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【原点にして至高】おかずは漬け物だけでいい!料理研究家が辿り着いた「米の甘み」が加速する究極の炊き方

  • 2026.10.20

炊き立てのご飯って、それだけでごちそうですよね!日本のお米をこよなく愛する料理研究家・横山タカ子さんは、夫婦2人で1合のご飯を分け合うことを「なによりのごちそう」と語ります。今回は、そんな横山さんが実践するおいしいお米の炊き方と自家製漬け物をご紹介。お米の甘みがググッと引き立つんですって!


※この記事はJAグループの月刊誌『家の光』2025年11月号特集「大のご飯好き料理家5人に聞く 日本のお米、こう食べるのが好き。」を一部抜粋・再編集して制作しています。

わが家はご飯が主役



元はフォンデュ用の鋳物鍋をご飯釜に使っています。熱源はアルコールランプ。
夫とランプの揺れる火を眺めながら晩酌を楽しんで、箸を置こうかという頃に鍋から湯気が上がります。

ご飯のお供が米の甘みを引き立てる

夫婦2人で分け合う1合のご飯がなによりのごちそう。新米の季節は、お米がおいしく実ってうれしい気持ちになります。ですから、漬け物などささやかなものをお供にご飯を主役にいただきます。
それがお米とお米を作る人へのわたしなりの敬意の表し方でもあるんですね。

日本は稲穂の国。古来、米作りを生業にして、米を主食に命をつないできました。たとえ食の多様化が進んでも、他の国の食生活に変わってはいけないと思うんですね。
このたびの米騒動は、日本の食料のあり方を見つめ直すよい機会になるのではないでしょうか。わたしはこの先もお米を“ありがたいもの“として食べ続けていきます。農家のみなさんにはどうか育て続けていただきたい、そうお願いしたいです。


愛用の土鍋や羽釜

「〆のご飯」の炊き方はこちら



新米も古米も、下記の炊き方でおいしく炊けますよ。

【材料】(米1合分)
米…1合(150g)
水…200ml

【作り方】

1. 米は計量カップで正確に量る(1合、150g)。米をざる(あれば竹ざる)に入れ、水を張ったポウルに浸して引き上げる。これを3回繰り返す。ざるの底をたたいて水をよく切り、鍋(または炊飯釜)に移す。

2. 米1合に対し200mlの水を加え(炊飯器で炊く場合は内釜の目盛りまで)、30分おく。

3. 鍋にふたをして中火にかけ、15分炊く。蒸気が上がったら弱火にし、10分炊く。火を止めて10分蒸らす(炊飯器の場合はふつうに炊く)。炊きあがったらご飯をほぐし、余分な水分をとばす。


「ダイコンのつぼ漬けとシソの実のみそ漬け」の作り方はこちら



【ダイコンのつぼ漬けの材料】(作りやすい分量)
大根…1本(1kg)
塩…大根の重さの2%の量(20g)

[A]
刻み昆布…8g
赤唐辛子(小口切り)…8g
しょうゆ…100ml
みりん…大さじ4

【作り方】
1. 大根は皮付きのまま1cm厚さのいちょう切りにする。2%(20g)の塩をふり、重石をして一晩おく。

2. 水分をよく絞ってざるに広げ、天日に1日干す。

3. [A]を混ぜ合わせて2を漬ける。3日ほどで食べられる。冷蔵室で1年保存できる。

【シソの実のみそ漬けの材料】(作りやすい分量)
シソの実…200g
塩…シソの実の重さの2%の量(4g)

[A]
みそ…400g
砂糖…80g

【作り方】
1.シソの実は洗って2%(4g)の塩をふり、重石をして一晚おく。

2.水分をよく絞り、ガーゼ(さらしでも可)に包む。

3.[A]を混ぜ合わせて2を漬ける。1週間ほどで食べられる。冷蔵室で1年保存できる。


横山タカ子さん

よこやま・たかこ/料理研究家。保存食を中心に長野県の食文化を研究している。『わたしが元気なのはこれを食べているから 76歳、横山タカ子の食の知恵』(家の光協会)など著書多数。

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