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身体を讃え、自由に装うエレガンス。フェンディ2027年春夏コレクションの魅力に迫る

  • 2026.10.23
FENDI

2026年9月23日、ミラノの本社で発表されたフェンディの2027年春夏コレクション。ランウェイには、センシュアルでありながら軽やかで、遊び心に満ちたルックが登場しました。

フェンディが描くのは、もっと自由に、自分らしく身体を楽しむためのエレガンス。ランジェリーを起点に、異なる素材やシルエットを大胆に重ね、現代の女性と男性が持つ強さや脆さ、そして自由な精神を表現しました。

「第二の皮膚」としての服

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マリア・グラツィア・キウリが着目したのは、ファッションの原点ともいえる「身体」。

キウリは、衣服が身体を覆い隠すものではなく、感情に寄り添う「第二の皮膚」として捉えました。自分自身の身体を肯定し、他者との関係性のなかで生まれる感情までも、ファッションに落とし込んでいます。

その出発点となったのが、男女のアンダーウェアです。レースや刺繍、さまざまな色彩を取り入れながら、インナーとアウターの境界を曖昧に。センシュアルなアイテムをあえて見せることで、身体を隠すのではなく、自由に表現するスタイルを提案しました。

ランジェリーを街へ。自由なレイヤードが新鮮

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ランウェイでは、異なる素材や丈、フォルムを自在に組み合わせたレイヤードが目を引きました。

繊細なレースに重厚なベルベット、光沢のある素材にマットな質感、シルクにアニマルプリント。刺繍やインターシャも加わり、対照的な要素がひとつの装いのなかで響き合います。ドレッシングガウンを思わせるリラクシングなアイテムも、素材の重ね方や小物使いによって、洗練されたスタイルへと昇華。

Ernesto Ruscio

さらに、パンクとブルジョワのエッセンスを掛け合わせるなど、異なる価値観を自由にミックス。足元ではジュエルをあしらったシューズが煌めき、装いに華やかなアクセントを添えています。

ラファエラ・カッラから受け継ぐ、自由な精神

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コレクションの背景にあるのは、イタリアンポップカルチャーを象徴する存在、ラファエラ・カッラ。

ステージ上で大胆に身体を動かし、ファッションやパフォーマンスを通して自らの欲望や個性を表現した彼女。その自由でパワフルな姿勢が、今季のコレクションにも息づいています。

会場の演出には、アドリアーノ・チェレンターノやラファエラ・カッラ、ダンサーたちのパフォーマンスから着想を得た要素も。鏡を用いた空間演出によって、見る側と見られる側の境界までも軽やかに揺さぶりました。

「こう着るべき」から自由になる

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今季のフェンディには、ジェンダーや既成概念にとらわれない自由なスタイルがあふれています。

マスキュリンとフェミニン、強さと脆さ、軽やかさと重厚感。相反するものをあえて共存させることで、どちらか一方を選ぶのではなく、その両方を楽しむことを提案しています。

そこにあるのは、服で身体を束縛するのではなく、身体そのものを讃えるというポジティブなメッセージです。

豪華ゲストが集結したフロントロウ

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ショーには、世界各国から豪華なゲストが集結。

フェンディのジャパンブランドアンバサダーを務めるTWICE、MISAMOのMINAをはじめ、ブランドアンバサダーの目黒蓮、Stray Kidsのバンチャンらが来場。さらに、モニカ・ベルッチ、ヤラ・シャヒディ、レイチェル・ゼグラー、メイジー・ウィリアムズ、アイタナ、アイリス・ロウら、世界で活躍するセレブリティがフロントロウを華やかに彩りました。

身体と服、自分と他者。さまざまな境界を軽やかに越えながら、自由に装うことの楽しさを改めて提示したフェンディの2027年春夏コレクション。

マリア・グラツィア・キウリが描くのは、身体を隠すための服ではなく、自分自身をもっと自由に、もっと大胆に楽しむためのファッションです。

※この記事は2026年10月22日時点のものです。

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