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「同じ金額で返すなんて気が利かない」新築祝いの5万円を責めた義母。だが、親戚の集まりで義兄が返した一言

  • 2026.10.22

同じ額を包んだ私たちに、義母が向けた不満顔

3年ほど前、妻の兄である義兄が家を新築しました。

その少し前に私たちが家を建てた際、義兄から新築祝いとして5万円をいただいていました。

「うちも5万円いただいたし、同じ額にしようか」

そう妻と話し、義兄の新居を訪ねたときに5万円を包んで渡しました。

「ありがとう。こういうのはお互いさまだし、同じで十分だよ」

義兄は照れくさそうに笑って受け取ってくれました。

私たちも、それでお互い気持ちよくお祝いできたと思っていました。

ところが後日、義実家に顔を出した昼のことです。

居間でお茶を飲んでいると、義母が不満そうな顔で話し始めました。

「お兄ちゃんのところ、子どもが3人もいるでしょう。もう少し包んであげてもよかったんじゃない?10万円くらいは渡してほしかったわ」

突然の話に、私は驚いて顔を上げました。

「でも、私たちが家を建てたときも5万円いただいたので、同じ額にしたんです」

すると義母は、納得できない様子で首を振りました。

「お兄ちゃんは長男なのよ。立場が違うでしょう」

そして、ため息交じりに言いました。

「同じ金額で返すなんて気が利かない」

隣にいた妻は、湯のみを持ったまま黙り込んでいました。義兄自身は喜んでくれたのに、なぜ私たちだけが責められるのでしょうか。

帰り道、妻がぽつりとこぼしました。

「同じきょうだいなのに、なんでうちだけ多く出さなきゃいけないの」

私も返す言葉が見つかりませんでした。

親戚の集まりで、義兄が口にした一言

しばらくして、義実家で親戚の集まりがありました。おじやおばたちが料理を囲み、私たち夫婦も座卓の端に座っていました。

義母の隣には義兄がいます。

その席で、義母が親戚たちに聞こえる声で言ったのです。

「この子たちね、お兄ちゃんへの新築祝い、もらったのと同じ5万円しか包まなかったのよ」

急に話を向けられ、妻はうつむきました。私もどう答えるべきか迷っていると、義兄が片手を上げました。

「母さん、もうその話はいいよ。俺は5万円で十分だって、受け取ったときにも言ったんだ」

義母は驚いた顔で義兄を見ました。

「でも、あなたは長男だし…」

「俺たちだって5万円いただいたんだから、同じ額で十分だよ。ちゃんとお祝いしてくれたんだからさ。もう言わないで」

声を荒らげたわけではありません。それでも、義兄がはっきりそう言うと、義母は口を閉じました。

向かいに座っていたおじも「そりゃそうだ」とうなずきました。

義兄は私たちのほうを見て、申し訳なさそうに言いました。

「嫌な思いさせて、ごめんな」

帰り道、妻が少し笑って言いました。

「お兄ちゃん、ちゃんと分かってくれてたんだね」

妻の表情がやわらいだのを見て、私もようやくほっとしました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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