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頑張りすぎない「3品お弁当」と発酵食品愛!2児の母・長屋なぎささんの心地よい食卓

  • 2026.10.22
Hearst Owned

「忙しくても、ヘルシーでいたい」――。連載『What’s in my fridge? 冷蔵庫の中身を教えて!』では、ヘルシーなあの人のリアルな冷蔵庫の中をのぞき見!

今回は、「aluna」ディレクター、ライフスタイルプランナーとして幅広く活躍する長屋なぎささん(40歳)の冷蔵庫の中身をASK!3歳の女の子と7歳の男の子を育てる2児の母でもある長屋さん。忙しい毎日の中でも、心地よく続けられる食生活を大切にしている。出産前、「麹」と出会ったことをきっかけに発酵食品の魅力に惹かれ、現在では自身の麹ブランド「長屋/NAGAYA」を立ち上げるまでに。良質な調味料と発酵の力を借りる「シンプルで良質」な食生活を送る長屋さんの冷蔵庫には、毎日の食事と暮らしを心地よくするヒントがたくさん詰まっていた!(以下、「」内長屋さん)

”セルフ冷凍食品”が忙しい日の救世主

豆腐や納豆、もずくなど毎日食べる定番食材は、取り出しやすいように専用のトレイに立てて収納 Hearst Owned

冷蔵庫内は半透明な保存容器を使って、食材をきれいに並べてストック。豆腐や納豆、もずくなど毎日食べる定番食材は、取り出しやすいように専用のトレイに立てて収納されている。「納豆は『あずま食品』の有機納豆をストック。豆腐は3パック1セットの国産大豆を。続けられることがベストなので、近所のスーパーで手に入るものを購入しています。開けた時にパッと見て何がどこにあるか分かるようにしておくことで、調理の時短や食品ロス防止にもつながっているのかなと」

毎日のお弁当やごはん作りは時間との戦い。そんな時の強力な助っ人が冷凍庫の中のストック。

「添加物を避けているので、市販の冷凍食品は基本的に買わないんです」という長屋さん。「その代わり、お肉やお魚を麹や甘酒に漬けて保存袋に入れて、そのまま冷凍したら焼くだけ・煮るだけ・蒸すだけで一品が完成する『セルフ冷凍食品』をストックしています。ひじきの煮物や切り干し大根などの副菜も、お弁当用はラップで小分けにして、食卓用は保存容器などに入れて冷凍。必要な分だけすぐに取り出せるようにしています」

朝はヨーグルト&冷凍フルーツが定番「でも、大好きなアイスも切らしません」

冷凍ベリーはおやつや、朝ごはんのヨーグルトに Hearst Owned

冷凍庫には、大容量のブルーベリーとミックスベリーが常備されている。「冷凍ベリーはそのまま子どものおやつにしたり、ヨーグルトに混ぜたりして大活躍!手軽に果物を取り入れられるので、我が家の必需品です」

「心を満たすことも、ヘルシーでいるための大切な要素」と話す長屋さんのご褒美おやつ Hearst Owned

そして、ヘルシー志向な長屋さんの冷蔵庫にも、しっかり「ご褒美」のスペースが。ハーゲンダッツのアイスクリーム(バニラチョコレートマカデミア)や、リンツのチョコレート(リンドール)などの甘いお菓子が冷凍庫の一角に。

「食生活に気を配ることは大切ですが、ストイックになりすぎるのも疲れてしまいますよね。もちろん市販のお菓子を食べることもありますし、頑張った日には美味しいアイスやチョコレートを食べてリフレッシュしたり。心を満たすことも、ヘルシーでいるための大切な要素だと思っています」

"質のいい"脂質と調味料で日々の食卓をランクアップ

長屋さんが毎日の食卓で大切にしているのは、「何を足すか」よりも「何を置き換えるか」だという。

冷蔵庫には「ナチューリ」のプラントベーススプレッドや、「ブラウンシュガーファースト」のココナッツ由来のバターなど、植物性バターが並ぶ Hearst Owned

「オリーブオイルやバター、お味噌、お醤油など、毎日使う調味料こそ、できるだけ質のいいものを選ぶようにしています。

みりんは、白扇酒造の『福来純 伝統製法熟成本みりん』、オリーブオイルはバルベーラ ロレンツォ 『有機 エクストラヴァージンオリーブオイル』を愛用しています。

スーパーで商品を選ぶときには、裏側の原材料や食品添加物の表示を見て、食品添加物がなるべく少ないものや、『天然醸造』と書かれた調味料を選ぶことが多いです。昔ながらの製法で時間をかけて発酵させたものは、うま味も豊かだと感じています。」

天然醸造とは、人工的な温度調整を行わず、自然の気候に任せて微生物の働きを生かしながら時間をかけて発酵・熟成させる伝統的な製法のこと。長屋さんは商品を選ぶ際の基準のひとつとして取り入れているという。

頑張りすぎた「お弁当作り」からの解放。シンプル+栄養重視で心も楽に

発酵食品の習慣が、子育て中もシンプルな食生活にたどりつく助けになってくれた Hearst Owned

働きながら2人の子どもを育てる長屋さん。すっきりと美しく整理された冷蔵庫を見せてくれたけれど、実は長男のお弁当作りで、少し苦労したことがあったそう。

「息子が保育園に通い始めて、初めてのお弁当づくりが始まりました。

最初のころは『とにかく栄養をたくさんとってほしい』という思いで、敷き詰めたご飯に、からあげなどお肉のおかず、ひじきの煮物などの副菜を3~4種類と、たくさん詰め込んだお弁当をつくっていたんですけれど、子どもに全然食べきってきてもらえなくて......。

たくさん栄養を取ってほしいと思うあまり、子どもにとって少し食べづらいお弁当にしてしまっていたのかなと気づきました。そこで、おにぎりやおいなりのような『一口でパクパク食べられるごはん』と、”セルフ冷凍食品”からおかずや副菜を一品ずつ入れたシンプルなお弁当に変えてみたんです。そしたら作る私も楽になったし、子どもも完食してきてくれるように」

もともと夫婦二人暮らしの頃から、お肉を塩麹に漬けたり、魚を甘酒に漬けたりと、発酵食品を日常的に取り入れていたという長屋さん。「当時からの発酵食品習慣が、お弁当作りでもシンプルな食生活にたどりつく助けになってくれました」

料理の味も底上げ!行き着いた「自家製麹」と「甘酒」の力

自ら立ち上げた麹ブランド『長屋/NAGAYA』の醤油麹、塩麹、甘酒 Hearst Owned

そんな長屋さんの発酵食品との出会いは今から7〜8年ほど前。

「友人が麹を使っているのを見て、『麹って何だろう?』と興味を持ったのが始まりでした。しょうゆを醤油麹に変えたり、お砂糖の代わりに甘酒を使ったり。調味料だけ変えればいいから何か足す必要がなくて楽だなと思って。お肉やお魚も簡単にやわらかく、なにより美味しくなりますし」

結婚、出産を経てライフスタイルが変化しても、その習慣は変わらなかった。

「麹をはじめ発酵食品というと『難しそう、使いづらそう』とはじめは思われがちですが、漬けるだけで美味しくなるし、栄養も摂れるし、時短で忙しい日々の救世主になってくれたんですよね。自分が忙しくなっても続けられるくらい簡単だからこそ、この良さを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思って、麹ブランド『長屋/NAGAYA』を立ち上げました。」

「冷蔵庫には自家製のお味噌を常備し、麹を日々の食卓に取り入れています。普段のお料理では普通の醤油は使わず、代わりに『醤油麹』を使っています。うま味がグッと増すので、ほかの味付けがいらなくなるんです」

冷蔵庫には自家製味噌を常備する Hearst Owned

「子どもたちの体は私が選ぶもので作られていると思っているので、お料理やおやつ作りには、白いお砂糖の代わりにアガベシロップや甘酒を使っています。甘酒はお料理に自然なコクや甘みを出してくれます」

さらに、毎年夏に大活躍するのが、甘酒のドリンクアレンジだそう。

「甘酒は『飲む点滴』と呼ばれることもあるほど、手軽な栄養補給にぴったり。我が家では、甘酒を炭酸水で割って、夏のジュース代わりに飲んでいます。シュワっと爽やかで飲みやすく、子どもたちも大好き!市販の甘いジュースに頼らずに、暑い季節の水分補給に役立てています」

手軽に取り入れられる発酵の知恵と、自分を少しだけ甘やかす余白。完璧を目指さない長屋さんの冷蔵庫は、家族みんながハッピーになれる優しい工夫にあふれていた。

長屋なぎさ(Nagaya Nagisa)

1986年生まれ、岐阜県出身。「aluna」ディレクター。ライフスタイルプランナー。アパレル会社にてPRなどを経て独立。企業のディレクションや商品企画、ビジュアル監修などを幅広く手がける。2021年には自ら麹甘酒・麹調味料ブランド「長屋/NAGAYA」を設立。2児の母でもあり、洗練されながらも温かみのある心地よいライフスタイルを発信中。

Photo:Cedric Diradourian

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