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金沢21世紀美術館とエルメスの共催プログラム「壊れていくもの、継承していくもの」が開催。一般公開のシンポジウムも

  • 2026.10.24
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金沢21世紀美術館では、2026年10月31日(土)から長期休館前最後となる展覧会「今日から明日へ 作品を継承すること」が開始。同館の現在地を見つめ、作品を未来へ継承することの意味を問い直す場となる。

本展では、保存・修復や展示、継承方法の検討を要するコレクションを中心に、工芸、ミクスト・メディア、メディア・アート、インスタレーション、上演を伴う作品などを取り上げ、作品そのものだけでなく、調査、修復、機材更新、再演、記録といったプロセスも展覧会の一部として紹介する。

過去の状態を固定するのではなく、作品が作品であり続けるために、何を受け継ぎ、どのような変化を引き受けるのか。作品を生み出したアーティストとの対話を軸に、美術館スタッフ、研究者、作品設置の専門スタッフ、来場者がそれぞれの知識や経験を持ち寄り、この問いに向き合っていく。

本展開催にともない、同館とエルメスの協働による関連プログラム「壊れていくもの、継承していくもの」も開催。2024年からはじまった金沢21世紀美術館とエルメスの協働をさらに発展させるもので、能登への支援やアートを介した職人の技術と手仕事の継承を背景に、作品やものを未来へ受け継ぐ意義を多角的な視点から見つめ直す取り組みだ。第1部にはキュレーターズツアーとグループワークの2部構成のワークショップ、第2部にはシンポジウムという2つのプログラムを通して、アート、保存修復、ものづくりのこれからを探っていく。

なお、第2部のシンポジウムは、金沢21世紀美術館 シアター21にて一般公開予定。従来の保存修復の枠組みでは捉えきれない作品の修復と継承をめぐり、キュレーター、修復家、アーティスト、インストーラーらが登壇する。

また、同シンポジウムでは、エルメス博物館にあるエルメス3代目 エミール ・エルメスの書斎で、今でも所狭しと並べられているオブジェや絵画、史料などのエミール・エルメス・コレクションについても触れる。これらはエルメスのものづくりにおける精神を伝え、メゾンで働く職人やクリエイターの重要なインスピレーション源となり、エルメスの文化の担い手となってきたもの。さらに、スカーフのものづくりを通じて、エルメスが受け継いできた修復と継承の思想も紹介。最後には登壇者によるラウンドテーブルを行い、美術館とものづくりの未来を考える。

第1部 ワークショップ ※応募締め切り済み
キュレーターズツアー/2026年11月1日(日)・11月8日(日)16:00〜18:00
グループワーク/2026年11月13日(金)17:30〜19:00
講師/田口かおり(修復家、京都大学准教授)

第2部 シンポジウム
日時/2026年11月14日(土)14:00〜16:30(開場13:30) ※途中休憩あり
会場/金沢21世紀美術館 シアター21
料金/無料(予約不要、先着順)
定員
/180名
登壇者/田口かおり(修復家、京都大学准教授)、高橋銑(アーティスト)、有元利彦(インストーラー、HIGURE17-15cas 株式会社代表)、野村大輔(アーティスト)、有賀昌男(エルメスジャポン株式会社取締役会長)、鷲田めるろ(金沢21世紀美術館館長)
モデレーター/角奈緒子(金沢21世紀美術館学芸課長)

会期/2026年10月31日(土)〜2027年4月18日(日)
会場/金沢21世紀美術館 展示室1~6、交流ゾーン
開館時間/10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで、1月2日~3日は17:00まで)
休館日/月曜日(ただし11月23日、1月11日、3月22日は開場)、11月24日、12月29日~1月1日、1月12日、3月23日

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