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秋のまぐろ代は夏より6〜13%少ない 減るのは買う回数

  • 2026.10.21

まぐろに使う額は、9〜11月の3か月が6〜8月より6.1〜13.2%少なく、2018年から2025年のどの年も同じでした(二人以上の世帯・全国)。秋は買う回数が夏の0.85〜0.95倍に減り、1回の購入に払う額(0.96〜1.03倍)より減り方が大きくなっています。12月は11月の1.55〜1.91倍で、8年とも1年で最も多い月です。

二人以上の世帯がまぐろに使った額は、9〜11月の3か月の合計が6〜8月の合計より6.1〜13.2%少なくなりました(全国)。2018年から2025年まで、どの年も秋のほうが少ない結果です。
秋は買う回数が夏の0.85〜0.95倍に減ります。1回の購入に払った額は夏の0.96〜1.03倍で、回数の減り方のほうが大きく出ます。12月は11月の1.55〜1.91倍で、8年とも1年で最も多い月です。
鮮魚16品目で、秋に減って12月に増える形がどの年もそろうのはまぐろ・いか・たこ・さしみ盛合わせの4品目で、さけ・ぶりは8年とも秋に額が増えていました。

9〜11月のまぐろ代 8年とも6〜8月の合計より6.1〜13.2%少ない

二人以上の世帯の1世帯あたりの支出(全国)で、9〜11月と6〜8月をそれぞれ3か月の合計で比べました。
・2018年 6〜8月 1,284円 → 9〜11月 1,131円(11.9%少ない)
・2019年 6〜8月 1,271円 → 9〜11月 1,193円(6.1%少ない)
・2020年 6〜8月 1,370円 → 9〜11月 1,205円(12.0%少ない)
・2021年 6〜8月 1,420円 → 9〜11月 1,232円(13.2%少ない)
・2022年 6〜8月 1,200円 → 9〜11月 1,048円(12.7%少ない)
・2023年 6〜8月 1,279円 → 9〜11月 1,174円(8.2%少ない)
・2024年 6〜8月 1,302円 → 9〜11月 1,187円(8.8%少ない)
・2025年 6〜8月 1,426円 → 9〜11月 1,266円(11.2%少ない)
8月から9月にかけては8年とも額が下がり、9〜11月の合計は3〜5月の合計と比べても8年とも8.3〜17.5%少なくなっています。1〜3月から10〜12月までの続いた3か月の合計で最も少ないのは、8年のうち6年が9〜11月で、2019年・2023年は1〜3月でした。
12月は8年とも1年で最も多い月で、649〜702円と11月の1.55〜1.91倍です。2026年は8月までの値なので、ここでは数えていません。
家計調査の「まぐろ」は鮮魚の品目で、刺身か切り身かを問わず、冷凍も含みます。内容の例には、きわだ・びんなが・めばちのほか、かじき・めかじきが挙がっています。まぐろのあらは「他の鮮魚」、2種類以上のさしみの盛り合わせは「さしみ盛合わせ」、缶詰は「魚介の缶詰」で、ここでのまぐろには入りません。

秋に減るのは買う回数 1回の額は夏の0.96〜1.03倍

二人以上の世帯の全国の値で、まぐろの購入頻度(100世帯で何回買ったか)と、支出を回数で割った1回の購入に払った額を、夏・秋と11月・12月で比べました。
・9〜11月÷6〜8月 回数 0.85〜0.95倍・1回の額 0.96〜1.03倍
・12月÷11月 回数 1.10〜1.30倍・1回の額 1.30〜1.56倍
9〜11月の1回の額は524〜603円、6〜8月は536〜604円で、年ごとの差は0.96〜1.03倍に収まります。8年とも、回数の倍率のほうが1回の額の倍率より小さく、秋に減った分の多くは回数の減少です。
12月は支出が11月の1.55〜1.91倍になり、こちらは回数(1.10〜1.30倍)より1回の額(1.30〜1.56倍)の伸びが大きく、秋とは伸び縮みする要素が逆です。

秋に減り12月に増える形 鮮魚16品目ではまぐろ・いか・たこ・さしみ盛合わせ

二人以上の世帯の全国の支出で、家計調査の鮮魚16品目(まぐろからかにまでの単独の品目14と、さしみ盛合わせ・他の鮮魚)を同じ物差しで並べました。「9〜11月の合計が6〜8月より少ない」と「12月が11月より多い」がどの年にも当てはまったのは、まぐろを含む4品目でした。
・まぐろ 9〜11月÷6〜8月 0.89倍(8年合計)
・いか 9〜11月÷6〜8月 0.82倍(8年合計)
・たこ 9〜11月÷6〜8月 0.72倍(8年合計)
・さしみ盛合わせ 9〜11月÷6〜8月 0.87倍(8年合計)
反対に、かれい・さけ・さんま・ぶり・かに・他の鮮魚は8年とも9〜11月が6〜8月を上回りました(8年合計で1.08〜5.62倍)。このうち、さんま以外の5品目は12月も8年とも11月より多く、夏から秋、秋から12月へと続けて増える形です。
あじ・いわし・かつおは秋が夏より少ないものの、12月が11月を上回った年は8年のうち0〜3年でした。たいは9〜11月が少ない年が7年、えびは6年で、8年ともではありません。さばは9〜11月が多い年が8年中6年(8年合計1.06倍)、12月が11月を上回った年は3年でした。

8年合計で9〜11月が6〜8月を上回る6市 福岡市・高知市など

二人以上の世帯の支出を10地方と52市(都道府県庁所在市と政令指定都市・東京都区部を含む)に分け、2018年から2025年までの額を合計してから9〜11月÷6〜8月を出しました。
10地方はどこも1を下回り、中国地方の0.79倍から沖縄地方の0.96倍まででした。年ごとでは、関東・北陸・東海の3地方が8年とも9〜11月が少なく、沖縄地方は8年のうち4年、九州地方は5年です。
52市で、8年合計の9〜11月が6〜8月を上回ったのは次の市です。
・福岡市 1.14倍
・高知市 1.07倍
・北九州市 1.04倍
・徳島市 1.03倍
・佐賀市 1.02倍
・大津市 1.01倍
年ごとに見ると、9〜11月が6〜8月を上回った年は高知市が8年中7年、福岡市・徳島市・佐賀市が4年、北九州市・大津市が3年で、8年とも上回った市はありません。反対に、相模原市・甲府市・仙台市は8年中5年で上回りましたが、8年合計では下回っています。仙台市は1.00倍ですが、額では9〜11月の11,021円が6〜8月の11,076円をわずかに下回っています(8年合計)。下回り方が大きいのは松江市(0.53倍)と大分市(0.62倍)でした。なお、1年間のまぐろ代の多さでは、統計局が公表している2023年から2025年平均の品目別ランキングで、静岡市が1位、甲府市が2位、東京都区部が3位です。

よくある質問

9〜11月のうち、いちばん少ない月はいつですか

8年のうち6年が11月、2年が10月でした(二人以上の世帯・全国)。
・2018年 9月 376円・10月 397円・11月 358円
・2019年 9月 408円・10月 401円・11月 384円
・2020年 9月 407円・10月 384円・11月 414円
・2021年 9月 409円・10月 422円・11月 401円
・2022年 9月 358円・10月 350円・11月 340円
・2023年 9月 400円・10月 396円・11月 378円
・2024年 9月 396円・10月 404円・11月 387円
・2025年 9月 418円・10月 405円・11月 443円

9〜11月にまぐろを買った世帯は何%ですか

2025年は34.4〜36.0%で、6〜8月の37.3〜39.5%を下回りました(二人以上の世帯・全国)。2018年から2025年まで8年とも、9〜11月のどの月も6〜8月のどの月より、買った世帯の割合が低くなっています。

まとめ 秋の回数は夏の0.85〜0.95倍 1回の額は夏並み

二人以上の世帯のまぐろ代は、9〜11月の合計が6〜8月より6.1〜13.2%少なく、調べた2018年から2025年のどの年も同じでした(全国)。減ったのは買う回数(夏の0.85〜0.95倍)で、1回の購入に払う額は夏の0.96〜1.03倍です。
12月は11月の1.55〜1.91倍で、8年とも1年で最も多い月でした。
鮮魚16品目のうち、秋に減って12月に増える形が8年ともそろったのはまぐろ・いか・たこ・さしみ盛合わせでした。

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