが貼られたお惣菜のパックがぎっしり詰まっていました。

若い女性の店員さんが商品をレジに通すと、男性が表示された金額を見て声を上げました。

「あれ?ちょっと待って。これ、半額じゃないの?」

店員さんは商品のシールを確認しました。

「こちらは3割引きになっております」

「えっ、昨日は半額だったよ。昨日と同じ時間に来たのに!」

どうやら男性は、昨日と同じ時間帯に来たため、今日も同じように値引きされていると思い込み、シールをよく確認せずにかごに入れたようでした。

「申し訳ありません。お値引きは日によって変わることがありまして…」

店員さんが説明すると、男性は不満そうにレジ台を手のひらでたたきました。

「昨日は半額だったんだから、今日も半額にしろよ!」

「ですが、本日は3割引きですので…」

「いや、昨日は確かに半額だったんだって!写真だってあるんだよ!」

男性は携帯電話を取り出し、画面を店員さんの顔の前に突きつけました。

どうやら、昨日撮影したお惣菜の写真を証拠として見せているようです。

男性の声が大きくなり、隣のレジに並ぶ人たちまで振り向き始めました。

そのとき、後ろの年配の女性客が私に小声で話しかけてきました。

「あの人、毎日来て、値段をチェックしてるのよ」

私は驚きながらも、目の前のやり取りから目が離せませんでした。

店長が写真を確認すると……

しばらくして、呼ばれた店長がレジの横にやってきました。

男性は待っていたとばかりに携帯電話を差し出します。

「ほら、これ見てよ!昨日は半額だったんだよ。この店は客をだますのか!」

店長は落ち着いた様子で画面をのぞき込みました。

「少し確認させてくださいね」

写真を拡大し、レジ台に置かれたお惣菜のパックと見比べます。

すると店長は、画面の一部分を指さして言いました。

「お客様、こちらの半額シールなんですが……隣に並んでいる別のお惣菜のものですね」

「……え?」

男性は思わず画面を見直しました。

「ほら、パックの形が違いますよね。こちらの商品に半額シールが貼られていたわけではないんです」

「いや、でも……あれ?」

男性は写真を拡大して見直しましたが、それ以上は何も言えなくなってしまいました。

どうやら男性は、昨日見た別のお惣菜の半額シールを、自分が買おうとしていた商品のものだと思い込んでいたようです。

しかも今日は、昨日と同じ時間だから半額のはずだと考え、シールをよく見ずにレジまで持ってきてしまったのでしょう。

男性は顔を赤くすると、気まずそうに財布を取り出しました。

結局、お惣菜は3割引きのまま会計され、男性は商品を袋に押し込むと足早に店を出ていきました。

自動ドアが閉まると、後ろに並んでいた年配の女性がぽつりと言いました。

「写真、よく見てから見せないとね」

私は思わず笑いそうになり、口元を押さえました。

店員さんはほっとした表情で私のかごを受け取りました。

「大変お待たせいたしました」

自信満々に見せた写真が、まさか自分の勘違いを明らかにするとは。

昨日と同じ時間に来たからといって、今日も同じ値段とは限りません。思い込みで店員さんを責める前に、まずは自分でシールを確かめてほしかったと思います。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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