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「子ども同士のことでしょ?」2歳の息子が泣き出した遊び場。だが、母親の反論を止めた係員の説明

  • 2026.10.20

ボールプールのそばで泣き出した息子

昼過ぎ、私は2歳の息子を連れて、市が運営する子どもの遊び場へ出かけました。

古い体育館を利用した広い施設で、小さな子ども向けのエリアには、ボールプールや積み木などの遊具が並んでいました。

息子がボールプールで遊んでいると、5歳くらいの男の子が入ってきました。

男の子は楽しそうにボールを投げていましたが、勢いが強く、何度も息子の頭や肩に当たってしまいます。

私は男の子の目の高さまでかがんで、声をかけました。

「ごめんね。小さい子もいるから、もう少し優しく投げてくれる?」

男の子がこくんとうなずいたので、私は息子を連れて、同じエリア内にある積み木コーナーへ移りました。

ところが、息子が積み木で遊び始め、私が少し離れたときのことです。

先ほどの男の子が走ってきて、止まりきれずに息子とぶつかってしまいました。

息子はその場に倒れ、大きな声で泣き出しました。

「大丈夫!?痛かったね…」

私は慌てて息子を抱き起こしました。男の子は驚いたように、その場で立ち尽くしています。

保護者がどこにいるのか辺りを見回すと、少し離れた壁ぎわのベンチに、携帯電話を見ている女性がいました。こちらの騒ぎには気づいていない様子です。

係員が指し示した年齢制限の看板

私は近くにいた女性の係員に事情を伝え、息子を抱いたまま、一緒にベンチへ向かいました。

係員が女性に声をかけます。

「すみません。あちらの男の子のお母さんですか?」

女性は携帯電話を見たまま、小さくため息をつきました。

「そうですけど、何か?」

係員が、男の子が小さな子にぶつかって転ばせてしまったことを説明すると、母親は面倒そうな声で答えました。

「子どものやったことでしょ?」

「お子さんを責めているわけではないんです。ただ…」

「だったら、なんで親を呼ぶんですか。子ども同士のことでしょ?ここは自由に遊ぶ場所なんだから」

母親の声が大きくなり、ボールプールの向こうにいた保護者たちも振り返りました。

すると係員は、ベンチの上の壁に掲示されている看板を指し示しました。

「こちらは3歳までのお子さんのコーナーです。大きいお子さんには、あちらの広場をご利用いただいているんです」

さらに、落ち着いた声で続けました。

「それと、遊んでいる間は保護者の方にそばについていただく決まりなんです」

「えっ…」

母親は初めて顔を上げ、壁の看板を見つめました。

先ほどまでの勢いはなくなり、何か言いかけたものの、言葉が続きません。

周囲の視線にも気づいたのか、母親は携帯電話をかばんにしまうと、男の子のところへ行き、その手を引いて別の広場へ移っていきました。

係員は私の腕の中にいる息子の前にしゃがみ、優しく声をかけてくれました。

「痛かったね。けがはないかな?」

息子は鼻をすすりながら、ようやく泣きやみました。

「ありがとうございました。本当に助かりました」

私は係員に深く頭を下げました。

子どもが夢中になって遊ぶのは当然のことです。それでも、小さな子も安心して過ごせるように、保護者が気を配ることは必要なのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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