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「母さんに預けておいたんだけど」結婚以来、私に嫌みを言い続けた義母。正月の集まりで義兄が明かしたお祝いの行方

  • 2026.10.21

座卓の向こうで聞いた、義母の嫌み

夫との結婚が決まってしばらくたったころ、二人で義実家へあいさつに行きました。

義母は女手ひとつで息子二人を育ててきた人です。

次男である夫が私との結婚を決めたことを、あまり喜んでいないように感じました。

居間で座卓をはさんで話していると、義母が私に向かって言いました。

「ずいぶん急いで決めたのね」

「はい。二人で話し合って決めました」

そう答えると、義母は薄く笑いました。

「そう。まあ、お祝い金も、上の子の時ほどあげられないかもね」

突然そんなことを言われ、私は返事に困ってしまいました。

隣にいた夫を見ると、気まずそうに視線を落としています。

お祝い金がほしかったわけではありません。

ただ、わざわざ義兄の結婚と比べるような言い方が、胸に引っかかりました。

それからも義母に会うたび、義兄の妻と比べられることが続きました。

私が料理を運んでいると、義母がこんなことを言うのです。

「上の子のお嫁さんはね、言わなくても台所に立ってくれたのよ」

「……そうなんですね」

どう返せばいいのか分からず、私は曖昧に笑うしかありませんでした。

夫も困った顔をするばかりで、義母に何か言ってくれることはありません。

義実家へ行くことが、次第に憂うつになっていきました。

義兄の一言で明らかになったこと

年が明けた正月、義実家に親戚が集まったときのことです。

夜になり、みんなで座卓を囲んで話していました。

すると向かいに座っていた義兄が、ふと思い出したように夫に尋ねました。

「そういえばさ、俺からのお祝い、ちゃんと受け取った?」

夫は不思議そうな顔をしました。

「え?何のお祝い?」

「結婚祝いだよ。母さんに預けておいたんだけど」

「……いや、もらってないよ」

その言葉を聞いた瞬間、私も驚いて夫の顔を見ました。

義兄は一瞬黙り、それから義母に向き直りました。

「母さん、渡してくれてないの?」

義母は湯のみを持ったまま、表情をこわばらせていました。

「あ、あれは……そのうち渡そうと思ってたのよ」

近くにいた親戚たちも会話を止め、こちらを見ています。

義兄から預かっていた結婚祝いを、義母はまだ私たちに渡していなかったのです。

すると、それまで黙っていた夫が口を開きました。

「母さん、どうして?兄さんから俺たちへのお祝いでしょ?」

義母は何か言おうとしましたが、結局うつむいてしまいました。

私も何と言えばいいのか分かりませんでした。

あれほどお祝い金のことを口にしていた義母が、義兄からのお祝いを預かったままにしていたなんて、思ってもいなかったのです。

義兄は私のほうを向き、申し訳なさそうに頭を下げました。

「ごめんね。ちゃんと渡ってると思ってた。次からは直接渡すよ」

「いえ、お義兄さんが謝ることじゃないですから…」

帰りの車の中で、夫がぽつりと言いました。

「今まで、ちゃんと言えなくてごめん」

私はすぐには返事ができませんでした。

これまで義母に何か言われても、夫は黙っているばかりでした。だからこそ、あの場で義母にきちんと問いかけてくれたことが、うれしかったのです。

それ以来、私たちは義実家へ足を運ぶのをやめました。

義母から誘いが来ても、夫が断ってくれています。

義母との関係が解決したわけではありません。それでも、誰かと比べられる言葉を聞かずに過ごせるようになり、今は少し気持ちが楽になりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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