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『ゴジラ-0.0』神木隆之介、浜辺美波、長澤まさみらが“聖域・銀座”でレッドカーペット!山崎貴監督「これが本当にやりたかったゴジラ」

  • 2026.10.19

山崎貴監督が手がけるゴジラシリーズ最新作『ゴジラ-0.0』(11月3日公開)のジャパンプレミアが10月19日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央、長澤まさみ、田中泯、吉岡秀隆、山崎監督が出席した。舞台挨拶終了後、一行は廃線となった高速道路「KK線」へ移動。初代「ゴジラ」から幾度となくその爪痕を残されてきた“ゴジラの聖域”・銀座で、ゴジラ映画史上初となる「銀座レッドカーペットアライバル」が開催された。

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2メートルを超えるゴジラ像と共にフォトセッション
2メートルを超えるゴジラ像と共にフォトセッション

山崎監督がメガホンを取ったゴジラ70周年記念作品で、日本製作の実写版ゴジラ30作目となった『ゴジラ-1.0』(23)は、興行収入76.5億円を突破。さらにはアジア初となる第96回アカデミー賞視覚効果賞受賞をはじめ、国内外の映画賞で50以上の最優秀賞を受賞する快挙を達成した。新作ゴジラの舞台は、戦争によって「無(ゼロ)」になった日本を、ゴジラが「負(マイナス)」へと突き落とした前作から2年後。ようやく辿り着いたはずの日常に、希望を完璧に打ち砕く新たな絶望の到達点が襲いかかる。

本作の主人公・敷島浩一を演じる神木隆之介
本作の主人公・敷島浩一を演じる神木隆之介

いよいよ日本でのお披露目を迎え、主人公・敷島浩一を演じる神木は「ついに、日本の皆様に観ていただける日が来た。この日をすごく楽しみにしていました」と感無量の面持ち。ヒロイン・敷島典子を演じる浜辺は「今日は、こんなにもたくさんのゴジラファンの皆様にこの映画を楽しんでいただける。とてもうれしいです」と会場を見渡し、「前作を超えられるようにと、みんなで一致団結して取り組んだ作品」と力を込めた。

監督・脚本・VFXを担った山崎貴
監督・脚本・VFXを担った山崎貴

山崎監督も、「たくさんの方が待っている姿を、ようやく日本でも見られた。本当に幸せです」としみじみ。世界中から注目を集めるなか、最新作に挑んだが、「プレッシャーはなかった」と告白するひと幕もあった。「賞とか意識する映画を作ろうとすると、もしかしたらあったかもしれない。そういうことはなく、とにかくまたこのメンバーで集まれる。このなかでどれだけおもしろい映画を作るかということが、とても大事だった。あまりプレッシャーを感じる暇がなかったという感じです。大変すぎて、必死に作っていたので、プレッシャーとか言っている場合じゃなかった」と素直な胸の内を明かし、「ありがたいことに、世界中でいろいろな方たちが好きになってくださった。期待してくださっている。とはいえ和製ゴジラですから。まずは日本の方たちに好きになってもらうことが大事だと思っています」と語った。

神木隆之介、特製シューズでレッドカーペットを闊歩!
神木隆之介、特製シューズでレッドカーペットを闊歩!

山崎監督の言葉を聞いた神木は、「“世界のタカシ”ですから」とにんまり。山崎監督は「やめろ、その言い方」とすかさずツッコミ、2人の息の合った様子に会場も大笑い。さらに神木は「前作もそうだったんですが、監督が一番ゴジラを愛していて、一番すごいものを撮りたいという、一直線な熱があった。今作の撮影では、前作を上回るほどの熱量があった」と監督の様子を紹介し、「その熱量を見て、キャストもスタッフさんも含め、チーム全体が“この人に喜んでもらいたい、もっとびっくりしてもらいたい”という気持ちになった。相乗効果で、現場もさらに熱量がある状態だった。その熱量が、映像のなかにたくさん詰まっている」と高め合うような撮影現場を回顧。再び「今回は、“世界のタカシ”ということで撮っている。進化しまくっている」と茶目っ気たっぷりな表情を見せ、山崎監督と会場を笑わせていた。

『ゴジラ-0.0』ジャパンプレミア&銀座レッドカーペットアライバルの様子
『ゴジラ-0.0』ジャパンプレミア&銀座レッドカーペットアライバルの様子

前作からの変化について問われた神木は、「前作はゴジラの作品に携われたことが幸せだった反面、ファンの皆様に受け入れていただけるかすごく不安だった。すごく緊張していた」と吐露。「今日も皆様がこうやって来てくださっていて、受け入れていただいているから、来ていただいているのかなと。少し安心しています」とファンに感謝を伝えた。また神木演じる浩一と浜辺演じる典子が、本作では夫婦に。浜辺は「前作からの2年間、2人が家族を営んできた。それを観ていただく方に違和感なく受け入れていただけるように、変化させた」、神木は「家族になり、かなり変化している。典子は典子、浩一は浩一として、どういう時間を共に過ごしてきたのか。それぞれ、そういったことを考えて表現できた」と関係性の変化にも注目だと話した。

長澤まさみ、ゴジラシリーズへの帰還に感激!
長澤まさみ、ゴジラシリーズへの帰還に感激!

本作から新たに加わったのが、長澤だ。長澤のゴジラシリーズ出演は、2004年公開の映画『ゴジラ FINAL WARS』で小美人役を務めて以来、約22年ぶりのこと。長澤は「こうしてゴジラの作品にまた帰ってくることができた。とてもうれしいなと思っています」と笑顔を見せた。演じたのは、気象台から大型災害対策事務局に出向している天才気象予報官、青山真琴。クランクイン前に山崎監督に質問を投げかけたそうで、「新キャラなので、どのような心構えで現場に行ったらいいのかと不安だったんですが、監督が『「ゴジラ-0.0」からのキャラクターだからこそ、異質感があっていい』と言ってくださった」と監督からの言葉が糧となった。「ゴジラって時代を写す、写し鏡のような存在。その時代によってゴジラのオーラや、持つイメージが変わってきているというのが、またすごいところ。山崎監督が作り上げるゴジラは、いま自分たちの生活にも入り込んできそうな、現実味を感じるような、すごく生き生きとしたゴジラ像」と熱っぽく、その魅力を分析していた。

笑顔を弾けさせた長澤まさみ、吉岡秀隆
笑顔を弾けさせた長澤まさみ、吉岡秀隆

鑑賞後の感想に話が及ぶと、それぞれが並々ならぬ興奮を口にした。神木は、試写を観た後に「帰ってから、熱が冷めなくて。監督に電話させてもらった。1時間くらい、話した」と思わず長電話をするほど、魅了されたとのこと。浜辺は「ゴジラシリーズでしか感じないような、映像体験ができた」と惚れ惚れ。

田中美央、「衝撃に備えよ!」名セリフを生披露
田中美央、「衝撃に備えよ!」名セリフを生披露

野田健治役を演じる吉岡は「2日半、ご飯を食べられなくなりました」と受けた衝撃は、相当なものだった様子。「立ち直るのに時間がかかった。喰らいました。浴びさせられた」と続けると、長澤も「喰らった」とうなずき、「衝撃と驚きと、すごいものを観てしまったと思わされた。すぐに立ち上がれない感じでした」と振り返った。秋津靜治役を演じる佐々木も「なかなか立ち上がれなかった」、水島四郎役を演じる山田は「吉岡さんが言っていたことは、間違いではない」、村上寛治役を演じる田中泯は「初号(試写を)観て震えていました。思い直してまた震えている」、堀田辰雄役を演じる田中美央は「だっくだくに泣いた。涙が出るような衝撃。いろいろな喰らい方がある」とその衝撃度を証言した。「皆さんが『喰らった』と言ってくださった」と喜びをにじませた山崎監督は、「いろいろな制約が本当はあるんですが、東宝の方と話して、かなり攻めた描写を許していただいて作った。これが本当にやりたかったゴジラです」と力強くコメント。「皆さんも、喰らって帰っていただきたい」と呼びかけていた。

「皆さんも、喰らって帰っていただきたい」と呼びかけた
「皆さんも、喰らって帰っていただきたい」と呼びかけた

また「KK線」へ移動後、83メートルに及ぶレッドカーペットを歩いた監督、キャスト一同。「こんな大きなイベントは、なかなか経験したことがない。夢のなかにいるような気分」と切り出した神木は、「ゴジラと縁のある、聖地。しかも首都高。こんな特別な場所でできるなんて、めちゃくちゃうれしいです」と大きな笑顔。「いままで以上に踏み込んだ『ゴジラ』を作れた。かなり突っ込んだ内容。衝撃を全身で受け止めてほしい」とアピールした山崎監督は、「無茶苦茶に破壊したはずなのに、こんなによく復興したなと(笑)。この場所でやれることはとても意味があること」と銀座レッドカーペットアライバルの実現に感激しきりだった。

浜辺美波、「どんなイベントよりも、緊張しています」
浜辺美波、「どんなイベントよりも、緊張しています」

浜辺は「ゴジラでしかできないような迫力のあるイベント。いい思い出がすでにできてしまいました」と声を弾ませ、長澤も「こういった場所でイベントをするのは、初めての経験。夢見心地です。夢を見させてくれる映画というのは、すばらしいもの」とニッコリ。同じ事務所の先輩・後輩である浜辺と長澤だが、同じ作品に出演するのは今回が初めてのこと。浜辺が「私はどんなイベントよりも、緊張しています。さっきの舞台挨拶、めちゃくちゃ噛みましたもん」と長澤の隣で照れ笑いを浮かべると、長澤は「幼いころから知っているので、“みぃちゃん”という感じ。すごくうれしいです」と愛情たっぷりに語っていた。

取材・文/成田おり枝

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