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「日本の戦後の安全保障の体制が大きく変わる」? 危機は政治にあるのか、国民にあるのか【#むちぞん】

  • 2026.10.22

世の中の「知らないと損する」話題を、北海道から「ざっくり」深掘りするHBCのWEBトーク番組「むちぞん~無知は損する~」。

情報があふれる現代社会で、「もやもやする話題」や「実は知らないと損する知識」を、その道の第一人者をお招きしてじっくり聞いていこうという企画です。

第2回のゲストは、前衆議院議員の逢坂誠二(おおさか・せいじ)さんをお迎えしました。

「落選した議員って、何をしているの?」「実は政治家が嫌い…うさんくさいから?!」など、選挙の裏側と議員のリアルな本音を、ゼロからたっぷり伺いました。

聞き手は、HBC本間吏成(ほんま・りせい)アナウンサーと、報道部の藤田忠士(ふじた・ただし)記者です。

これまでの記事は連載「むちぞん」に掲載しています。

「国政復帰一本やり」

本間アナ)今後について、逢坂さんご自身についてお聞きしたいのですが、今、同じ中道所属で言いますと、荒井優前衆議院議員の札幌市長選への出馬が取り沙汰されていたりしますが、逢坂さんもローカル政党の結成や知事選・地方選出馬といった考えはあるんですか?

逢坂さん)まったくない。

本間アナ)まったくないですか。

逢坂さん)政治家は、将来どうなるか分からないですよ。でも、「あっちにも気がある、こっちにも気がある、こんなこともやっている」というようなことを言って、有権者の納得を得られるものではない。私は今、自分が目指す国政復帰、それ一本やりでいくということですよ。

本間アナ)自分がやらなきゃいけないことがある?

逢坂さん)そうですね。自分は、そうです。

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藤田記者)国政一本やりだと。では、党を離れる離党という選択肢や、国政の中での新党についてはいかがですか?

逢坂さん)政治家が、自分の立場や将来のあり方について、軽々しく言うべきものではないので。「新党も選択肢ですね」なんていうのは、研究者なら言ってもいいかもしれない。でも私は、そこに身を置く人間だから、その人間がそういう発言をするというのは、よほどの決断を持ったときでなければできない。だから今の段階では、私は今、中道改革連合という立場を大事にしながら、日々の政治活動をしていくということだね。

藤田記者)その一方で、離党の発表が続いていますが、今後やっぱりそういった動きは加速していくのでしょうか?

逢坂さん)私は加速すると思う。やっぱり、中道改革連合として求心力が持てるような今の党の運営になっているかというと、お金のことだけではなくて、いろいろな部分でやっぱり動きが弱い。「何が何でもみんなついてこい」みたいな感じじゃないですよね。

どちらかというと、相手の立場も考えながら、こっちの立場も考えながら、それで中道の代表が立憲民主党に対して「腰が引けている」なんて言い方をしてみたりね。見る立場から見たら「なんか中道さんの方もグラグラしているんじゃないの」と見られる可能性だってあるわけでね。ああいう腰の定まらない発言がだんだん多くなると、遠心力は働きかねないと私は思うな。

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藤田記者)新党を立ち上げたり、そういった人たちの受け皿としてありそうですかね?

逢坂さん)選択肢としてないわけではないとは思うけれど、今それは簡単なことではない。2017年のあのときに立憲民主党を枝野さんが作った、あのような雰囲気では今のところはないだろうな。

あの2017年のときはね、私は「無所属だ」と決めて、それから3日後か4日後に、枝野さんが新党を作るという話になって、選挙は無所属でやりつつも加わったわけですが、その状況とはちょっと違うな。

日本の戦後の安全保障の体制が大きく変わる

藤田記者)高市総理を筆頭に保守化の波が押し寄せる中で、2月の選挙戦は「保守対リベラル」の戦いにも見えました。結果としてリベラルが敗退したようにも見えてしまうのですが…。

逢坂さん)リベラルとは何なのかというところは、なかなか分からないところもあるけれど、今回の選挙を1つの契機にして、日本の戦後の安全保障の体制が大きく変わる方向へ来たことは事実だね。

武器の輸出が、ほぼ全面解禁になったわけですよね。そしてそれ以降、各国に対して武器のセールスも始まったわけですよね。それから次期戦闘機の共同開発についても、場合によっては今回ドイツも入るかもしれないという話になりつつある。縦横無尽に、戦後守ってきた日本の安全保障に対する考え方が大転換していることは確かだね。

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逢坂さん)防衛費を岸田内閣のときから一気に5年間で43兆円というような額を明示した上で進んでいることも事実なので、そういう意味での大転換で、そのことに抗えない状況になったことは確か。

それからもう1つは、保守が勝ったかリベラルが負けたかという議論ではなくて、権力に対する監視機能が弱まってしまったということも事実だね。非常に大きなポイントだと私は思っているな。

危険を煽るつもりはないけれど、兆候としてはよろしくないと私は思うね。そして、そのことに国民があんまり関心を持たないということだよね。だから逆に言うと、こういう「むちぞん」みたいな番組が必要なんだよ。

続きは次回の記事でお伝えします。

むちぞん~無知は損する~

Sitakke

HBCニュースのYoutubeで動画を公開しています。

HBCアナウンサー・本間吏成

稚内市出身。HBCラジオ「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」パーソナリティ、野球実況、HBCテレビ「キタコイ」を担当。Sitakkeでは「むちぞん~無知は損する~」や「アライマ(アラサーの今、話してみた)」に出演。好き勝手に喋るので、リスナーからは「ナルミッツの毒」と言われる。

HBC報道部・藤田忠士

北海道の政治・社会ニュースを中心に取材を担当。

ゲスト:逢坂誠二(前衆議院議員)

1959年北海道ニセコ町生まれ。北海道大学薬学部卒業後、ニセコ町役場に入庁。1994年、35歳でニセコ町長に初当選(当時全国最年少)。2005年衆院選で初当選。内閣総理大臣補佐官などを歴任。

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は収録時(2026年6月)の解説・議論に基づきます。

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