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ハイジュエリーの輝きが、陶芸によるアートと出合う

  • 2026.10.22

Van Cleef & Arpels × Kimiyo Mishima

ブレスレット「ルド」(YG×エメラルド×クリソプレーズ×サンナン スカルン×ダイヤモンド) ¥15,708,000 <strong>Van Cleef & Arpels</strong> Hearst Owned

1934年に誕生した「ルド」ブレスレットと、1932年に生まれ、2024年に世を去った三島喜美代の作品がここに出合う。ブレスレットのしなやかでリボンのような柔らかさは、エメラルドをセットしたヘキサゴンモチーフが連続することで生み出されたもの。三島の作品は一見新聞紙のようで、英字を焼きつけたセラミック。硬そうなのに柔らかく、柔らかそうなのに硬い、惑わされることすら楽しいイリュージョン。
三島喜美代《バラの瓶》(2023) 印刷したセラミック H21.5×W6×D7㎝

Bvlgari × Yoichi Umetsu

リング(YG×ピンクトルマリン×ルベライト×ダイヤモンド)参考商品 <strong>Bvlgari</strong> Hearst Owned

センターストーンは25.75カラットのピンクトルマリン! 目もくらむようなジェムストーンが、ブルガリのアイコンであるカボションカットのリングをアートピースの域へと昇華させる。対峙するのは、梅津庸一にとって大切な表現方法のひとつである陶芸による作品。時の経過と自然がつくり出したようなフォルム、梅津の絵画作品にも通じる色彩。二つの作品のパワーが静かにぶつかり合う。
梅津庸一《坑道の入り口》(2024) 陶 H11×W14×D7㎝

Tiffany & Co. × Midori Uchida

ネックレス(PT×YG×ブラックオパール×グリーンぺリル×アクアマリン×ブルーグリーントルマリン×ダイヤモンド)¥453,805,000 <strong>Tiffany & Co.</strong> Hearst Owned

ブルーからグリーンのグラデーションを成すジェムストーン、星のような形状のメタルパーツ。5種類の色味が異なるストーンをちりばめたネックレスは、海の世界や星がまたたく銀河を思わせる。豊かな曲線に焼成された淡い青が印象的な陶には、窯の中で起こる偶然と自らの意思による表現の関係を追求してきた打田翠の「心象」が映し出されている。目に見える景色と心の中にある風景が柔らかく溶け合って。
打田 翠《心象》(2025)陶 H44×W24.5×D24.5㎝

Boucheron × Shizuka Okada

イヤリング「リエール ドゥ パリ」(WG×ダイヤモンド)¥55,308,000(予定価格)<strong>Boucheron</strong> Hearst Owned

1858年、パリ。創業者のフレデリック・ブシュロンは石壁に生い茂るアイビーに目を留める。その自由奔放で生きいきとした姿は、ダイヤモンドがきらめくイヤリングとなって今も私たちを魅了する。かたや2本の柱と二つの輪、金色のつぶつぶ。抽象的でありながら生き物のようにも見える岡田理の立体はどこか愛らしく、朗らかにアイビーの葉を迎え入れている。
岡田 理《Off-center》(2024) 施釉陶器と金 H19×W24×D11㎝

Damiani × Jun Kaneko

ピアス「ミモザ」(PG×パライバトルマリン×ダイヤモンド)¥20,350,000 <strong>Damiani</strong> Hearst Owned

サイズやカットの異なるダイヤモンドを用いることで、小花が集まってふわふわと咲くミモザの姿を表現したピアス。一方、金子潤によるオブジェは幾何学モチーフの集合体。柔らかな輝きを放つジュエリーと、鮮やかな色で構成された陶。その色彩も対照的で、正反対のベクトルが不思議と引きつけ合うかのよう。
金子 潤《無題》(2016) 陶 H3.8×W8.9×D2.5㎝

Cartier × Sylvie Auvray

ネックレス「パンテール ドゥ カルティエ」(WG×オニキス×エメラルド×ダイヤモンド)¥122,760,000(参考価格)<strong>Cartier</strong> Hearst Owned

ダイヤモンドで覆われたボディにエメラルドのグリーンの瞳、オニキスの黒い斑点。パンテールのしなやかさを表現するカーヴィーなフォルム。メゾンのクラフトマンシップを余すところなく発揮したネックレスが、シルヴィ・オーヴレのオブジェに絡みつく。これは大きく開けた口で巨大な花を飲み込む四つ足の生き物? 二つの作品の出合いが、見る者に幾通りもの物語を提示してくれる。
シルヴィ・オーヴレ《Untitled》(2022) 陶と木 H29×W12×D13㎝

Realization: KAYORI MORITA Special Thanks: SOKYO GALLERY

From Harper's BAZAAR art no.6

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